1 . 現代は忙しく、また情報がありすぎて疲れる社会だと言われている。特にコンピューターを使った仕事をしていると、体ではなく脳ばかり使う。体は休みを取れば回復するが、脳の疲れはなかなか取れない。脳の疲れを取るのに一番いいのはもちろん寝ることだが、そのほかにも動物と一緒に過ごしたり、自然の中で植物の緑の香りを嗅いだり、笑ったりすることだそうだ。これらは心を落ち着かせたり楽しい気分にしてくれる。
脳は疲れすぎると脳そのものが駄目になってしまう。そうなると脳が疲れたままの状態が続くことになる。脳の中の血液が減って脳が十分に動かない。これはもう病気と言える。こうならないように脳には疲れを感じて知らせる部分があるそうだ。疲れを知らされたらすぐに休むことだ。そうすれば脳が回復する。しかし、面白い、楽しい、好きなことなどをしている時などは、それを続けようとする力のほうが強くなる。だから、つい休まないで続けてしまう。すると、疲れすぎて疲れを知らせる部分まで働かなくなる。結局、病気になり回復まで長い時間が掛かる。こうなってしまうと薬を使わなければならないが、十分に寝ることも大切だ。さらに、上記のようなことをすることも病気を早く治す効果がある。
1.脳が疲れるとどうなるか。A.面白い楽しい、好きなことしかできなくなる。 |
B.疲れすぎると疲れたことを知らせてくれない。 |
C.疲れすぎると脳が壊れて元に戻らない。 |
D.疲れるとすぐに病気になってしまう。 |
A.最もいいのは寝ることだが、ほかにもいろいろな方法がある。 |
B.寝ることほどいい方法はないが、好きなことをするのもいい。 |
C.結婚したり子供を産んだり幸せな時間を過ごす。 |
D.寝なくても自然に疲れが取れるように森の中で暮らす。 |
A.動物と一緒に過ごすこと | B.好きなことをすること |
C.植物の緑の香りがすること | D.笑ったりすること |
A.薬を飲んでいればいい。 |
B.薬より寝るほうがいい。 |
C.薬だけでなく、よく寝ることも大切だ。 |
D.薬の前に他の方法をやってみたほうがいい。 |
A.脳の疲れほど体の疲れは簡単に取れない。 |
B.体は休めば元気になるが、脳は休んでも疲れが取れない。 |
C.好きなことをしている時は脳は疲れない。 |
D.脳の疲れのほうが体の疲れより取れにくい。 |
2 . 勉強をしたことのない科目では、「なんだか難しそうだな」という印象を受けたものがきっとあるでしょう。まだ習ったことのない科目は、内容がよく分からないので格別に不安です。その不安が、さらに難しそうな印象を強くさせます。
(ア)、一度勉強し始めると、印象は大きく変わります。「なんだ。やってみれば意外と簡単じゃないか」と思い、学ベば学ぶほど、内容がよく分かるようになり、「おもしろい、楽しい、うれしい」という印象へと変わるのです。もちろん難しい部分もありますが、そもそも(从一开始)解けない問題が授業に出ることはありません。やればできるという実感が湧き出てきます。勉強が難しそうに見えるのは、最初だけなのです。実はどんなことも同じです。経験する前は「なんだか難しそうだな」という印象を受けます。経験する前は、展開や様子がよく分からないので、不安です。その不安が前提としてあるので、気になる物事があっても、なかなかやってみようという決心はできません。勇気を出して、やってみたら、意外に楽しくて易しいかもしれません。若者でもお年寄りでも、「分からない」による不安を超えて、どんどん新しい物事に挑戦してみましょう。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.そして | C.しかし | D.だから |
A.内容がよく分かるようになったから |
B.内容が簡単だと分かったから |
C.難しい部分がないと気づいたから |
D.解けない問題が授業に出ないから |
A.まだ勉強したことがない頃 | B.勉強し始めた頃 |
C.勉強が終わった時 | D.勉強している間 |
A.経験がないことから生まれた不安 |
B.展開や様子がよく分からないことによる不安 |
C.気になる物事に関する情報がないことによる不安 |
D.気になる物事がないことから生まれた不安 |
A.新しい科目は学ばなくても、難しそうな印象からおもしろいという印象へと変わる。 |
B.新しい科目は、学んでも難しそうな印象はなかなか変えられない。 |
C.新しい物事は難しそうに見えるので、避けたほうがいい。 |
D.新しい物事に積極的に挑戦したほうがいい。 |
3 . 若い時代は2度ないと言う。だから、若い時代を大事にせよ、といった意味である。
なるほど、その通りである。だが、皮肉屋(讽刺家)のわたしは、①このことばに反論したい。たしかに若い時は1度しかないが、中年だって、老年だって1度しかないのである。われわれは若い時代を大事にすべきであるが、同様に中年を大事にすべきであるし、老年を大事にしなければならない。②若い時代だけを特別視する必要はないのである。
わたし自身は先ごろ、53才になった。昔の呼称だと、もう立派な「老年」である。だから、悲観的に言っているのではない。わたしは、老年には老年のよさがあると思っている。人生のそれぞれの段階には、それぞれに違った人生の味がある。わたしはそう思っている。わたしたちは、それぞれの段階に特有の人生の喜びと悲しみを味わいながら生きたい。
( ア )、どうして若い時代だけが特別視されるのか!?わたしには不思議である。思うに、人々は若い時代を準備段階と考えているようだ。若いときにしっかりと学問や体験の蓄積をしておかないと、後になって困る。だから、若いうちから遊んでばかりしてはいけない。結局、若者に自制と禁欲を呼びかけているのである。
でも、わたしは③それは間違いだと思う。若い時代に、その時代特有の人生の喜びと悲しみを体験しておかないと、中年や老年になって、④その段階での人生の喜びと悲しみが味わえない。若い時代は決して準備段階ではない。若者はそのことを銘記すべきである。
1.文中の①「このことば」の指すものはどれか。A.若い時代は2度ないこと | B.若い時代を大事にすること |
C.中年だって大事にすべきこと | D.老年だって1度しかないこと |
A.自分が皮肉屋だから | B.若い時は1度しかないから |
C.老年のほうが人生のよさがあるから | D.若い時代と同様に中年、老年も大事だから |
A.しかし | B.それに | C.しかも | D.または |
A.若い時代を特別視しないこと | B.若いうちから遊んでばかりいること |
C.若者に自制と禁欲を呼びかけること | D.若い時代に学問や体験の蓄積をすること |
A.若い時代 | B.中年時代 | C.老年時代 | D.人の一生 |
4 . 子供がよく書く日記に「○○へ行きました。楽しかったです」というものがある。
この日記をお母さんが見て、「楽しかったしかないの?ほら、他にも感じたことや思ったこと、もっとあるでしょ。」と聞く。それは確かに「楽しかった」も思ったことの1つであるが、あまりに簡単に書いていると、「どう思ったの?」と①親が聞きたくなるのも無理はない。しかし、②この質問への答えは難しい。「思う」というのは心の反応であり、言葉に表しにくい。そのような場合は、子供に「どう思ったの?」と聞くより「五感対話」をしてみるといい。「○○へ行った」というその○○に応じて五感の1つ1つ、見たこと、聞いたこと、匂ったこと、触れたこと、味わったことを子供に尋ねてみる。③それなら、きっと子供は嫌がらずに楽しそうに話をするだろう。そんなやりとり(交谈)をする間に「みんなは生き生きしていたよ」などと、どう思ったかの答えを自然と口にするだろう。
1.文中に①「親が聞きたくなる」とあるが、それはなぜか。A.日記に書いた内容が分からないから |
B.毎日内容をたくさん書いたから |
C.日記に書いた内容が簡単すぎるから |
D.日記が書いた内容が多すぎるから |
A.感情は言葉にするのが難しいから |
B.自分でも自問してしまうから |
C.脳が反応するから |
D.答えがないのに親が聞いてきたから |
A.子供に「どう思ったの?」と聞くということ |
B.子供と五感対話をするということ |
C.子供に「○○へ行った?」ということ |
D.子供と一緒に日記を書くということ |
A.五感について楽しく会話することで、子供が自分の自然な感情を言葉にしやすくなるから |
B.五感について子供とやりとりすると子供が親の話を聞いてくれるから |
C.五感で感じたことしか子供が話すことができないから |
D.五感について親子で話すことで、お互い今まで出せなかった感情を出すことがで |
きるから
5.子供が自分の考えを自然と話すことのできる質問はどれか。
A.昨日のハイキングはどうだった? |
B.ハイキングは楽しかった? |
C.ハイキングに行って、どう思ったの? |
D.ハイキングで作ったカレーはどんな味だった? |
5 . 以前は、①「親離れできない子」が問題になっていましたが、最近では「子離れできない親」も問題になっているらしいです。いつまでも親に面倒を見てもらって、独立しようとしないのが「親離れできない子」です。成人しても親に仕事場に送り迎えしてもらったり、何を決めるのにも親の意見を聞いたりする人のことを言います。( ア )、いつまでも子の世話をしたがり、子の独立を応援できないのが「子離れできない親」となります。「子離れできない親」は、いつまでも子どものことを干渉したがり、結婚もさせないこともあるようです。しかし、②このようなことではよくないのです。親は子の成長を応援するべきなのです。
子が親から離れていったとしても、親子の関係はなくなるわけではありません。もちろん、大人になるまで大事に育ててきた世界で最も大切な子が③自分の手を離すのは寂しいと思うでしょうが、自分だって④そうしてきたのです。つまり、人間はみんなが独立して、お互いの成長を応援し合うべきなのです。
1.文中の①「親離れできない子」の説明として正しいものはどれですか。A.いつまでも親が子を支配しているということ |
B.親に仕事を探してもらって働くということ |
C.いつまでも親に面倒を見てもらっているということ |
D.独立しようとしたが、親が好きなのでやめたということ |
A.つまり | B.要するに | C.反対に | D.ということは |
A.親が結婚相手を探して結婚させること |
B.親が子を干渉して結婚もさせないこと |
C.親が子のことが好きで、子が親が好きなこと |
D.親がきちんと子の世話をしないこと |
A.子 | B.孫 | C.親 | D.結婚相手 |
A.親から離れて独立したこと | B.子を大事に育てたこと |
C.親として誇りを持ってきたこと | D.子のために干渉してきたということ |
6 . 皆さんの手に油が付いた時に、どのようにきれいにしますか。石けん(肥皂)や洗剤を付けて、水や湯で洗ってきれいにすることが多いと思います。
このように、石けんや洗剤のようなものがあると、水と油を混ぜるようなことができます。このことは、つまり、水と結び付く性質と油と結び付く性質の両方の性質を持つものがあれば、水と油を混ぜるようなことができるということになります。
石けんは、植物や動物から取れる油と溶けやすい水酸化ナトリウム(钠离子)(苛性ソーダ)や食塩から作ることができます。ですから、石けんは、油とも結び付きやすい性質と水とも結び付きやすい性質の両方を持っています。そのため、 石けんはいろいろな油類を包んで水の中に混ぜてしまうことができるのです。石けんが油を包んで水に混ぜると、白く濁ります。このことを乳化といいます。
( ア )、次に水に食塩が溶けることについて考えてみましょう。水に食塩が溶けるのは水の中の水素(+)と食塩の中の塩素(一)が引き合い(相互作用)、水の中の酸素(一)と食塩の中のナトリウム(+)が引き合うことによっています。
このことから、水と油が混ざらないのは、水は電気的な性質を持っているが、油は電気的性質を示さないため、二つは互いに引き合う力が働かないので結び付かない、と考えることができます。
1.「石けんや洗剤のようなもの」はどんな特徴がありますか。A.水と結び付く性質と油と結び付く性質の両方の性質を持っている。 |
B.油類を包む性質と水類を包む性質の両方の性質を持っている。 |
C.固体を溶く性質と液体を溶く性質の両方の性質を持っている。 |
D.食塩に溶けやすい性質と水に溶けやすい性質の両方の性質を持っている。 |
A.石けんや洗剤に包まれた油が水と混ざること |
B.石けんや洗剤を水に入れると、白くなること |
C.水が石けんや洗剤に触れると、汚れてしまうこと |
D.油に包まれた石けんや洗剤の成分が水に混ぜること |
A.でも | B.では | C.つまり | D.なぜなら |
A.食塩の中の+(プラス)の電気と水の中の+(プラス)の電気が引き合っている。 |
B.水の中の 一(マイナス)の電気と水の中の ―(マイナス)の電気が引き合っている。 |
C.食塩の中の+(プラス)の電気と水の中の―(マイナス)の電気が引き合っている。 |
D.食塩の中の+(プラス)の電気と食塩の中の 一(マイナス)の電気が引き合っている。 |
A.互いに電気を帯びていないから |
B.互いに電気を帯びているから |
C.電気を帯びている物質とそうでもあるものがあるから |
D.電気を帯びている物質とそうではないものがあるから |
7 . 野菜工場は、電気の光で野菜を育てる工場です。屋内に上下に何段も棚を重ねて作り、そこで野菜を育てます。それぞれの棚で野菜が作れるので、同じ広さの場所でも畑より多くの野菜を生産することができます。
野菜工場では、畑と違って環境も人間が作れます。例えば、工場では温度や湿度、野菜が光を浴びる時間も決められるので、外の天気に影響されずに野菜が育ちます。冬に夏の野菜を作ることも可能です。
また、工場は虫などが入りにくいので、農薬(注)を使う必要がありません。(ア)、工場で作られた野菜は安心して食べられます。畑で育った野菜より栄養があるものもあるそうです。
野菜を作る人にとっても、いい点があります。畑では作物を地面で育てますから、長時間腰を曲げて働かなければならず、足や腰が痛くなります。しかし、工場では棚を、仕事がしやすい高さにすることができるので、楽に仕事ができます。
こう見てくると、いいことばかりのようですが、問題もあります。まず、工場を作るのにかなりの建設費がかかります。そして、野菜を作るには、電気やエアコンを長時間つけておく必要があるので、電気代もかかります。また、作れる野菜の種類もまだ少ないし、畑で育てた野菜のほうが味がいいと言う人もいます。
現在、国、大学、企業などが協力して、このような問題を解決するための新しい技術の研究を行っています。時間がかかるかもしれませんが、日本のように山が多く、利用できる土地が少ない国では、今後、野菜工場を利用した作物の生産も増やしていかなければならないでしょう。
1.多くの野菜を生産することができますとあるが、どうしてか。A.棚を重ねて使って育てるから | B.電気の光を使って育てるから |
C.広い場所で育てているから | D.建物の中で育てているから |
A.野菜がよく育つように、エアコンで適当な温度にする。 |
B.野菜が虫に食べられないように、棚の高さを工夫する。 |
C.野菜に太陽の光がよく当たるように、棚の置き方を工夫する。 |
D.野菜を作る人が働きやすいように、温度をいつも同じにしておく。 |
A.そして | B.ですから | C.それでも | D.例えば |
A.畑で作るより安く作れるが、栄養が少ない。 |
B.季節に関係なく作れるが、一度にたくさん作れない。 |
C.安心して食べられるが、作るのにお金がかかる。 |
D.いろいろな種類があるが、味はあまりよくない。 |
A.研究に時間がかかるので、今まで以上に畑で育てた野菜の生産を増やす必要がある。 |
B.いい点もあるが問題が多く、工場以外で野菜を作る新しい技術を考える必要がある。 |
C.問題はあるがいい点も多く、将来は工場での野菜の生産を増やしていく必要がある。 |
D.研究が行われる問題が解決してきたので、すぐに野菜工場の建設を始める必要がある。 |
8 . 毎年1月2日と3日、テレビで「箱根駅伝(接カ跑)」を見ます。「箱根駅伝」は、東京と箱根を往復する217.1kmのコースを10区に分け、2日の往路と3日の復路を、襷(たすき:斜挂在肩上的窄布条)をかけて走ります。そして襷を手渡してつないでいきます。
今年は、青山学院大学が総合優勝しました。圧倒的な強さで走る青山学院大学の学生の姿に感動しましたが、19位の駿河台大学の今井選手が必死に走る姿にも、胸が熱くなりました。
今井選手は2年前まで、埼玉県の中学校で体育の先生をしていました。2020年4月に先生をお休みし、駿河台大学に入学しました。大学で駅伝部に(ア)、一度はあきらめた箱根駅伝を目指しました。10歳くらい若い学生と練習し、みごと走者に選ばれ、中学校で生徒として教えた永井選手に襷をつないだのです。
駅伝は、1位のチームが襷を渡してから、決められた時間内に襷を渡せないと、繰り上げスタートしなければなりません。目の前に仲間がいても襷をつなげないのです。今井選手は永井選手に襷を渡したあと、監督に声をかけられ感激して泣いていました。駅伝の魅力は、「襷」(イ)、みんなの「思い」もつなぐところだとあらためて感じました。
1.文中に「必死に走る姿にも、胸が熱くなりました。」とあるが、その意味はどれか。A.今井選手が速く走ったので、熱くなりました |
B.今井選手が速すぎたから、最後に死んでしまいました |
C.筆者は今井選手が必死に走る姿を見て、感動しました |
D.筆者は今井選手が必死に走る姿を見て、体が熱くなりました |
A.出し | B.出て | C.入れ | D.入り |
A.駅伝の走者に選ばれたから |
B.永井選手に「監督」に声をかけられたから |
C.駅伝の魅力を感じましたから |
D.永井選手に襷を渡したから |
A.だけでなく |
B.でなければ |
C.にかけて |
D.にしたがって |
A.「箱根駅伝」のコースは5日間かけて走ります |
B.駿河台大学が総合優勝しました |
C.今井選手は体育の先生をしていました |
D.決められた時間内に襷を渡せなくても、次の仲間は襷をつなげられます |
9 . 最近、新しいタイプのピーマン(青椒)が店に並ぶようになりました。このピーマンは、今までのものとは形も味も違っています。これまでピーマンというと、苦さと強いにおいのため、子どもにとっては、嫌いな野菜の一つでした。
(ア)、この新しいタイプのピーマンは、ほとんど苦くなくて、においもあまりしません。小学生に試食してもらったら、約8割が、生で食べてもおいしいと答えたそうです。子どもも好きになれるピーマンの誕生です。
実は、この新しいタイプのピーマンの研究には、10年もかかっています。その出発点は、外国産のとうがらしです。これは日本人には辛すぎるものでしたが、偶然辛くないものが見つかったのです。その後、そのとうがらしの良い点を利用して、新しいタイプのピーマンが作られたということです。
この新しいタイプのピーマンが作られる(イ)、親が子どもにピーマンを食べさせるのは大変でした。そんな親たちも、楽になると言って喜んでいるそうです。
1.文中に「嫌いな野菜の一つでした。」とあるが、その理由はどれか。A.これまでのピーマンは苦くて、においがしたから |
B.これまでのピーマンは苦かったが、においがあまりしなかったから |
C.これまでのピーマンはほとんど苦くなくて、においもあまりしなかったから |
D.これまでのピーマンはほとんど苦くなかったが、においが強かったから |
A.そこで | B.しかし | C.また | D.これから |
A.までは | B.までに | C.からは | D.から |
A.新しいタイプのピーマンが作られたこと |
B.ピーマンが嫌いなこと |
C.子どもにピーマンを食べさせること |
D.辛くないとうがらしが見つかったこと |
A.子どもに野菜を食べさせる方法 |
B.子どもも好きになれるピーマン |
C.新しい野菜を作る研究の難しさ |
D.新しいタイプのとうがらし |
10 . テレビやパソコンは、私たちの生活にどんな役目を果たし、文化を発展させる上に、どんな力を持っているのだろうか。(ア)それは、大きくまとめると、次のようになるだろう。
第一に、いろいろなできごとや様子を報道し、情報を(イ)ことである。私たちの目や耳の力には限りがあって、中国中のできごと、世界の様子までも、いちいち直接、見たり聞いたりすることはできない。その代わりの役目を果たしてくれるのがテレビやパソコンである。
目や耳だけではない。口の代わりもする。というのは、世の中のできごとや働きに対して、一人一人が意見を述べ、家族や友人達と話し合うことはできても、(ウ)それを一度に多くの人に伝え、まとめて大きな力にするためには、何かの機会と仕組みが必要である。その機会を、テレビやパソコンは与えてくれる。多くの人々の声を、テレビやパソコンが代表して、世の中の声としてまとめあげるのである。
また、新しい知識を与え、教養を高めてくれるのも、テレビやパソコンの大事な働きである。私たちは、テレビやパソコンから得た知識や教養を、生活を豊かにし、自分を高める上に役立てている。
もう一つ、忘れてはならない役目は、楽しみをもたらしてくれることである。もし、人間の生活が、働いたり勉強したりするだけだったら、どんなに窮屈で息苦しいものになるだろう。生活の中には、どうしても、適当な休息や適当な楽しみが必要だ。その楽しみには、読書とか、スポーツとか、そのほか色々あるが、テレビやパソコン(エ)楽しみも非常に多い。
1.文中の(ア)の「それ」の指すのは次のどれか。A.テレビ•パソコンが教養を高める役目。 |
B.テレビ•パソコンが文化を発展させる役目。 |
C.私たちの楽しみに対し、テレビ•パソコンの果たす役目。 |
D.私たちの生活に対し、テレビ•パソコンの果たす役目。 |
A.与えてくれる | B.やってあげる |
C.連れてくれる | D.送ってあげる |
A.世の中のできごとや動きについて意見を述べること。 |
B.世の中のできごとや動きついて感想を話し合うこと。 |
C.世の中のできごとや動きに対して、一人一人が意見を述べ、話し合うこと。 |
D.世の中のできごとや動きに対して、家族と話し合うこと。 |
A.によってもらう |
B.によって手にする |
C.によってうけられる |
D.によって得られる |
A.テレビやパソコンを大事に使うこと |
B.テレビとパソコンは私たちに楽しみをもたらしてくれること |
C.テレビやパソコンは人間の生活にいろいろな働きをすること |
D.テレビとパソコンだけが私たちの生活を豊かにすること |