1 . 私の学校は町の南郊外にあります。家からちょっと遠い(远的)です。ですから(因此)、私は毎日バスで学校へ行きます。そして(然后)バスで家へ帰ります。家から学校までバスで50分ぐらいかかります(大概花费50分钟)。午後ろく時ごろ家に着きます(到达)。大変疲れます。
クラスメート(同班同学)の山田君の家は学校の近くにあります。彼はいつも自転車で学校へ来ます。授業の後、私はいつも山田君と図書館へ行きます。2人で一緒に勉強します。
1.私の家と学校の位置情報はどうですか。A.学校は家のとなりにあります。 | B.学校は家のちかくにあります。 |
C.学校は家のまえにあります。 | D.学校は家のとおくにあります。 |
A.ごしゅうふん | B.こじゅっぷん | C.ごじゅっぶん | D.ごじゅっぷん |
A.17時 | B.18時 | C.19時 | D.20時 |
A.母のかばん | B.吉田さんの車 | C.森さんの鉛筆 | D.弟の田中 |
A.家は学校の近くにです。 | B.学校は家の近くにです。 |
C.家は学校の近くです。 | D.学校に家の近くがあります。 |
2 . 私は春緋と申します。きょねん、私は37歳でした。
私は毎日6時半に起きます。それから、運動場へ行きます。運動場(ア)朝の運動をします。運動の後、レストランで朝ご飯を食べます。朝ご飯はおかゆ(イ)パンを食べます。仕事は毎日九時(ウ)始まります。昼休みは12時からです。午後の仕事は1時から5時までです。それから図書館へ行きます。図書館で小説か雑誌を読みます。夜は図書室で中国語を勉強します。そして、9時ごろ家に帰ります。私はいつも夜10時半ごろ寝ます。土曜日と日曜日は休みです。土曜日、ときどき友達と買い物か散歩をします。日曜日はどこへも行きません。一人で中国語の勉強をします。
1.(ア)のところに何を入れますか。A.は | B.に | C.で | D.を |
A.に | B.へ | C.と | D.で |
A.に | B.を | C.で | D.は |
A.37歳 | B.36歳 | C.39歳 | D.38歳 |
A.はい、そうです。 |
B.いいえ、違います。 |
C.はい、そうではありません。 |
D.わかりません。 |
3 . 私たちは長い間、自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした。だから、自然の草花や風景、家具や道具、美術や建築など、目に見える対象だけに美しさを求めてきました。
ところが、科学が発達して、顕微鏡や写真機などの光学機械が制作されるようになると、今まで想像も付かなかった新しい世界を見ることができるようになりました。( ア )、機械の力によって、新しい美が次々と発現されたのです。
顕微鏡は、目に見えない微生物や虫、草、鉱物など小さな部分を、何千倍、何万倍もの大きさに写して、人間が今まで全然気付かなかった世界を、私たちの目の前に開いてくれました。
菜の花やモンシロチョウ(菜粉蝶)は春の田園の美しさの代表です。ところが、その花粉や、蝶の羽を顕微鏡で見ると、思いがけない(意想不到)形をしているのに、びっくりさせられます。そして、 こんなに美しいものかと、驚かされます。
雪でもそうです。白い雪の美しさや、山や木に積もった雪景色の美しさは、誰でも知っていることですが、顕微鏡で見た雪の美しさは、また格別(特殊)です。雪の結晶は、たいてい六角形をしています。しかも同じ六角形でもその種類はいろいろで、それぞれ違った模様を描いているのです。
私たちは科学の力によって、新しい美しい雪の世界を見ることができるようになりました。これらの雪や蝶の羽などは、どんな図案家の力も及ばないほどの美しさを持っています。
こうした美しさは、誰かが作ったものでもなく、自然のうちに、調和した美しい形ができあがっているのです。
さらに、このごろでは、電子顕微鏡で、金属の組織を拡大して見ることができるようになり、そこにも、私たちの想像も付かない美しい形が現れています。( イ )は、科学の進歩とともに、これからも私たちの前に、新しく発見されていくことでしょう。
1.文中に「自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした」とあるが、その理由は何か。A.目に見える美は一番だから |
B.科学が発達していなかったから |
C.新しい世界を見る意欲がないから |
D.新しい美を発現したくないから |
A.つまり | B.例えば | C.しかし | D.それに |
A.自分の目で見られる世界 |
B.何千倍、何万倍もの大きさに写した世界 |
C.目に見えない世界 |
D.顕微鏡や写真機などの光学機械の世界 |
A.白い雪の美しさ |
B.山や木に積もった雪景色の美しさ |
C.六角形をしている雪の結晶の美しさ |
D.思がけない形をしている雪の美しさ |
A.目に見える美 | B.描かれた絵の美 |
C.白い雪の美 | D.自然の中の美 |
4 . 突然の雨で、傘がなくて困ったり、慌てて傘を買ったのにすぐ晴れてしまった、という経験をした人は多いだろう。必要な時だけ傘が借りられたら、( ア )便利だろうか。
実は、それが可能な町がある。この町は、「弁当を忘れても傘を忘れるな」という言葉があるように、( イ )。そして、観光客の多い町でもある。傘がなくてもみんなが困らないように、最近この町のあるグル一プが「貸し傘」活動を始めた。
この傘は、観光客でも市民でも無料で自由に利用できる。現在 4、500 本以上がバス停やス一パ一、公共の建物などの「貸し傘」用の傘立てに置いてあって、必要な時はそれを借りることができる。返すのは借りたのと同じ傘立てでなくてもいい。
「貸し傘」を始めたグル一プでは、借りた傘は大切に使い、きちんと返してほしいと言っている。また、どこかに置いたままの「貸し傘」を見つけたら傘立てに戻すなどの協力もしてほしいと呼びかけている。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.こんなに | B.そんなに | C.あんなに | D.どんなに |
A.突然雨が降った時に、すぐに傘を買うこと |
B.買っても使わなかった傘を、店に返すこと |
C.使いたい時にだけ、傘を借りて使うこと |
D.雨の日に、傘を差さずに観光をすること |
A.全然雨が降らない |
B.晴れる日がとても多い |
C.とても雨が多い |
D.あまり雨が降らない |
A.この町に来た観光客だけが利用できる。 |
B.「貸し傘」のグル一プの人だけが利用できる。 |
C.観光客なら、利用した傘を記念に持ち帰ってもいい。 |
D.利用した後は、「貸し傘」 用の傘立てのどれかに返せばいい。 |
A.傘を大事に扱い、「貸し傘」の活動がうまくいくように協力してほしい。 |
B.傘をどんどん借りて、「貸し傘」 の利用者が増えるように協力してほしい。 |
C.「貸し傘」の傘が不足しないように、できるだけ傘を集めるのに協力してほしい。 |
D.「貸し傘」の傘が返しやすくなるように、傘立てを増やすことに協力してほしい。 |
5 . 最近、ある中学校が有名になりました。この学校は丘の上にあり、周りは急な斜面になっています。この斜面は人が入りにくく、草取りができないため、草がたくさん生えて虫も増え、みんな困っていました。
( ア ) 、学校はこの問題を解決するために面白い方法を考えました。1年に2 回、1ヶ月ずつ羊を借りてきて草を食べさせるのです。
去年の春、初めて4頭の羊が来ました。羊はどんどん草を食べたので、土地はすぐにきれいになりました。羊は秋にも来ましたが、春とは違うことがありました。来た羊は春と同じでしたが、草が減るのが遅かったのです。秋の草は少し硬くて食べにくかったようです。でも、しばらくすると土地はまたきれいになりました。
羊が来てよかったことは、土地がきれいになったことだけではありません。近所の人たちが毎日羊を見に来るようになり、ふだんは話す機会の少ない中学生たちとも次第に交流が生まれていったのです。
みんな、次に羊が来るのを楽しみにしています。
1.文中の( ア ) に入れるのに最も適当なものはどれか。A.また | B.たとえば |
C.そこで | D.それで |
A.中学校の周りの土地に虫がたくさんいるので、草取りがしにくいこと |
B.中学校の周りの土地の草が、いくら取ってもすぐ生えてきてしまうこと |
C.中学校の周りの土地が、入りにくくて草取りができないこと |
D.中学校の周りの土地に生えている草を、羊が食べてしまうこと |
A.妹におもちゃをあげる |
B.この薬を1日に3回飲んでください |
C.雨が降りに止み、止みに降る |
D.生活に苦しんでいるみんなのために、何をすればいいでしょうか |
A.来た羊の数が予定より少なかったこと |
B.春に来た羊とは違う羊が来たこと |
C.羊が来るのが予定より遅かったこと |
D.羊が春ほど早く草を食べなかったこと |
A.近所の人たちと中学生が、羊との交流を一年中楽しむようになった |
B.近所の人たちと中学生が、だんだん交流をするようになった |
C.近所の人たちや中学生が、自分の家の庭の草取りをするようになった |
D.近所の人たちや中学生が、自分も羊を飼いたいと思うようになった |
「話上手は聞き上手」という言葉がある。話すのがうまい人は、人の話もちゃんと聞いているという意味だ。話し上手になるためには、まず人の話をよく聞くことから始めなければいけないとわたしは思う。
1.人と話をする時は何が大事だと言っていますか。
A.話し方も聞き方もどちらも大事だ。 |
B.話し方は大事だが、聞き方はあまり大事ではない。 |
C.話し方はあまり大事ではないが、聞き方は大事だ。 |
D.聞き方だけ大事だ。 |
A.人の話を正しく聞くことは難しいが、自分が話すのはもっと難しい。 |
B.人の話を正しく聞くことは難しいが、自分が話すのは難しくない。 |
C.人の話を聞くことと、自分が話すのと同じぐらい難しい。 |
D.自分が話すのが難しいが、人の話を聞くのはもっと難しい。 |
A.聞いている人 | B.話している人 | C.返事をしている人 | D.筆者 |
A.「そうですね」などと言うこと。 | B.一生懸命に聞くこと。 |
C.自分の考え方で聞くこと。 | D.よく考えて返事をすること。 |
A.人の話というのは聞けば、聞くほどよく分かるものだ。 |
B.人の話をきちんと聞いていると必ず話をするのが上手になる。 |
C.上手に話すことができるようになるには、人の話をきちんと聞くことが大切だ。 |
D.人の話をきちんと聞いていないと自分の話も聞いてもらえなくなる。 |
7 . わたしは毎朝七時半に起きて、急いで服を着て、朝ごはんを食べます。そして八時過ぎにうちを出ます。うちの近くからバスに乗って大学まで行きます。いつも九時前に大学に着きます。
午前中三時間と午後三時間日本語を勉強して、そのあと図書館で新聞を読んで、六時ごろうちへ帰ります。
土曜日と日曜日は授業がありません。金曜日はすこし夜遅くまで起きていて、土曜日の朝は遅く起きます。午前中は掃除をしたり、洗濯をしたりして、午後から友達と遊びに行ったり、買い物に出かけたりします。もちろんすこし日本語の勉強もします。
きのうはわたしの誕生日でした。わたしはケーキや果物を買って帰りました。友達を呼んで、パーティーをしました。
1.この人はよく何で大学へ行きますか。A.走って行きます。 | B.歩いて行きます。 | C.急いでいきます。 | D.バスで行きます。 |
A.一時間以上かかります | B.一時間半かかります | C.すぐです | D.四十分くらいかかりま |
A.3時間。 | B.5時間。 | C.6時間。 | D.4時間。 |
A.早く寝る。 | B.遅くまで寝ません。 | C.早く起きる。 | D.分かりません。 |
A.テレビを見た | B.パーティーをした | C.掃除をした | D.友達と遊びに行った。 |
8 . 日本人が出会った時、どのようにあいさつをしますか。おそらく 2人はお辞儀をするでしょう。なぜなら、日本は「お辞儀の文化」を持っているからです。
今度は、1人は日本人ですが、もう1人は別の国の人です。この2人がお辞儀をしま した。その時、2人の頭がぶつかってしまいました。なぜなら、もう1人の国は握手をする文化だからです。
日本人同士がお辞儀をすると、頭がぶつかることはありません。その距離で握手をすると、ちょっと遠い感じがするかも知れません。しかし、「握手の文化」の人たちがお辞儀をすると、頭がぶつかりそうになります。それは 2人の間の距離が握手をするのに適した距離で、「お辞儀の文化」の人たちよりも近いからです。
さあ、あなたはどちらの文化を持っていますか。ぜひ試してみてください。
1.日本人同士が出会った時、普通どんなあいさつをするか。A.笑顔をする。 | B.握手をする。 |
C.お辞儀をする。 | D.頭がぶつかる。 |
A.二人はお辞儀をしたことがないから |
B.もう一人は別の国の人で、握手の文化を持っているから |
C.頭がぶつかることは挨拶のひとつの形式だから |
D.もう一人は別の国の人で、頭がぶつかる文化を持っているから |
A.1人の日本人と1人の別の国の人はお辞儀をする距離 |
B.2人の日本人がお辞儀をする距離 |
C.2人の日本人が握手をする距離 |
D.1人の日本人と1人の別の国の人は握手をする距離 |
A.日本人同士が挨拶する時、お辞儀をしなければならない。 |
B.日本人は別の国の人と挨拶する時、よく握手をしながらお辞儀をする。 |
C.日本人同士がお辞儀をする時、よく頭がぶつかる。 |
D.「握手の文化」の人はお辞儀をする時、頭がぶつかりそうになる。 |
A.日本の文化 | B.お辞儀の文化 |
C.握手の文化 | D.お辞儀の文化と握手の文化 |
9 . 今日は休みでしたから、私は李さんと新宿へ遊びに行きました。新宿はとてもにぎやか(热闹)な町でした。駅の近くにいろいろな店がありました。私たちは大きいカメラ屋に入りました。李さんはその店で日本製のカメラを買いました(买了)。
私もカメラが欲しかったです。でも、お金がありませんでしたから(因为没有钱)、何も買いませんでした。
1.「私」は李さんといつ新宿へ遊びに行きましたか。A.せんしゅう | B.おととい | C.きのう | D.きょう |
A.にぎやかな町 | B.静かな町 |
C.きれいな町 | D.寂しい町 |
A.たくさんのデパート | B.いろいろな店 |
C.高いビル | D.きれいなカメラ屋 |
A.にぎやかな店 | B.駅の隣の店 |
C.日本製品の店 | D.カメラ屋 |
A.はい、店の商品を買いました。 |
B.はい、大きなカメラを買いました。 |
C.いいえ、何も買いませんでした。 |
D.はい、ほしかったものを買いました。 |
そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。
家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんな小さいことを考えていたら、10 億円は使いきれない。個人が 10 億円使うというのは、実は大変なことだ。
「10 億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。
何と言っても、10 億円を手にするなど想像したこともないから、最初は現実感がないだろう。( ア )、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた本当にやりたいことが見えてくるはずだ。それがあたなの夢だ。
「いくら夢を描いても、実際には 10 億円も稼げないんだから、仕方ない。」
あたなはそう考えるだろうか。それは違う。確かに 10 億円稼ぐ(挣钱)のは不可能かも知れない。けれども、10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ。
それは、あなたの夢に賛成する人が現れるからだ。夢に向かっていくあなたの真面目で一生懸命な姿勢に賛成して「お金を出そう」と言い出す人もいるかも知れない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかも知れない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。
大切なのは、10 億円を稼ぐ人間になることではなく、10 億円分の夢を描くことだ。そして、その大きい夢にふさわしい(适合)だけの大きい人間になっておくことだ。
1.文中の「けっこう多いんじゃないだろうか」に合うのはどれか。A.あまり多くない。 | B.とても多い。 | C.あまり少なくない。 | D.とても少ない。 |
2.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.しかし | B.そして | C.それで | D.例えば |
3.「本当にやりたいことが見えてくるはずだ」とあるが、どうすれば見えてくるか。
A.10 億円よりも想像しやすい金額から夢を考え始める。 |
B.10 億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。 |
C.10 億円があれば実現できることを常に考える。 |
D.10 億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。 |
4.「10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、その理由は何か。
A.10 億円の稼ぎ方を教えてくれる人が現れるかも知れないから |
B.10 億円を稼ぐための具体的な行動を起こせるかも知れないから |
C.夢を実現するうえで、誰が必要か分かるようになるかも知れないから |
D.夢の実現を助けてくれる人が現れるかも知れないから |
5.この文章で筆者が最も言いたいことはどれか。
A.大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。 |
B.大きい夢を描いて、努力によってその夢を実現することが大切だ。 |
C.大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。 |
D.大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。 |