1 . 「文は人なり」という言葉があります。文を読むと、それを書いた人の人柄がわかるという意味です。声についても、同じようなことが言えないでしょうか。つまり、「声は人なり」よい声はよい人柄から生まれます。ただし、ここで言うよい声とは、いわゆる玉を転ばすような、きれいな声を言うのではありません。わたしは北原白秋が自作の詩を朗読するのを聞いたことがあります。そして、心の底から感動しました。すばらしい声だと思いました。といっても、北原白秋の声がけっして「きれい」というほどの声ではありません。それどころか、どちらかと言えば、濁声でありました。しかし、その濁声で読む詩に、私は心を打たれました。その濁声がすばらしくて、よい声に聞こえたのです。よい声は、よい人柄から生まれるのだと強く感じました。
だから、よい声を出すには、まず自分の人柄を磨かなければなりません。難しい言葉で言えば、全人的な意味での教養を大切にし、自分を一歩ずつ高めていく努力が必要だとされているのです。と(ア)に、ありのままの自分を素直に表すような努力もしなければなりません。ありのままの自分を素直に表す真実の声を出すには、どうしたらよいでしょうか。
1.「よい声」はどんな声か。A.その人柄が分かる声 | B.よい人柄から生まれる声 |
C.すばらしい濁声 | D.玉を転ばすような、きれいな声 |
A.北原白秋はきれいな声があるから |
B.北原白秋の濁声がよい声になったから |
C.濁声なのに、読む詩によい人柄が分かるから |
D.北原白秋が自作の詩を朗読するから |
A.自分の人柄を磨かなくてはならない。 |
B.多ければ多いほどきれいな声で詩を読む。 |
C.第一はありのままの自分を素直に表すような努力しなければならない。 |
D.自分を一歩ずつ高めていく努力が一番重要だ。 |
A.言え | B.違い | C.変わり | D.同時 |
A.本を読むと、本を書いた人の人柄がいいと分かる。 |
B.「声は人なり」は人の声を聴くと、その人柄がわかる。 |
C.「私」は詩を読む濁声に心を打たれやすい。 |
D.筆者は北原白秋の声はきれいで、よい声に聞こえたと思った。 |
2 . 「これ、つまらないものですが」と言って外国人にお土産を渡した時、「自分のプレぜントに自信がないのか?」とか、「日本の謙遜と言うのか?」とかと思われるだろう。英語でこの「つまらない」という心に相応しい表現がなかなか見当たらない。しかし、「つまらないもの」という言葉の裏側には、謙虚な姿勢を示すためだけでなく、本当は別の理由がある。
日本人は古来から、何か好意を受けたらいつまでも覚えていて、将来報いをしなければならないと考える。だから、日本人は「先日はありがとうございました」というようなお礼の言葉を述べる。以前に何か好意を受けたことを、その次に会った時に必ず話題にするのだ。こういう習慣が発展すると、「何か贈り物をすること=何か見返りを期待すること」と解釈されてしまう恐れが出てくる。そこで、相手にそんな負担をさせないために、「つまらないもの」というのは、実は、「お返しの心配のいらないものだ」という言葉の代わりだったのだ。(ア)、相手に対する思いやり、愛の心から出た言葉なのだ。
他にもいろんな例が見られる。例えば、バスで席を譲ってもらったおばあちゃんは、「ありがとう」と言うよりも「すみません」と言う人が多い。これに対して外国人が不思議がる。
日本人が、外国人が「ありがとう」と言うべきと思う場面で「すみません」と言ってしまったり、価値のあるものなのに「つまらないもの」と表現するのは、こういう愛の心がいつも裏側にあるからだと思う。
1.文中に「別の理由」とあるが、それは何か。A.相手に負担をかけるかどうかと心配している。 |
B.何か贈り物をすることで、将来何か見返りを期待している。 |
C.英語で「つまらない」という心に相応しい表現が見当たらない。 |
D.日本人は古来から何か好意を受けたらいつまでも覚えている習慣がない。 |
A.お土産を渡した時、いつも外国人に謙虚な姿勢を示す。 |
B.受けた恩にいつかお返しをしなければならないと思っている。 |
C.他人から何かをもらった時、将来何か見返りを期待している。 |
D.好意を受けたら、その次に会った時に謝る言葉が必ず話題になる。 |
A.すると | B.しかも | C.だから | D.つまり |
A.席の隣に立っている人に声をかけたかったため |
B.席の隣に立っている人に迷惑をかけてしまったため |
C.席を譲った人に迷惑をかけたと思ったため |
D.席を譲った人に負担をかけて謝罪するため |
A.「つまらないもの」の裏 | B.他人への思いやり |
C.日本人が不思議に思う言葉 | D.日本人の謙虚さ |
3 . 「最近の若者は…」という言葉は古代から言われていたが、インターネット全盛の現代にあっても変わらぬ流行を保っているようだ。私の少年時代に若者批判を浴びたのはテレビゲームだが、今度のやり玉(众矢之的)は「(ア)」とその中毒性があげられている。
子どもたちの学力に注視し続けてきた聡子さんは、「2017年以降、子どもたちの集中力は著しく低下しています。10秒程度で目の前のものに飽きてしまうのは今や当たり前のことのようになってしまっています。物事を表面的にしか捉えられない子どもが増えたし、理解力もかなり落ちている」と言った。その言葉には悲痛なものが含まれている。
また、教育の実態をよく知っている平塚俊樹氏は言った。「4時間も動画を見続けられるのは『集中力があるのでは?』と勘違いしそうになりますが、4時間ずっと何か一つの動画を見続けているわけではなく、15秒程度のショート動画がどんどん目の前で移り変わっていくのを4時間見続けているので、集中力は養われるどころか、失われていっています。」
私も20年ほど中高生の様子を間近で見てきたが、こうした印象を受けたことはない。学力の低下にしても、集中力の低下にしても「もの」が直接的な原因であることはほとんどない。それらはすべて人間が自分の判断で利用しているに過ぎないからだ。大事なのはコントロールをすること、本人が未成熟ならば保護者がそれを代替することが重要であって、「もの」を犯人にすることが根本的な解決にはない。そうしたやり方は進歩や技術を否定し、衰退の道を歩むことにしかならないのではないか。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.テレビ | B.ゲーム | C.インターネット | D.ショート動画 |
A.2017年前より今の子どもたちの集中力は低くなってきた。 |
B.すぐ目の前のものに飽きてしまう子どもが多くなった。 |
C.物事を表面的に捉える子どもが少なくなった。 |
D.今の子どもたちの理解力が落ちている。 |
A.一つの動画を4時間ずっと見続けている。 |
B.4時間の動画をずっと見続けている。 |
C.一つの15秒程度のショート動画をずっと見続けている。 |
D.15秒程度のショート動画を何本も4時間見続けている。 |
A.ショート動画を見続けていること |
B.テレビゲームをやり続けていること |
C.ショート動画で物事に興味を失うこと |
D.ショート動画で集中力が低くなること |
A.若者を批判するのではなく、ショート動画を批判すべきだ。 |
B.ショート動画を責めるというより、やはり本人自覚の問題だ。 |
C.ショート動画のせいで子どもたちの学力や集中力が低下している。 |
D.インターネット全盛の現代では、若者への批判が深刻になってきた。 |
4 . 古文なんてもう使うことはないだろう……そんなふうに思っている人も多いのではないでしょうか。昔日本人が使っていた言葉や文章を勉強することで、今日本で使われている言葉や文章がより深く理解できるものだから、古文は勉強する意味があるのです。
例えば、一つクイズを出しましょう。現代において物事が終わる時に「けりをつける」という言葉を使います。では、この「けり」って一体どういう意味でしょうか?
これは実は、キックという意味の「蹴り」ではないんです。古文の中に助動詞で「けり」という言葉があり、古文の勉強でもよく文章の中には、「~にけり」のように、言葉の終わりに「けり」をつけることで「文の終わり」を示しているものがあります。今でも「けり」=「終わり」という意味で使われているのです。(ア)、古文を勉強すれば、現代の言葉を知ることにもつながるのです。
本来は今を生きる私たちの糧になるのが古文なのに、それを誰も伝えられないまま古文を勉強している人があまりにも多い。これは本当に悲しいことだと思います。この記事が、みなさんが「古文」という科目を捉え直すきっかけになってもらえれば幸いです。
1.文中に「そんなふうに思っている人」とあるが、それはどんな人か。A.古文を使わない人 |
B.古文を使いたい人 |
C.古文の勉強は重要だと思っている人 |
D.古文は勉強する必要がないと思っている人 |
A.キックする | B.何かを蹴る | C.結論を出す | D.効率を高める |
A.これから | B.このように | C.それなのに | D.そのうえに |
A.誰も古文の意味が分からなくて、伝えられないこと |
B.誰も古文を勉強したくなくて、伝えられないこと |
C.古文の重要性が分かっているのに、伝えられないこと |
D.古文を勉強しているのに、誰もその重要性を伝えられないこと |
A.今の日本語をできるだけ深く理解すべきだ。 |
B.糧である古文の重要性を再認識すべきだ。 |
C.今の日本語を勉強すれば、古文を知ることにつながる。 |
D.糧である古文を勉強している人が多いのは本当に悲しいことだ。 |
5 . 「待機登録する方は左に立ってください。通知を受けた方は右に一列 1 」
今年の3月31日午前 11 時20分、ソウル市松坡区にあるベーグルカフェの前に、「待機のための待機列」が 2 。売り場前のタブレット(平板)に携帯電話番号を入力すると、自分の番が来た時にモバイル通知が 3 というのだ。
人気カフェや食堂に「待機」と登録し、待機時間を有効に 4 ことが若者文化として定着している。これは「第一のスケジュール」の前という意味で「0次文化」「0次空間」と 5 」
ソウル市中浪区に住むソンさん(30)らの 6 は、ベーグルカフェに待機登録をした後、3時間にわたり「n次会」を楽しんだ。ソン氏は「待機の間、即席トッポッキを食べてショッピングし、アイスクリームを食べてカフェで 7 、ベーグルカフェの入店時間になった」と話している。
松坡区民のファン氏も「売り場の前に立って待つのではなく、待機登録をした後、歩き回ることができるのが 8 良い。待機中、カフェの隣のポップアップストア(快闪店)に行き、石村湖に桜を見に行きたい」と話した。
0次文化 9 、檀国大心理学科のイム教授は「最近の若い世代は、社会.経済的に難しいので、今の楽しいことに 10 とする特性がある。生活が大変だからといって、無力になるのではなく、合理的選択を考えながら楽しむ、今に集中する態度が反映された現象だ」と分析している。
1.A.お並べなさい | B.お並びなさい | C.お並べください | D.お並びください |
A.見る | B.見た | C.見られる | D.見られた |
A.流れてくる | B.流れてきた | C.流れていく | D.流れていった |
A.待たす | B.持たす | C.費やす | D.過ごす |
A.言われている | B.思われている | C.考えられている | D.伝えられている |
A.チーム | B.クラス | C.グループ | D.パーティー |
A.待っていれば | B.待っていたら | C.待っていたので | D.待っているなら |
A.一方で | B.つまり | C.もっと | D.むしろ |
A.として | B.によると | C.において | D.について |
A.集中しよう | B.集中しそう | C.集中しない | D.集中したい |
6 . 名古屋大学と旭化成のグループが半導体の基本構造である「pn接合」の作製に成功した。
現在広く使われている半導体の主材料はシリコン(硅胶)だ。各国では従来品より壊れにくく、宇宙や車載などの過酷な環境下でも使える頑丈な次世代のパワー半導体の開発に鎬を削っている。この半導体には主にダイヤモンド(钻石)や酸化ガリウムが使われ、窒化アルミニウムはそれらを超える特性を持つ可能性がある。(ア)、デバイス(器件)作製時に必要な不純物をドーピング(添加)しても室温で導電性能が得られない点が大きな課題だった。
名古屋大学と旭化成のグループはこの「不純物ドーピング」以外の方法で導電性能を得られる開発手法に取り組んでいた。半導体の基板に用いる窒化アルミニウム上にpn接合ダイオード(二极体)の半導体デバイスを作製し、不純物を添加した半導体と同様の導電性能で動作させることに初めて成功した。
その半導体の特性を調べると、従来のシリコンカーバイドや窒化ガリウムに比べて高電圧に対して約2倍の耐圧性を示した。このような半導体が実用化すれば、電力変換の損失が少なくなり、現在流通している製品より大幅に省エネルギーが実現できる。その結果、6G以降の次世代通信技術に応用する道も開けるだろう。
1.文中に「鎬を削っている」とあるが、どういう意味か。A.競っている | B.頑張っている | C.良くなっている | D.新しくなっている |
A.すると | B.さらに | C.ですから | D.ところが |
A.酸化ガリウムを使った半導体 |
B.窒化ガリウムを使った半導体 |
C.窒化アルミニウムを使った半導体 |
D.シリコンカーバイドを使った半導体 |
A.電圧によわい | B.6Gにつかえる |
C.宇宙でつかえる | D.電気を節約できる |
A.新しい導電技術 | B.新しい通信技術 |
C.新しい半導体の合成 | D.新しい電気変換技術 |
7 . 私の住む町には「花山池緑地」という場所がある。町には 1 (多い)の家が建ち、木々も減っているのだが、ここにだけは昔のままの緑がたくさん 2 (残す)ている。この辺りは、昔からきれいな水が地下から出てくるところで、今でも、珍しい草木や生き物が数多く見られる。
以前、ある建設会社がこの辺り 3 大きなマンションを建てる計画を発表した。花山池の自然を守ろうという動きが始まったのは、そのときだった。町に住む人たちが、この場所の価値をわかってもらおうとする活動を始めたのである。それが大きな反対運動になり、役所はこの場所に「花山池緑地」 4 名前をつけて、マンションの建設などが制限される場所に指定した。
町の人たちは、今も「花山池緑地を守る会」のメンバーとして、役所と協力しながら、この場所の自然を 5 (守)る活動を続けている。
「守る会」の人たちは、月に数回、 6 (伸びる)すぎた木の枝を切ったり、雑草や外来種の草木を取ったりしている。何も世話を 7 (する)ずにそのままにしておくと、外来種の草木が 8 (ふ)えたり、日光が当たりにくくなったりして、昔からあった珍しい草木がなくなってしまう可能性が高い。環境が変化すると、そこで生きる生き物の種類も変わってじまう。
今、この場所は普段は 9 (自由)入れないようになっているが、1年に数回行われる自然観察会の時には、大勢の人が緑地の中 10 歩いて、珍しい草木や生き物を観察することができる。「花山池緑地」の自然は、このようにして町の人の努力によって守られているのである。
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8 . 他人に注意するのが好きな人がいる。切符売り場などで、人々が列を作って並んでいるのに、割り込む人に、「みんな、順番で待っているのよ」などと注意する。内心、何か言いたい、と思っていた他の人々は、「代わりに言ってくれてよかった」と、ほっとする。注意されたほうは、文句を言いながらも、列の後ろに並ぶ。
必ずしも自分の得にならない、むしろ損になるかもしれないのに、他人の利益のために敢えてする、というのが利他行動である。たとえば、自分が狩った獲物を他人にも分け与えるという行動もそうだ。
なぜ、注意することが利他行動になるのだろうか。注意された相手は、その後、ルールを守ってきちんとした行動を取るようになるかもしれない。そうなれば、結果、その人と接する人々は、得をすることになる。自らは何の行動も取っていないのだから、「ゼロのコスト」で、そのような利益を得たことになる。注意をする人も、そのことで得することもあるかもしれない。
一方で、行動することにはエネルギーが必要であり、喧嘩になったり、不快な思いをしたりするリスクもある。自らがそのような不利益を被りつつ、他者には無償の利益を与えるという意味で、「注意すること」は利他行動なのである。
1.文中に「ほっとする」とあるが、誰なのか。A.順番で待っている人 | B.割り込む人 | C.切符売り場の人 | D.筆者 |
A.必ず自分の得になれる。 |
B.時には、他人の利益は損になるかもしれない。 |
C.自分は文句を言われたりすることがあるかもしれない。 |
D.他人だけでなく、自分も損になるかもしれない。 |
A.注意された相手と喧嘩になるかもしれないが、結果は順番で待っている人々は得になるから |
B.注意された相手は文句を言わずにルール通りに列の後ろに並ぶから |
C.注意をする人も何の行動も取っていないが、得することもあるかもしれないから |
D.注意された相手は喧嘩になったり、不快な思いをしたりするリスクがあるから |
A.知らない人に道を教えていただく |
B.電車で障害のある人に席を譲ってあげる |
C.他人の買ったケーキを食べてしまう |
D.お金を貯めて、行きたい国へ留学に行ける |
A.切符売り場で、列に、割り込む人を注意すべきです。 |
B.自分の得にならないかもしれないが、利他的に行動したほうがいいです。 |
C.注意された時、不快な思いにならないように行動したほうがいいです。 |
D.注意することは利他行動です。 |
9 . 湯島神社は、東京都文京区に位置する神社です。この神社は、文学・芸術・教育1( )神様として知られており、多くの学生や学者が参拝に来ています。
湯島神社の境内は静かで、緑が豊かです。境内には、桜や梅の木が多く2( )おり、春になると美しい花見が楽しめます。また、神社の正面には、唐破風の造りの鳥居があり、それを通り抜ける3( )、本殿が見えます。本殿は、江戸時代の建築で、文化の財4( )。
この神社には、5( )の祭事が行われています。特に、毎年 1 月 4 日には、書道の神様を祀っている「書初めの祭り」があり、書道の初練りをする6( )多くの人が参拝して7( )。また、11 月 23 日には、文化の日に「文化祭」があり、芸術・文学・教育などのイベントが行われています。
私は、湯島神社を訪れる8( )、心が静まり、気分が良くなります。文学や芸術を学ぶ学生や、学者のためのご利益を願うだけでなく、自分自身の心の平和や、創造力の向上を祈る場所でもあります。9( )も、多くの人がこの神社を訪れ、心に訴えかけることで、より豊かな心を持ち続けられます10( )願っています。
1.( )A.に限って | B.に向けて | C.に伴って | D.に関する |
A.植えされて | B.植えさせて | C.植えられて | D.植えないで |
A.みたいで | B.なら | C.そうで | D.と |
A.とされています | B.ようになっています | C.ことにしています | D.としています |
A.いくつか | B.どこか | C.いくらか | D.いつか |
A.うえに | B.とおりに | C.ぶりに | D.ために |
A.いきます | B.あげます | C.やります | D.きます |
A.かわりに | B.とともに | C.おきに | D.たびに |
A.からこそ | B.それから | C.までもない | D.これから |
A.おかげで | B.とはいえ | C.がちで | D.ように |
夏樹です。体調がよくないと聞きましたが、その後どうですか。今週末のパーティーについて、確認してください。
まず、開始時刻についてです。田村さんは、「パーティーの開始は9時から」と言っていましたが、山野さんによると、「7時から」とのことでした。たぶん田村さんは「19時」を「9時」と関違えたのでしょう。お手数ですが(麻烦你)、田村さんに7時からだと教えてあげてください。
二つ目に、パーティーに出すチョコレートケーキですが、チーズケーキに変更したいと思います。理由としては、チョコレートケーキに入っている洋酒が、お酒の飲めない人には強すぎると思われるからです。もし、誰かが(ア)が悪くなったら大変なので、安全なチーズケーキにしましょう。木曜日までにケーキ屋さんに変更の連絡をお願いします。
もし春川さんが、まだ体調がよくないということであれば、私がかわりにケーキ屋さんに連絡しますので、遠慮せず言ってくださいね。
最後に、これはぜひ春川さんにお願いしたいことなのですが、先月、アメリカから来た留学生のメアリーさんにも声をかけてくれませんか。メアリーさんと一番仲がいいのは春川さんなので、春川さんが誘ってくれたら、きっとメアリーさんも来てくれると思うのです。
いろいろお願いしてすみませんが、よろしくお願いします。
夏樹より
1.「チーズケーキに変更したいと思います」とあるが、その理由は何か。A.田村さんが間違えたから |
B.お酒に弱い人がいるかもしれないから |
C.お酒の飲めない人が嫌いから |
D.チョコレートケーキにチーズが入っていないから |
A.具合 | B.都合 | C.心 | D.気 |
A.夏樹さんは都合が悪かったら、春川さんは連絡する |
B.夏樹さんは別のケーキ屋さんに連絡する |
C.春川さんは別のケーキ屋さんに連絡する |
D.春川さんは都合が悪かったら、夏樹さんは連絡する |
A.田村さんにもう一度開始時刻を教えることを願っている |
B.木曜日までにケーキ屋さんに変更の連絡を願っている |
C.チョコレートケーキに洋酒を入れないことを願っている |
D.留学生のメアリーさんを誘うことを願っている |
A.チョコレートケーキを買うかどうかまだわからない。 |
B.春川さんへのお見舞いのために、この手紙を書いた。 |
C.田村さんによると、「7時から」とのことでした。 |
D.留学生のメアリーさんと仲良いのは春川さんだ。 |