1 . 息子が7歳のある日、家に帰る途中で、突 1 (真面目)な顔をして言った。
「同じクラスの子のパパとママが離婚したんだ」
私は心ここにあらずと言った感じで「そう」と言った。
彼はいぶかしんで私に聞いた。「ママ、どうして『かわいそうね』 2 言わないの?」
私はちょうど果物を売っている場所を見回して、どの店でミカンを買おうかと考えていたところで、口先だけで「かわいそうね」と 3 (言う)た。
ミカンを買った後、私はついでに彼に一つ渡したが、彼は受け取らなかった。また数歩 4 (歩く)たら、彼は突然勇気を振り絞って言うかのように私に尋ねた。「ママはパパと離婚しないよね」
私はしっかりと答えた。「しないわよ。安心しなさい!」
でも、彼は 5 (安心)ずに、続けて聞いた。「もし離婚したら?離婚したら、僕を連れていってくれる?」
彼の 6 (真剣)表情を見て、これ以上お茶を濁すことはできないと思い、尋ねた。「あなたはどっちについていきたい?」
彼は私の手をしっかりと握り、言った。「もちろん、ママと一緒がいい!」
私は彼の小さい肩を引き寄せて、しっかりとうなずいて言った。「もちろん、ママだって絶対にあなたが必要よ。」
息子は安心して笑い、自分があげたミカンを一つ食べた。ミカンを半分食べてから、彼は突然聞いた。「ママ、ぼくがママと一緒なら、もう一人 7 (連れていく)てもいい?」
私は自分でもよく分からないまま答えた。「もう一人連れてきてもいいよ。誰を連れてきたいの?」
「おじいちゃんも連れていこう。おじいちゃんはご飯が作れないから。おばあちゃんが大好きだから、おばあちゃんと一緒じゃなきゃね」
私はまた考えるふりをしたが、彼が傍らで諦めずに懇願するので、とうとう真面目な顔をしてうなずいて、言った。「いいいわ、おばあちゃんもおじいちゃんも連れていきましょう」
息子はとてもうれしそうに、残ったミカンに勢いよくかぶりついた。 問もなく家に 8 (着)くというとき、彼はまた突然言った。「ママ、もう一人連れていきたいんだけど」
「もうこれ以上は駄目よ」
「ママ、お 9 (願)いだから、もう一人」息子は焦って言った。
「分かったわ。あと誰を連れていきたいの?」私は少し煩わしそうに聞いた。
「パパを連れていこうよ。一人じゃあまりにかわいそうだもの」と息子は言った。
「ハハハ!パパを連れていったら、あなた 10 さっき言ったように離婚にならないじゃない」私は息が苦しくなるほど笑った。
しかし、息子は笑わず、私の指摘も気にせず、パパを連れて行くよう私にお願いした。
私は笑いながら言った。「分かった、分かった!おじいちゃんおばあちゃん、そしてパパも連れて行って、みんなで一緒に暮らしましょう!」
息子は今度こそようやく安心して言った。「ママ、ぼくはみんな一緒にいるのが好きなんだよ」
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2 . 自分は隣人とほとんど会話が出来ません。何を、どう言ったらいいのかわからないのです。(ア)考え出したのは、道化でした。
それは自分の人間に対する最後の求愛でした。自分は人間を極度に恐れていながら、それでいて、人間を、どうしても思い切れなかったらしいのです。そうして自分は、この道化の一線でわずかに人間につながる事が出来たのでした。
表では、絶えず笑顔をつくりながらも、内心は必死の、それこそ千番に一番の兼ね合いとでもいうべき危機一髪の、油汗流してのサーヴィスでした。自分は子供の頃から、自分の家族の者たちに対してさえ、彼等がどんなに苦しく、またどんな事を考えて生きているのか、まるでちっとも見当つかず、ただおそろしく、その気まずさに堪える事が出来ず、既に道化の上手になっていました。つまり、自分はいつのまにやら、一言も本当の事を言わない子になっていたのです。
1.文章に「隣人とほとんど会話が出来ません」とあるが、それはなぜか。A.人間を極度に恐れているから |
B.なにをどういうかわからないから |
C.人間をどうしても思い切れないから |
D.道化で人間につながることができないから |
A.また | B.ただし | C.それで | D.そこで |
A.人間 | B.自分 |
C.道化 | D.会話 |
A.お客様に対して失礼なことは言ってはいけない。 |
B.子供ひとりに対して月に 800 元の生活費が必要だ。 |
C.物価が上がっている。それに対して、給料が減っている。 |
D.雪の多い東北地方に対して、閩南地域は冬でも晴れた日が続く。 |
A.作者は道化で身近の人とうまく繋がっている。 |
B.作者は人と接する時、心も表もこころよくなる。 |
C.作者はつねに家族の苦しさや考え事を熱心に考えている。 |
D.作者はいつの間にか、本当のことを言える子になっていた。 |
3 . 数年前、日本の友人の家に41( )時のことをよく覚えている。彼女はお風呂のお湯を沸かし、私に「一番風呂」をすすめて42( )。浴室に入ると、湯気が立つ暖かい浴槽の横には、お風呂用品が並べ」43( )。やや困惑した私が彼女に「シャワーだけでいい、浴槽は使わない」と言うと、「いいから、シャワーを使ってから、お風呂に入って」と44( )。彼女の「言いつけ」(吩咐)の45( )、私はシャワーを浴びてからお風呂に入り、お風呂から出た後、お湯を捨て、浴槽を洗おうとした。46( )、彼女はそんな私を見て驚き、すぐに浴室のドアを閉め、「みんなに見つかる前に、急がないと」と言いながら浴槽にお湯を入れ始めた。
説明を聞いて47( )分かった。一人目がお風呂に入った後、すぐに浴槽のお湯を捨ててしまうなど、日本人にとってはもったいないことなのだ。日本人はまず、シャワーで身体をきれいに洗い、それからお風呂に入る。体が汚いままお風呂に入るのは48( )な行為だ。日本の家庭では普通、家族全員が同じお湯を使ってお風呂に入る。客が来た時は、客が一番に入る。最後に入浴した人は浴槽を洗う。中には、前回使ったお風呂の残り湯を「追い焚き(再次加热)」してもう一度使うという人もいるらしい。日本人のお風呂事情を知らない外国人は、家族全員が同じお湯でお風呂に入るという習慣が汚い、受け入れられないと感じる49( )。しかし、私は、50( )習慣は日本人のきれい好きの特徴を示しているのみならず(不仅)、彼らの節約・環境保護の理念も示しているように感じる。
1.A.泊まる | B.泊まった | C.住むむ | D.住んだ |
A.やった | B.あげた | C.くれた | D.もらった |
A.てある | B.ている | C.ておく | D.てしまう |
A.言えた | B.言われた | C.言わせた | D.言わされた |
A.こと | B.もの | C.とおり | D.ところ |
A.そこで | B.それに | C.だから | D.すると |
A.やっと | B.じっと | C.ずっと | D.ほっと |
A.結構 | B.無理 | C.失礼 | D.適当 |
A.にすぎない | B.までもない | C.とは限らない | D.かもしれない |
A.これ | B.この | C.ここ | D.こちら |
4 . 小学生が一人で、テレビの画面に目をやりながら食事をしている。学校から帰って、ほっとする間もなくタ食を済まして習い事に行く。そこへ中学生の姉が帰ってくる。朝のうちに母親が準備した晩ご飯を温め、急いで食事をし、英語を習いに行く。仕事が終わって母親が帰ってきた時には、子供たちはいない。母親は、一人で食事を済ます。父親は、今夜も遅くなると言う。時代が変われば、いろいろなことも変化するが、食事の風景もその一つだ。
家族みんな集まってその日何があったかを話し、声を上げて笑う姿は、昔のことになってしまったようだ。遊び疲れてお腹を空かせた子供たちが「今日の夕食は何だろう」「お父さん、早く帰ってこないかな」と食事を楽しみにした時代があった。(ア)、家族が一緒にテーブルを囲むことが、今は少なくなった。「食事は家族の関係を強くする時間だ」と言われてきたが、食事も家族の関係も大きく変わろうとしている。
今は、スーパーやコンビニに行けば、食べ物が溢れている。忙しい生活をする人たちのために、簡単にでき、栄養のバランスも考えられた商品がたくさん並んでいる。そこから選べば、時間をかけなくてもテーブルにごちそうが並ぶ。「食事を楽しみにする子供たちに何を食べさせてやろうか。」「疲れて帰ってくる父親は何を喜ぶだろうか。」と、ゆっくり時間をかけて食事の準備をする母親の姿は少なくなった。今は、みんなでテーブルを囲む食事は、懐かしい風景としか言えない時代になってしまったのだろうか。
1.子供たちは昔、食事のことをどう思っていたか。A.食事を済まして習いことに行った。 |
B.毎日の食事は何だろうと楽しみにしていた。 |
C.母親はスーパーで食べ物を買ったのか期待していた。 |
D.母親が準備したご飯を急いで食べて、英語を習いに行った。 |
A.しかし | B.それに | C.そこで | D.したがって |
A.忙しくて、父親は仕事から早く帰ってこられない。 |
B.残業で家に遅く帰った父親は家族と一緒に食事ができない。 |
C.みんなでテーブルを囲んで、楽しいことでも悲しいことでも話せる。 |
D.栄養のバランスを取った商品を選び、簡単にテーブルにごちそうを並べる。 |
A.みんなでテーブルを囲む食事を通して、家族の関係がよくなる。 |
B.スーパーの食べ物が溢れて、自分で食事の準備をする必要はない。 |
C.時代が変わっても、家族みんな集まって食事をする風景は変わらない。 |
D.今はゆっくり時間をかけて食事の準備をする母親の姿は少なくなかった。 |
A.家族の仕事 | B.食事の種類 | C.家族の関係 | D.食事の風景 |
5 . 美味しいものや美しい景色。お金や健康や愛。そういったものでは得られない持続的な幸せ。それを得るための必要条件は、「困難」だ。困難のないところに、持続的な幸せはないのだ。
困難というものが全くなかったらどうなるか、ちょっと想像してみてほしい。欲しいものは何でも手に入れる。したいことは何でもできる。全ての欲求が何の苦もなく満たされる。嫌なことは全部しなくていい。全てが思い通り。そして、あらゆることが順調に行く。だから、「困ったな、どうしたらいいだろう?」と思うことなど、皆無。つまり、問題は全く起こらない…
「わ、いいな。そうなりたい」と思う人もいるかもしれない。
確かに、短時間ならこういう境遇も悪くないかもしれない。(ア)、これからの每日もそうだったとしたら?間違いなく、退屈するようになるだろう。そして、やがて耐えられなくなるはずだ。
なぜなら、そこには自分の能力を発揮する機会が全くないからだ。自分の能力を発揮すべきことが、何も起こらないのだ。これぐらいつまらないことはない。それが毎日続いたら、間違いなく退屈し、耐えられなくなるだろう。
そう、私たちが能力を発揮できるのは、困難に出会った時だ。その時初めて、能力を発揮する機会が与えられる。
持続的な幸せは、困難にぶつかりながら、自分の能力で何とかそれを乗り越えようと努力して生きていくことによって得られるものなのだ。つまり、持続的な幸せが得られるかどうかは、生き方の問題だ。
1.文中に「困難というものが全くなかったら」とあるが、筆者はどう述べているか。A.短時間であっても、生活に然きてしまうだろう。 |
B.短時間であれば、嫌なことも嫌でなくなるだろう。 |
C.長く続くと、退屈な生活に耐えられなくなるだろう。 |
D.長く続くと、欲しいものが何なのかわからなくなるだろう。 |
A.自分の能力を活かす機会になる。 |
B.自分の能力を試すために必要だ。 |
C.自分の能力で乗り越えられないことはない。 |
D.自分の能力だけで乗り越えようとしなくてもいい。 |
A.つまり | B.それに | C.すると | D.しかし |
A.自分の能力に自信がなくても主体的に生きていく。 |
B.困難を経験し、克服しようとしながら生きていく。 |
C.困難にぶつかっても、困難だと思わずに生きていく。 |
D.あらゆることに面白さや喜びを見つけながら生きていく |
A.お金と健康と愛は持続的な幸せのもと |
B.困難から得られる持続的な幸せ |
C.能力を発揮した上での幸せ |
D.人によって違う生き方 |
6 . 最近、ビタミン剤を常用している人が多いという。といっても、病気の治療としてだけではなく、食事で補えない食品の( 41 )として飲んだり、美容のためといった目的で飲んでいる人も多いようだ。ビタミン剤を売る店も( 42 )いて、コンビニでも簡単に手に入れられるようになった。ただ、ビタミン剤と一口に言っても、いろいろな種類があり、ほかの食料品の( 43 )、自由にコンビニで売ることができるわけではない。
ビタミン剤は、大きく医薬品と食品に( 44 )。医薬品として扱われるビタミン剤は、肌荒れ(皮肤粗糙)や屑こり(肩酸)などの身体の不調を改善する「薬」としての( 45 )を持っている。また効果・安全性などがはっきりと書かれていて、ビタミンやミネラルの配合量も多い。そのため薬局でしか販売( 46 )。
( 47 )、食品として扱われるビタミン剤は、効果の表記がない。値段も医薬品と比べるとかなり安い。これらのビタミン剤が、コンビニでも販売が許可されているものなのだ。
「薬」として飲むのであれば、症状をきちんと医者や薬剤師に説明して適切なものを摂取する必要がある。栄養剤として飲むのなら、簡単にビタミン剤に( 48 )とせず、普段から栄養のバランスを考えた食事を心がけ、この上で必要に( 49 )量を摂取するという考え方を持つ( 50 )が大切だろう。
1.A.もと | B.ため | C.かわり | D.ほど |
A.增える | B.増えて | C.増やす | D.増やして |
A.ように | B.そうに | C.らしく | D.みたいに |
A.分ける | B.分けれる | C.分けさせる | D.分けられる |
A.割合 | B.割引 | C.役者 | D.役割 |
A.できる | B.できない | C.られる | D.られない |
A.一方 | B.それとも | C.それなら | D.だから |
A.頼る | B.頼よう | C.頼ろう | D.頼もう |
A.よって | B.とって | C.おうじた | D.たいした |
A.の | B.こと | C.もの | D.ところ |
7 . 町の若者が集まり、自分たちの怖いものや、嫌いなもの 1 語り合っていました。
みんな「蜘蛛が怖い」や「蛇が怖い」と話しているその中で、黙りこくっている(默不作声)男がいました。「何が怖いか」と尋ねると、「何もない」と答えました。」
みんなが怖いものが本当にないのか問い詰めると、男はようやく思い出した 2 「饅頭が怖い」と大声を上げました。それを聞いた皆は一斉に笑い出しました。男は「 3 言うのは嫌だと言ったんだ。思い出しただけで 4 が悪い。ちょっと隣の部屋で横にならせでもらうよ」と言い残し、隣の部屋へと行ってしまいました。
周りの男たちは、その男にいたずらしてやろうと、手分けしてお菓子屋 5 たくさんの饅頭を、山 6 集めたのです。「奴はびっくりして 7 」と言いながら、たくさんの饅頭を隣の部屋に投げ入れて、逃げ道をなくすために扉を閉めました。
横になっていた男は、「わー、饅頭だ、怖いよ」と 8 怖がる様子です。男たちは「怖がっている」と喜んでいました。
様子を窺うと、男がおいしそうに饅頭を 9 食べていました。周りの者たちはやられたと思い、「食べるのをやめろ!本当は何が怖いんだ」と聞くと、「ここらで濃い 10 が一番怖い」と男が答えました。
1.( )A.について | B.にとって | C.によって | D.において |
A.みたいな | B.そうで | C.らしい | D.ように |
A.しかし | B.だから | C.それでも | D.ただ |
A.雰囲気 | B.気分 | C.行儀 | D.気持ち |
A.から | B.まで | C.より | D.ばかり |
A.しか | B.だけ | C.など | D.ほど |
A.死んでしまうかもしれない | B.死んでみるかもしれない |
C.死んでおかなければならない | D.死んでいてもいい |
A.叫び | B.叫ばせて | C.叫んで | D.叫ばれて |
A.ぱくぱく | B.ぺらぺら | C.とうとう | D.まだまだ |
A.蜘蛛 | B.蛇 | C.饅頭 | D.お茶 |
8 . 会話が続かなかったらどうすればいいでしょうか。話がぶっつりと途切れてしまったらどうするのが正解でしょうか。
「沈黙が怖いので、いろんな話題で盛り上げようとするけど、疲れる」「上っ面①の話ばかりが続くのが、気持ち悪い」と経験したことのある人がいるでしょう。沈黙がいやなので、いろいろな話題を持ち出すけれど、どれも空振りに終わってまたお互いに黙ってしまう。雑談における大ピンチです。
確かに続くことは大事です。ですが、話が途切れた時に、慌ててほかの話題を持ち出すのはやめましょう。うわべだけ②の話題を次々に変えて、浅く沈黙を埋めていては、まったく気持ちをやり取りできません。そういうときには、まず、会話のペースを落としましょう。多少の沈黙を恐れず、ゆっくりと、トーンも抑えて低い声で話すようにします。そらした上で、もう一度基本に立ち返るのです。基本とは、(ア)「自分の話をする。気持ちの話をする」ことです。
(中略)
ニュースや時事ネタなど、自分たちには関係のない、(ア)「遠い」話だから、話すことも尽きてくるのです。盛り上がらないし、沈黙が続く。逆に、自分たちにとって「近い話題」なら、話は簡単に復活します。自分が体験したこと、思ったことであれば、話が尽きるはことはありません。
沈黙が訪れたら、身近なエピソードをきっかけに気持ちを話すようにする。これが雑談のピンチを救う大切なルールとなります。
注释:①上っ面:事物的表面,表象
②うわべだけ:徒有其表
1.文中に「雑談における大ピンチ」とあるが、何のことか。
A.絶えずに話すが、相手から返事などをあまり出してくれないこと |
B.話がいろいろな話題に移るが、どれも不成功でお互いに黙ること |
C.話が途切れないように、一つの話題で雑談を長く続けさせること |
D.上っ面の話もしないで、雑談の進み具合を放置すること |
A.中身のない話題を何度も変えても、話が続くが、気持ちが伝えられない時 |
B.うわべだけの話題を気持ちのやり取りができるまで、次々に変える時 |
C.話が途切れた時に、慌ててほかの話題を持ち出して話を続けさせる時 |
D.雑談中、別の話題が入って、巧みに前の話題を止めて新たな話題に入る時 |
A.自分の気持ちが表せるように、感情を持って話すようにした。 |
B.自分側、あるいは相手側が一方的に話してばかりいるようにした。 |
C.会話のペースを落として、ゆっくりとトーンも抑えて低い声で話すようにした。 |
D.もう一度基本に立ち返るように、沈黙の雰囲気を壊して、話し続けるようにした。 |
A.すると | B.そこで | C.それに | D.つまり |
A.自分たちに関係のない話題で会話を交わす。 |
B.自分たちに遠い話を探して会話を進める。 |
C.自分たちに近い話題で会話を交わす。 |
D.自分たちにとって簡単な話で会話を進める。 |
9 . 今はまだ、コンピューターは人間が命令しないと動きません。① 将来はコンピューターが自分で考えて動くようになるでしょう。②この技術を使ってロボットを作る計画があります。現在、ロボットだけのサッカーチームを作って、人間と試合をするという研究が進められています。2050年までには、人間のチームに勝てる、強いロボットのサッカーチームができるそうです。
ロボットは、サッカーだけでなく、③ほかのこともできるようになります。ロボットは、例えば火事や海の中など、人間には行きにくい場所に行くごとができるようになります。そして、人間を助けたり資源を探したりすることもできるようになるでしょう。また、将来は、どこの家もロボットを持つようになるでしょう。料理を作るロボット、掃除をするロボット、買い物をするロボットなどができるでしょう。人間の仕事をロボットがするようになったら、人間は何をしたらいいのでしょう。未来の人間にとって、自分が何をするかを考えることが、一番たいへんな仕事になるかも知れません。
1.文中の① には何を入れますか.A.それから | B.しかし |
C.それでは | D.しかも |
A.ロボットが人間と試合をする技術 |
B.コンピューターが人間を助ける技術 |
C.コンピューターが自分で考えて動く技術 |
D.ロボットが料理する技術 |
A.火事や海の中など、人間には行けない場所に行く |
B.人間のために、資源を作ったり、試合をしたりする |
C.人間の代わりに、自分が何をするかを考える |
D.人間のために、どんなことでもやってくれる |
A.もつといいロボットを研究すること |
B.ロボットに自分が何をしたらいいかを考えさせること |
C.ロボットにもつと多くの仕事をさせること |
D.自分が何をしたらいいかを考えること |
A.今のロボットは人間の命令通りに動く |
B.現在のロボットチームは人間と試合できる |
C.未来のロボットは人間に色々なことをしてくれることができる |
D.ロボットが色々なことをしてくれても、人間は自分で考えることが必要だ |
10 . みなさんはスマートフォンを持っていますか。スマートフォンでどんなことをするのが好きでしょうか。現在、日本の高校生の間で、スマートフォンが普及しています。2016年の「高校生のスマートフォン利用実態調査」によると、スマートフォンの所有率は93%です。日本の高校生が100人いれば、90人以上がスマートフォンを使っていることになります。2014年に比べて、13.5%も上がっています。「初めて買った携帯電話がスマートフォンだ。」という高校生も珍しくなくなりました。彼らがスマートフォンでしていることは、「LINE(92.1%)」、「インターネット(88.8%)」、「音楽を聞くこと(77.7%)」が多いです。LINEは、インターネットを使って、メッセージを送信したり、無料の電話をしたりすることができるSNS(social networking service)です。中国のWeChatと機能が似ています。
(ア)、高校生がスマートフォンで、遊んでばかりいるとは言えません。38.5%の高校生が「勉強にも活用している」と答えています。しかし、ほとんどの高校には、スマートフォンの使用に関する規則があります。そのため、授業中はスマートフォンが使えない高校が多いです。
スマートフオンが普及する一方で、今までには起こらなかった問題が起こっています。そのひとつがお金に関する問題です。十分な知議がなくて、詐欺にあったり、有料のサイトに登録して、高い金額を請求されたりする問題が起こっています。また、SNSを通して、住所などの個人情報か流出したり、いじめが起こったりすることも大きな問題です。9%の高校生が「自分の個人情報を掲載することは危険だ。」と考えているのに、実際は、その中の80%が「個人情報をSNSに掲載している。」と答えています。
1.2016年の「高校生のスマートフォン利用実態調査」によると、わかったのは次のどれか。A.日本の全ての高校生はスマートフォンを使っている。 |
B.2014年に比べて、13.5%も上がった |
C.日本の高校生はスマートフォンで音楽しか聞かない。 |
D.「初めて買った携帯電話がスマートフォンだ。」という高校生は少ない。 |
A.そこで | B.それで | C.つまり | D.しかし |
A.無料電話ができる。 |
B.メッセージを送ることができる。 |
C.遊んでばかりと言えない。 |
D.いつでもどこでも自由に使える。 |
A.個人情報の流出 |
B.メッセージを発信するという問題 |
C.ネット上のいじめ問題 |
D.金銭についての問題 |
A.日本の高校生は2014年にはスマートフォンが普及していた。 |
B.ほとんどの高校には、スマートフォンの使用に関する規則がある。 |
C.スマートフォンの普及するによって、お金に関する問題だけ起こった。 |
D.個人情報を掲載するのは危険だと日本の高校生が知っているから、皆個人情報をよく保護している。 |