1 . 日本には、至るところ 1 温泉がある。環境省 2 データによれば、全国にある温泉地は3159ヵ所、源泉(温泉泉眼)の数は2万7405に上る。また、平成25年度の全国の温泉宿泊者数は、日本の総人口とほぼ同じ約1億2600万人に達するという。つまり、日本人全員が1年の間に平均1回程度、温泉宿に 3 (と)まった計算になる。それだけ、日本人は温泉が 4 (好き)ということだろう。それにしても、日本人はなぜここまで温泉を 5 (好む)のだろうか。温泉 6 入ると体がポカポカ 7 (する)きて 8 (気持)ち良くなりますよね。いってみれば、温まることで肉体的に気持ち良くなり、身分に関係なく人と 9 (親しい)なることで精神的にも気持ち良くなれる場所が、温泉だったのではないか 10 考えられます。
1.2.
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2 . 子供の頃は誕生日が 1 。誕生日が来るのを毎日待っていた。「今日はお前の誕生日だよ」と言われて、赤飯を炊かれたり、ご馳走が多いと、何となく晴れがましい(害羞的)気持ちになった。また一つの年齢が 2 、大人に近づいたの感じ 3 する。 4 気持ちが続いたのは、二十七、八歳までだろうか。私がインターン(实习医生)を終えて医師 5 のは、二十五の時だったが、その頃はまだ、誕生日が待ち遠しかった(望眼欲穿的)。患者さんに年齢を 6 、「二十五歳だ」と答えるのがいやで、二つ三つとか多く言った。早く医師として、相手が 7 できる年齢になりたいと思うようになった。誕生日が少しずつ憂鬱になってきたのは、三十に近づいた頃からだった。年齢 8 、仕事は覚えていくが、同時に 9 の衰え(衰退)も感じ 10 。
1.( )A.うれしかった | B.かなしかった | C.おしかった | D.うらやましかった |
A.増やして | B.増えて | C.減らして | D.減って |
A.が | B.に | C.へ | D.で |
A.こんな | B.あんな | C.これ | D.あれ |
A.になる | B.になった | C.にする | D.にした |
A.聞く | B.聞いて | C.聞かれて | D.聞かせて |
A.残念 | B.記憶 | C.安全 | D.安心 |
A.について | B.にとって | C.とともに | D.と従って |
A.若い | B.若さ | C.若く | D.若くて |
A.てきた | B.てみた | C.てあった | D.ておいた |
3 . 飼い主の死後や病気時にペットの行く末(前途)を託す「ペットのための遺言書」というのはある。作成を引き受けるのは、一般社団法人「はまなす」の代表理事で特定行政書士の秋山貴子さんだ。日本行政書士会連合会によると、全国的にも珍しい活動という。
民法上では動物も「動産」と同じ扱いとなり、ペットに遺産は残せない。(ア)飼い主にとってペットは家族の一員だ。ペットが安心して一生を終われるように願っているはずだ。法律でできることはないかと考え、遺言書にたどり着いた。
秋山さんは「遺言書はその人の最後の生き様」という考えから、人間の終活を事業とし、万一の時に備えて大切な人に思いを託す「エンディングノート(临终笔记)」を広める活動をしてきた。こうした中、ボランティアで高齢者が飼うペットの散歩や動物病院への通院を引き受ける市民グループ「とうぶつがかり」の三浦真美代表と出会い、意気投合の仲間になった。
(中略)
「飼い主が亡くなっても犬猫は生き続けるので待ったなし(刻不容缓)。それを見過ごせない。多くの人に遺言書を作ってもらい、幸せなペットとの共生をサポートしたい」というのが秋山さんの願いだ。更にペットのための遺言書を入り口に、他の相続についても準備を整えていく。「猫ちゃんがいなければ遺言書なんて書こうと思わなかった」との声も多いという。
1.「ペットのための遺言書」について、正しいのはどれか。A.この遺言書はなくなったペットのために作成したものだ。 |
B.この遺言書は飼い主が世話できなくなるペットのためのものだ。 |
C.民法上では、飼い主死後はペットに遺産が残せる。 |
D.「ペットのための遺言書」は全国に広まった活動になった。 |
A.しかし | B.そうして | C.そうすると | D.それから |
A.ペットは遺産を受けることができないから別の方法を考えなければならない。 |
B.日本行政書士会連合会によると、遺言書を受けるのは全国的にも珍しい活動という。 |
C.飼い主が亡くなった後、財産を家族に分けるという思いで考えている。 |
D.遺言書はその人の最後の生き様で、遺言書を書くことでより良い最期を過ごせる。 |
A.遺言書を作ってもらって、飼い主が亡くなっても、ペットの世話をする人がいる。 |
B.飼い主が亡くなっても犬猫は生き続けるので、心配しなくてもいい。 |
C.飼い主が亡くなっても犬猫は生き続けるので、その世話をする人をすぐ探さないといけない。 |
D.多くの人に遺言書を作ってもらって、幸せなペットとの共生がサポートできる。 |
A.一般社団法人 | B.秋山さん | C.飼い主 | D.三浦さん |
4 . 「気に入って応援している人や物」を指す「推し」や、「よりよく見せようとする」意味の「盛る」などは皆さんも使っている言葉ではないでしょうか。こうした既存の言葉を使った新しい表現が幅広い世代に定着しつつあることが、文化庁が9月29日に発表した2022年度の「国語に関する世論調査」で明らかになりました。
国語世論調査は今年1~3月に郵送で全国の16歳以上を対象に行い、6千人のうち3579人が回答しました。
辞書に記載され始めた新しい表現では、「推し」「盛る」のほか、「引く」(異様だと感じて呆れる)、「寒い」(冗談などがつまらない)、「詰んだ」(どうしようもなくなった)について、「使うことがあるか」「他の人が使うのが気になるか」を尋ねました。
「使うことがある」と答えた人は「引く」が7割にのぼり、「推し」「盛る」「寒い」は5割前後、「詰んだ」は約3割でした。他人の使用が「気にならない」と答えたのは、「推し」「引く」「盛る」で8 割を超えました。
「推し」は10代で87.6%もの人が「使うことがある」と回答。70代以上でも69.0%が「気にならない」と答え、世代を超えて表現定着していることが伺えました。
1.「国語に関する世論調査」でわかったことはどれか。A.今までない言葉が続出し、多くの人に使われている。 |
B.既存の言葉を使った新しい表現はこれからどんどん出てくる。 |
C.既存の言葉を使った新しい表現は若い人しか使わない。 |
D.既存の言葉を使った新しい表現は幅広い世代をに定着している。 |
A.2000年生まれの社会人 | B.アメリカ留学中の19歳の大学生 |
C.定年退職した78歳の人 | D.東京に住んでいる17歳の中学生 |
A.この五つの言葉は本来の意味を使わなくなってきた。 |
B.「推し」を「使うことがある」と答えた人は87.6%だ。 |
C.「詰んだ」を使うことのある人は約1800人いる。 |
D.この五つの言葉のうち、一番使われているのは「引く」だ。 |
A.推しの写真集が発売されたから、何冊も買った。 |
B.顔を修正できるアプリを使って自分の写真を盛る。 |
C.子どもの興味を引くために、いろいろ工夫した。 |
D.明日卒業式なのに、入院してしまった。詰んだ。 |
A.既存の言葉の新表現の調査 | B.言葉の変遷 |
C.新しい言葉の発見 | D.若者言葉の変化 |
5 . 子どもたちの教育に役立てて欲しいと、元教員の女性が茨城県稲敷市に2億円相当の株式証券を寄付した。亡くなった夫とともに教員として長く勤めた地域に、恩返しがしたかったという。
千葉県成田市の長谷川淳子さん(84)は現在の稲敷市内出身で、養護教諭として市内東地区や桜川地区の小中学校で勤務した。寄付は今年1月に87歳で亡くなった夫の義賢さんが言い出した。義賢さんも教諭として両地区の小学校で長く教えた。
(中略)
長谷川さんによると、義賢さんには、自分が経済的に苦労しながら学んだ経験や、より高い教育も受けたかったとの思いがあり、「大学院や難関大学(一流高校)をめざす子どもたちの役に立てれば」と話していたという。(ア)、長谷川さんは使い道については、「私は大学院にこだわらなくていいと思っている」と話す。
市は全額を基金にして、奨学金などに充てるため、必要な条例と予算を5日開会の市議会定例会に提案。来春をめざして具体的な貸与の要項などを決める。
今月1日にあった寄贈式では、寛信太郎市長が長谷川さんに、「大変(イ)。稲敷の子どもたちが立派に学べるよう、援助していく」と感謝の気持ちを伝えた。
1.長谷川淳子さんが寄付した理由について、正しくないのはどれか。A.子どもたちの教育に役に立てたいから |
B.長く勤めた地域に恩返しがしたいから |
C.夫の義賢さんの願いでもあるから |
D.市長の呼びかけで、寄付したいから |
A.今も教員として、小学校で働いている。 |
B.教員として、小学校だけで働いたことがある。 |
C.経済的に苦労しながら学業を続けた経験がある。 |
D.子どもたちの教育に役立てたいという思いは夫と一緒だ。 |
A.それで | B.ただ | C.例えば | D.そして |
A.ありがたい | B.うらやましい | C.申し訳ない | D.おもしろい |
A.2億円の現金を寄付した。 |
B.茨城県稲敷市の市民であれば、無条件でもらえる。 |
C.寄付金の条例や予算などはまだ決定していない。 |
D.長谷川夫婦は寄贈式で寄付金を支払った。 |
6 . 若い頃から、幼稚園の先生か保育園の保育士になりたいと思っていました。(ア)ことを友人との雑談の中で話したところ、「私の知人で幼稚園の園長さんがいるので、一度会って話を聞いてみないか」と誘われました。
友人に「えー、私66歳やで。若くないで」と言いましたが、勧められて面接をしました。採用は無理だと思っていたところ、いいお話をいただきました。
これまでの勤務経験は、金融機関や病院、福祉施設などです。悩みに悩みました。でも、一生は一度きり。やらずに後悔するよりも、やって後悔するほうがいい。そう思い、7年働いてきた福祉施設を12月末で退職し、1月からこの幼稚園で働くことにしました。
どこまで頑張れるかは分かりませんが、新しい出会いにワクワクドキドキしている私がいます。このご縁を大切に、たくさんの子どもたちの成長に関わっていけることを楽しみにしています。
1.(ア)に入れるのに最も適切なのはどれか。こA.あれ | B.あの | C.それ | D.その |
A.筆者 | B.筆者の友達 | C.幼稚園の先生 | D.保育士 |
A.採用は無理だけど、幼稚園で見学するチャンスをもらった。 |
B.幼稚園で働くチャンスをもらった。 |
C.幼稚園の園長さんに話を聞いてみるチャンスをもらった。 |
D.幼稚園の面接を受けるチャンスをもらった。 |
A.幼稚園の園長さんとの会談のこと |
B.幼稚園の園長さんを紹介してくれる人との仲のこと |
C.幼稚園で働き、そこでの新しい出会いのこと |
D.幼稚園の面接を受ける機会のこと |
A.「私」は12年も働いてきた福祉施設を退職した。 |
B.「私」は子供たちとともに成長するのを期待している。 |
C.「私」は12月から1ヶ月以上幼稚園で働いている。 |
D.「私」は以前幼稚園で働いた経験を生かそうと思っている。 |
7 . わたしの家族は4人です。家内と子供が2人います。子供は、男の子と女の子です。男の子は7歳です。毎日学校で勉強します。女の子は今4歳です。わたしたちは吉祥寺の近くに住んでいます。私は自動車の会社で働いています。全部で1500人が働いています。
わたしは、去年会社の車を買いました。小さいですが、とてもいい車です。
1.私は何人家族ですか。A.2人 | B.3人 | C.4人 | D.5人 |
A.男の子は7歳で、女の子は4歳です。 | B.男の子は4歳で、女の子は7歳です。 |
C.男の子は7歳で、女の子も7歳です。 | D.男の子は4歳で、女の子も4歳です。 |
A.自動車会社の近く | B.吉祥寺の近く |
C.学校の近く | D.よくわかりません |
A.私の会社は1500人ぐらいいます。 | B.男の子は毎日学校へ行きます。 |
C.私は毎日学校で勉強します。 | D.私は小さな車を買いました。 |
A.自動車の会社 | B.パンの会社 | C.吉祥寺の会社 | D.本の会社 |
8 . 「ミルクを飲む人より、運ぶ人のほうが健康になる」はイギリスのことわざだそうです。
牛乳は健康によい食品です。それを定期的に飲む人は健康になります。そのためには、その牛乳を毎日家まで運んでくれる、牛乳配達がいます。自転車で、あるいは自転車を降りて戸口(大门)まで運んでくる人です。その人は、暑い寒いに関わらず、いつも身体を動かしているから丈夫になる、そして、飲む人以上に健康になります。
裏方(后台人员)の仕事も、目立たない仕事も、単にほかの目的のための手段に過ぎないのでなく、必ず報いられるようになっている。従属的で馬鹿らしいと思わずに、こつこつすれば、時がたつと、それ自体が大したものになっている、そういうことです。
かつて、私は、ある人に、「この頃は、雑用ばかりやらされて、嫌になってしまう」と嘆いたら、「世の中に雑用はない。すべては本来の仕事である」と諭された(告诫)ことがありますが、その通りで、仕事に雑と本はないのです。そのように考えれば、どんな仕事も、おろそかにせずに打ち込むむ(投入)ことが出来ます。
ただ、現時の世の中は、そのようになっていません。職業には貴賎があり、あるいは、貴賤と言わないまでも割のよいものとそうでないものがあり、報酬も大いに違います。しかし、このように、仕事を序列化させて、その優劣を競う(特に報酬において)というのではなく、全体のなかでそれぞれの仕事の役割を平等に問う、(ア)、どの仕事においてでも、意欲を持ち、勤勉に働く人が、それなりに報いられる社会が、あって欲しい社会といえましょう。
1.文中に「ミルクを飲む人より、運ぶ人のほうが健康になる」とあるが、正しい理解はどれか。A.ミルクの品質は低くなったから |
B.ミルクを飲むより、むしろ運動する。 |
C.ミルクマンがミルクを運んでいるうちに、体が丈夫になった。 |
D.ミルクマンが人のミルクを飲んだから |
A.助けの手を差し伸べた人は、感謝されるようになること。 |
B.悪事をした人が懲罰を受けること。 |
C.努力しなかったので、目立たない仕事をすること。 |
D.目立たない仕事をしても、大したものになること |
A.裏方の仕事や目立たない仕事が従属的だ。 |
B.すべては本来の仕事だ。 |
C.職業には貴賤があり、差がある。 |
D.仕事には割の良いものとそうでないものがある。 |
A.しかし | B.すると | C.だから | D.そして |
A.従属的な仕事は往々にして報いられるようになる。 |
B.雑用の仕事の従事者は馬鹿にされないべきだ。 |
C.仕事に雑と本があるが、どんな仕事も、おろそかにせずに打ち込むべきだ。 |
D.仕事にかかわらず、勤勉者が報いられる社会があるべきだ。 |
9 . 間接的にでも政治的な活動をしている若者が増えているという。彼らはどんな動機で政治活動を始めたのだろうか。たずねてみると、「ほかの人と関わりを持ちたいから」という答えがよく返ってくる。人との関わりを求めて政治活動をするのかと、一瞬驚いたが、考えてみれば驚くことではなさそうだ。地域共同体の力が強かった時代は、地域の人との関わりを強制される面があり、自分から人と関わりを持とうとすることはあまりなかった。しかし、今は違う。
また、「趣味やボランティア活動の延長で、政治に出会った」という話も聞く。日常の仕事から離れてサークル活動やボランティア活動をする中で政治に出会い、自然な流れでその活動に入っていったというケースだ。
以上は、仕事以外の生きがいを求めて政治に目を向けた例といえるだろう。
(ア)、「就職先として政治の場を選んだ」というケースもある。政治家の公的な秘書、その秘書が雇う人、事務所の職員など、その周囲にはかなりの職がある。政治家の任期が終わり、次の選挙に落ちれば職を失うことになるが、任期中は安定している。特に参議院の議員の任期は6年だから、その秘書も6年は仕事があるわけで、一般的なアルバイトなどと比べればはるかによい。こうした選択は、長期的な就職先を見つけることが困難な時代を反映しているといえるだろう。
1.「一瞬驚いた」とはなぜ驚いたか。A.間接的にでも政治活動をしている若者が増えているから |
B.政治活動を始めた動機がいろいろあるから |
C.人と関わりを持ちたくて政治活動を始めるという答えが多いから |
D.地域の人との関わりを強制される面が今まであるから |
A.以前は若者の答えを聞いて驚いたが、今ではその理由がわかっているので驚かない。 |
B.今は他人との関わりが強制されないので、自分から関わりを求めるようになった。 |
C.以前は地域の人と関わらなくてもよかったが、今は関わる必要がある。 |
D.今はほかの人と関わる必要がないので、政治的な活動がしやすくなった。 |
A.政治的な活動を始めた。 |
B.政治家として活動することに決めた。 |
C.政治家としてボランティア活動を始めた。 |
D.ボランティア活動が好きになっていった。 |
A.そのため | B.たとえば | C.いっぽう | D.たしかに |
A.若者の政治的な活動は、単なる趣味の延長に過ぎないと考えることができる。 |
B.ボランティア活動に人との関わりを求めるなら、政治活動で自己実現したほうがいい。 |
C.政治に関わる職は安定しているから、若者はもっと政治活動に目を向けるべきだ。 |
D.若者が政治活動に入るのは、生きがいや就職先を求めているからである。 |
10 . 今までは、どちらかというと、どんな気持ちで勉強や仕事をしていったほうが幸せだろうかという視点で考えてきましたけれど、そうではなくて、社会の制度のあり方として、どんなものがよいだろうかという点を考えてみます。
ひとつの提案は、もう少し進学のプロセスを変えてはどうか、少し大胆にいうと高校からダイレクト(直接)に大学へ進学するのを原則禁止して、いったん社会に出て働くことにしてはどうか、ということを考えています。
よく言われていることですが、日本の大学は、大学入試のゴール地点になってしまっていて、そこで何を学ぶのか、そこでどんなことを身につけるのかという意識がかなり希薄です。(ア)、大学を出てから働き始めた多くの人が、大学時代にもっと勉強をしておけばよかったと後悔したり残念がったりしている姿をよく見かけます。これはとてももったいないことだと思います。
このようなことを言うと、ならば、大学でもっと勉強をさせるようにすればいいじゃないか、それは大学でちゃんと教えていない君たち教師の責任じゃないか、というお叱りを受けそうですし、たしかに反省すべき点は多々あると思います。けれども、現状では大学生がなかなかやる気を持てないという面もあるように感じています。
それは、実社会で実際の仕事などを経験してみないと、その学問の重要性や必要性を実感できないという面があるからです。特に経済学のような学問はそういう傾向が強いように思います。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.ところで | B.つまり | C.それとも | D.また |
A.勉強できる環境では勉強の必要性に気づけず、卒業後に気づくこと |
B.苦労して大学に入っても、大学の勉強が合わない学生が多いこと |
C.本当に勉強したがっている卒業生が、大学に入り直せないこと |
D.在学中の学生が、後悔している卒業生の姿を見ることができないこと |
A.大学生 | B.大学の教師 |
C.叱っている人 | D.大学を出てから働き始めた人 |
A.大学進学者の数を少なくするため |
B.大学の授業をもっと深い内容にするため |
C.大学生がやる気を持てるようにするため |
D.大学に入ってから後悔しないようにするため |
A.今の日本では、高校からダイレクトに大学へ進学するのを原則禁止している。 |
B.大学時代にもっと勉強をしておけばよかったと思う人は多くない。 |
C.大学生は実際の仕事などを経験したら、学問の重要性を実感できる。 |
D.大学生は経済学を習わなければならないと筆者が考えている。 |