1 . 14日(土曜日)から15日(日曜日)にかけてたくさん雪が降りました。翌日の16日(月曜日)、地域の方から次の1.( )電話をいただきました。
昨日(15日)、家の周辺の除雪をしていたら、3年生のN君がスコップ(铁锹)を持って2.( )「除雪を手伝いましょうか?」と声をかけて3.( )ました。聞くと、我が家に来る前に、近くの80歳代のおばあちゃんのところの除雪を終えてきたという4.( )でした。我が家は自分達夫婦でできるので、「隣の90歳代のおばあさんのところへ行ってあげて」とお願い5.( )、快く行って(欣然前往)くれ、そのおばあさんも大変喜んでおられました。あいさつも気持ちがよく、家庭は6.( )、日ごろの学校での指もいいのだろうと思い、連絡をさせていただきました。先生方によろしく7.( )という内容です。
雪が降ると子供は大喜びですが、高齢者にとっては除雪作業が8.( )です。そんな中で、自ら進んで地域の高齢者のため、人のために働けるのは本当に素晴らしいなと思います。「今だけ、金だけ、自分だけ」の人が多いと言われる中にあって、こういう生徒が本校にいることを9.( )に思います。小さなことでも人の役に10.( )、周りが喜んでくれたりすることが普通にできる生徒をどんどん増やしていきたいと改めて思いました。
1.( )A.ような | B.そうな | C.みたい | D.らしい |
A.みて | B.きて | C.あって | D.いって |
A.やり | B.あげ | C.くれ | D.もらい |
A.の | B.はず | C.もの | D.こと |
A.したら | B.するなら | C.すれば | D.しては |
A.しばらく | B.まもなく | C.もちろん | D.ほとんど |
A.お話しください | B.お伝えください |
C.お教えください | D.申し上げてください |
A.大変 | B.楽 | C.簡単 | D.丈夫 |
A.互い | B.誇り | C.気持ち | D.面倒 |
A.作ったり | B.作りながら | C.立ちながら | D.立ったり |
2 . なぜ義実家(公公婆婆家/岳父岳母家)への帰省は辛いのか。一つは、帰省の非日常性が挙げられる。慣れ親しんだ自分の家とは異なるので、まったく落ち着かない。それに義父母やその他の親族を含めると大勢が集まるから、中にはそりが合わない人がいたり、不用意な発言で場を凍らせたりする人がいる可能性が高い。こうしたコントロールが効かない状況で、ストレスにさらされやすくなっている
もう一つは、こちらのほうがより強いストレスがかかるが、配偶者の理解不足だ。特に夫は実家に帰ると息子モードのスイッチを入れて、存分に休みを満喫しようとする。妻のほうも夫なしで実家に帰ったときに、夫の愚痴をこぼしていたりする。夫以外の3人で夫婦の内情が共有されている中に放り込まれる夫も相当なプレッシャーだろう。稼ぎや家事・育児に対ずる妻の不満を義父母から伝えられる人もいるようだ。
他にもさまざまな要因がある。(ア)、娘や息子が大きくなると「地元の友達と遊びたいから行かない」と実家に帰省しなくなったりする。「OOちゃんは帰ってこないのね」と義父母から言われるし、孫に向いていた注意が、自分に向くことも考えられる。
このように帰省は、構造的にストレスが溜まりやすい環境であることをまずは理解することが大切だ。解策の方向性としては、環境的要因はコントロールできないので、配偶者の理解を深めることが効果興だ。
1.文中に「そりが合わない」とあるが、それはどういう意味か。A.落ち着かない。 | B.気が合わない。 | C.付き合わない。 | D.知らない。 |
A.義父母 | B.親族 | C.妻 | D.子ども |
A.休みを満喫しようとすること |
B.夫の愚痴をこぼすこと |
C.妻の不満を伝えること |
D.帰りたくないこと |
A.例えば | B.それから | C.ところで | D.それとも |
A.環境的要因をコントロールする。 |
B.一人で帰省する。 |
C.子どもをつれて帰省する。 |
D.配偶者の理解を深める。 |
3 . 大規模な火山噴火によって引き起こされた気候変動が、最終的に恐竜絶滅につながる環境を作り出した可能性があるとの研究論文が発表された。
研究を行ったカナダ・マギル大学などの国際チームは、冷える溶岩の中で形成される鉱物の内部に閉じ込められた(封闭)微量の元素を調べることで、火山性の硫黄とフッ素の当時の放出量を再現することに成功した。地球への小惑星衝突が起こる前に、硫黄の放出による世界規模の気温低下が引き起こされていた可能性があることを明らかにした。
恐竜の絶滅より前の時代に、何十年も続いた可能性のある火山の冬が繰り返し起きたことで、気候条件が不安定になっていたことが、今回の研究により、ほぼ確実に示された。この気候の不安定化が、すべての種類の動植物にとって生存が困難な状況を生じさせ、恐竜絶滅の条件を整えた(达成)と考えられる。
2021年に発表された研究では、デカントラップ(玄武岩)から、暴走温室効果を引き起こすのに十分な量の二酸化炭素が放出された可能性があることが明らかになっている。このシナリオ(剧本)では、火山の冬に続いて地球温暖化が進行し、環境ストレスを増大させた。小惑星の衝突は、恐竜にとってまさに最後の一撃となった。
1.文中の「火山噴火によって」の「によって」と同じ使い方はどれか。A.天気予報によって、明日は晴れるそうだ。 |
B.この建物は有名な建築家によって設計された。 |
C.彼の不注意によって、会議の資料が無くなった。 |
D.ネットによって情報が簡単に手に入るようになった。 |
A.溶岩の中に鉱物があること |
B.硫黄の放出で気温が下がること |
C.大規模な火山噴火で気候変動すること |
D.大規模な火山噴火で恐竜が絶滅すること |
A.小惑星が地球に衝突したため |
B.二酸化炭素が放出されたため |
C.火山の冬が繰り返して起きたため |
D.すべての植動物がなくなってしまったため |
A.環境の響素が控えられないこと |
B.運転者のいない車両が走り出すこと |
C.常軌や規則を無視して乱暴に走ること |
D.状況を考えずに勝手に事を進めること |
A.微量元素の放出 |
B.世界規模の気温上昇 |
C.動植物の生存が困難になった |
D.小惑星の衝突と気候条件の不安定 |
4 . 暗いところを歩いていると、なんとなく不安な気持ちがするものである。辺りの様子が分からないと、自分勝手に想像したり、思い込んだりして、①本当のように思われる。
われわれの日常生活でも、もしまったく周囲の出来事を知ることができなかったら、どんなに不安なことであろう。だから、人間は自分の周囲に起こる出来事を知りたがるものである。ニュースを少しでも早く知りたがっているのである。
「言葉」の発達も、それが元になっていると言えよう。言葉ほどニュースを伝達するのに便利であり、正確であるものはほかにないからである。しかし、昔たとえ言葉があっても、ニュースを伝える範囲はたいへん狭かった。
その後、文字ができて、②これを用いるようになってからは、ニュースの伝達範囲は広められてきた。けれども、板や紙に書いたのでは、それを人々に示すことも、1 枚ずつ配ることも易しくはない。その伝達範囲もやはり限られたものである。
ところが、印刷技術が発明され、通信が発達してくると、ニュースの伝達範囲は広まった。
これが③ の発生となり、今日のように重要な報道機関となった。これに続いて、ラジオの出現となり、テレビの製作となった。今後、これらのものが科学の発達とともに、どんなに発達するか、もちろん想像することではない。
1.①「本当のように思われる」とあるが、何が本当のように思われるか。A.なんとなく不安な気持ち | B.暗い辺りの様子 |
C.自分勝手に想像したこと | D.周囲の出来事 |
A.文字 | B.言葉 | C.通信 | D.印刷術 |
A.報道機関 | B.新聞 | C.印刷術 | D.通信 |
A.科学の発達とともに、先進的な通信手段が言葉に代わってニュースを伝達する重要な手段になった。 | B.文字ができてから、人間はニュースを伝達することができるようになった。 |
C.文字を伝達する手段として、最も便利で正確なのは言葉である。 | D.印刷術が発明される前に、人間は話したことを書くことができていなかった。 |
A.新聞の発達 | B.言葉の働き |
C.伝達の範囲 | D.ニュースの伝達 |
5 . 初めて人前で話をした時のことである。200人もの聴衆(ちょうしゅう)を相手に演説するということが、どんなに恐ろしいものか、壇上(讲台上)に立って初めて分かった。
テーブルの上には原稿を広げていたし、それを見ながらしゃべり出していた。
しかし、まるで雲に向かって話をしているような感じだった。わたしの話を理解してくれる人が得られるのだろうか。
(ア)、話しているうちに、ふと(忽然)気づいた。会場のあちこちに、柔らかく光るものがあったのだ。その「光」は人の目であった。
とたんに(瞬间)不安感は消えた。この「まなざし(目光)」を相手に、素直に(坦率地)話し続ければいいのだと思った。自分の声に自信が出るのを感じた。話をなんとか予定の時間どおりにすることができた。そして大きな拍手までいただいた。
初めて力を与えてくれた何人かの「まなざし」は、相手を知ろう、理解しようという心の現われだったに違いない。その心によってわたしは守られた。飾りを捨てて、ありのまま自分を見せながら語ることができた。それで初めて聴衆の多くと心を通い合わせるチャンスを得たのだ。
人は自分を分かってくれようとしている相手に対して、心を開くものだ。だから、相手に分かってもらいたければ、まず相手を分かろうとするところから出発すべきだろう。
30分間の壇上の体験で、わたしは大切なことを学んだ。それ以来、どんな人にも「あなたを理解したい」という心を、できるだけ「まなざし」に表すことにしている。
1.大勢の聴衆(ちょうしゅう)の前で初めて話をし始めた時の筆者の気持ちはどれか。A.得意 | B.不安 | C.不満 | D.後悔 |
A.それで | B.すると | C.ところが | D.つま |
A.安心 | B.愉快 | C.満足 | D.感謝 |
A.広げた原稿を見ながらしゃべり出す。 |
B.原稿と会場を見ながら落ち着いて話す。 |
C.自分の声に自信がなくても話を続ける。 |
D.飾りを捨てて、ありのままの自分を見せながら語る。 |
A.聞いてくれる人が多くなくても、最後まで自信を持って話すこと |
B.自分の話を理解してくださった聴衆に感謝しなければならないこと |
C.相手にわかってもらいたければ、相手を分かろうと努力すること |
D.大勢の聴衆の前で話をする時、原稿を見ながら話してはいけないこと |
6 . 乳児が笑顔を見た時は脳の反応(反应)が穏やかに続くのに対し、怒った顔では反応が急速の低下することが、研究で明らかになった。(ア)、笑顔は左側頭部、怒った顔は右側が主に反応するという違いも分かった。
じっとしていられない乳児の場合、機能的磁気共鳴画像診断装置(核磁共振装置)による脳の活動の測定は困難なため、研究チームは、頭部に当てた光の反射から脳血流の変化を測定する近赤外分光法装置を採用した。表情認知と関係があるとされる左右側頭部の脳血流を調べた。
6~7か月齢の乳児 12人を対象に、見知らぬ女性の笑顔と怒った顔の写真をそれぞれ5秒間ずつ提示した。その結果、笑顔の場合は写真が消えた後も血流の増加がしばらく続いたが、怒った顔では急速に低下した。
左右を比較すると、笑顔は言語に関連するとされる左側頭部、怒った顔は注意を何かに向けることと関連する右側頭部が主に反応していた。
研究チームは「怒った顔の場合は危険を察知し、すぐ次の行動に移さなければならないので、脳の別の部位に活動が移るのではないか。笑顔の場合は、コミュニケーションを取ろうとする活動が起きていると考えられる」としている。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.でも | B.また | C.すると | D.しかし |
A.近赤外分光法装置で測定した |
B.磁気共鳴画像診断装置で測定した |
C.頭部に当てた光の反射から脳血流の変化を測定した |
D.笑顔と怒った顔の写真を見せた後脳血流の変化を測定した |
A.写真が消えたから |
B.脳の別の部位に活動が移るから |
C.すぐに次の行動に移そうとするから |
D.コミュニケーションを取ろうとするから |
A.左右の顔 | B.左右の写真 | C.左右の脳血流 | D.左右の測定装置 |
A.乳児は笑顔から危険を察知することができる |
B.乳児が笑顔を見た時は脳の反応が急速に低下する |
C.乳児が怒った顔を見た時は脳の反応が緩やかに続く |
D.笑顔は左側頭部、怒った顔は右側頭部が主に反応する |
7 . 自分は隣人とほとんど会話が出来ません。何を、どう言ったらいいのかわからないのです。(ア)考え出したのは、道化でした。
それは自分の人間に対する最後の求愛でした。自分は人間を極度に恐れていながら、それでいて、人間を、どうしても思い切れなかったらしいのです。そうして自分は、この道化の一線でわずかに人間につながる事が出来たのでした。
表では、絶えず笑顔をつくりながらも、内心は必死の、それこそ千番に一番の兼ね合いとでもいうべき危機一髪の、油汗流してのサーヴィスでした。自分は子供の頃から、自分の家族の者たちに対してさえ、彼等がどんなに苦しく、またどんな事を考えて生きているのか、まるでちっとも見当つかず、ただおそろしく、その気まずさに堪える事が出来ず、既に道化の上手になっていました。つまり、自分はいつのまにやら、一言も本当の事を言わない子になっていたのです。
1.文章に「隣人とほとんど会話が出来ません」とあるが、それはなぜか。A.人間を極度に恐れているから |
B.なにをどういうかわからないから |
C.人間をどうしても思い切れないから |
D.道化で人間につながることができないから |
A.また | B.ただし | C.それで | D.そこで |
A.人間 | B.自分 |
C.道化 | D.会話 |
A.お客様に対して失礼なことは言ってはいけない。 |
B.子供ひとりに対して月に 800 元の生活費が必要だ。 |
C.物価が上がっている。それに対して、給料が減っている。 |
D.雪の多い東北地方に対して、閩南地域は冬でも晴れた日が続く。 |
A.作者は道化で身近の人とうまく繋がっている。 |
B.作者は人と接する時、心も表もこころよくなる。 |
C.作者はつねに家族の苦しさや考え事を熱心に考えている。 |
D.作者はいつの間にか、本当のことを言える子になっていた。 |
8 . 美味しいものや美しい景色。お金や健康や愛。そういったものでは得られない持続的な幸せ。それを得るための必要条件は、「困難」だ。困難のないところに、持続的な幸せはないのだ。
困難というものが全くなかったらどうなるか、ちょっと想像してみてほしい。欲しいものは何でも手に入れる。したいことは何でもできる。全ての欲求が何の苦もなく満たされる。嫌なことは全部しなくていい。全てが思い通り。そして、あらゆることが順調に行く。だから、「困ったな、どうしたらいいだろう?」と思うことなど、皆無。つまり、問題は全く起こらない…
「わ、いいな。そうなりたい」と思う人もいるかもしれない。
確かに、短時間ならこういう境遇も悪くないかもしれない。(ア)、これからの每日もそうだったとしたら?間違いなく、退屈するようになるだろう。そして、やがて耐えられなくなるはずだ。
なぜなら、そこには自分の能力を発揮する機会が全くないからだ。自分の能力を発揮すべきことが、何も起こらないのだ。これぐらいつまらないことはない。それが毎日続いたら、間違いなく退屈し、耐えられなくなるだろう。
そう、私たちが能力を発揮できるのは、困難に出会った時だ。その時初めて、能力を発揮する機会が与えられる。
持続的な幸せは、困難にぶつかりながら、自分の能力で何とかそれを乗り越えようと努力して生きていくことによって得られるものなのだ。つまり、持続的な幸せが得られるかどうかは、生き方の問題だ。
1.文中に「困難というものが全くなかったら」とあるが、筆者はどう述べているか。A.短時間であっても、生活に然きてしまうだろう。 |
B.短時間であれば、嫌なことも嫌でなくなるだろう。 |
C.長く続くと、退屈な生活に耐えられなくなるだろう。 |
D.長く続くと、欲しいものが何なのかわからなくなるだろう。 |
A.自分の能力を活かす機会になる。 |
B.自分の能力を試すために必要だ。 |
C.自分の能力で乗り越えられないことはない。 |
D.自分の能力だけで乗り越えようとしなくてもいい。 |
A.つまり | B.それに | C.すると | D.しかし |
A.自分の能力に自信がなくても主体的に生きていく。 |
B.困難を経験し、克服しようとしながら生きていく。 |
C.困難にぶつかっても、困難だと思わずに生きていく。 |
D.あらゆることに面白さや喜びを見つけながら生きていく |
A.お金と健康と愛は持続的な幸せのもと |
B.困難から得られる持続的な幸せ |
C.能力を発揮した上での幸せ |
D.人によって違う生き方 |
9 . お金を持っていると問題が解決できるような気がする。実際には、お金自体が問題を解決するわけではなく、お金を受け取ることで何かを行う人々がいるからこそ、問題が解決される。例えば、「食べ物」をお金で買うことができる。しかし、お金自体を食べることはできない。お金と交換できる「食べ物」は、製造過程や流通過程を経て、お店で適切に管理されて、その全てのプロセスに関わる人々がいるからこそ、お金と商品を交換できることができる。(ア)、お金自体に価値はない。
しかし、お金には確かに力がある。それは「選択の力」である。もし高級食材を選びたいのであれば、多くのお金を払うことで、その選択が可能になる。このように、お金が私たちに選択をさせる力を持っていることは確かである。
ジンバブェ(国名,津巴布韦)の例を取り上げると、お金の価値が下がり、「お金」をたくさん持っていても、それによって生活水準が向上するわけではない。生産力や、それを支える社会の仕組みがなければ、お金の価値は失われてしまう。また、お金を貯めることの真の価値についても考えさせられる。もし全ての人が老化し、働く人がいなくなったら、どれだけのお金を持っていても、意味がなくなってしまう。
1.文中に「問題が解決される」とあるが、どうやって解決するか。A.お金をたくさん持っていると問題が解決できる。 |
B.人々はお金を利用して行動することで問題を解決する。 |
C.お金を貯めることで問題を解決する。 |
D.お金をたくさん作ると問題を解決する。 |
A.また | B.ところで | C.つまり | D.それに |
A.お金で高級食材を買うこと | B.お金を貯めること |
C.お金の価値が下がること | D.お金をたくさん持つこと |
A.お金の価値がない。 | B.意味がわからない。 |
C.ものが食べられない。 | D.お金の価値が下がる。 |
A.お金の選択力 | B.お金と商品 |
C.お金を貯めること | D.お金の本当の価値 |
10 . わたしは漫画家なので、人のわずかな動作に好奇心を持つ。だから、わたしが外国で失敗をすると、すぐ、その国の人々がわたしに見せる反応を敏感に感じてしまうようだ。
①、私たち日本人がスープをズルズル音を立てて、飲んでいるのを見て、欧米人や中国人が嫌な顔をしたのを何度も見たことがある。日本人は昔、畳の上に座って、低いおぜん(テーブル)で食べていたので、食器が口から遠かった。②、お碗も口元へ持ってきて吸う習慣がついた。だから、音が立ってしまう。これは、どっちのほうが文化が高いとか、低いとかいうことではなく、その国々の習慣やマナーが違うだけのことである。
日本人がイスとテーブルの食事をするようになったのは、1960年ごろからのことで、まだ、膝を組んで食べる者もいる。外国人は嫌な顔をするだろう。韓国の女性は座るとき、片膝を立てる。私はとても美しいと思うが、両膝をそろえて座る習慣の日本女性は、嫌な顔をするだろうし、韓国女性は正座がいいとは思わない。
1.文中の①のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.つまり | B.たとえば | C.そのうえ | D.ところが |
A.それに | B.それでも | C.それで | D.それから |
A.わたし | B.外国人 | C.欧米人 | D.中国人 |
A.欧米人や中国人がイヤな顔をしたこと |
B.日本人が昔、低いおぜんで食べていたこと |
C.日本人がお碗をロ元へ持ってきて吸うこ |
D.日本人が音を立てて、何かを飲こと |
A.わたしは外国で生活しているので、よく失敗をする。 |
B.いやな顔をされたので、外国のことがすきではない。 |
C.人々の動作や行為は、その国の習慣と儀礼に関わる。 |
D.韓国女性の座り方は日本人の正座より美しいと思う。 |