1 . 今日、うちの家事を手伝ってくれるおばさんが用事で、一日休みました。だから、自分でうちを掃除しなくてはいけませんでした。わたしはトイレや床ふき(擦地板)などをして、ごみの処理もしました。毎日ごみを捨てますが、(废品回收,再利用)リサイクルのものは月曜と水曜と金曜しか出せません。
そこで、「いつもはお手伝いさんがいて楽ですが、いない時はほんとうにたいへんだ」と思います。ふだん、あまり家事をしないわたしはこんな苦労がよくわかりませんでした。世の中には、自分で経験しないと、わからないことがまだまだたくさんあると実感しました。ですから、お手伝いのおばさんのように、うちの家事をしている方を尊敬するし、感謝しなければならないと思います。そして、今日一日自分で家事をやったことは、いい経験にもなったし、勉強にもなりました。今日から私も、少しは周りに感謝できるようになって、ほかの人の役に立てるようになりたいと思います。
1.この人はどうして掃除をしたのですか。A.うちを掃除する人がやめたから |
B.もともとうちを掃除する人がいないから |
C.うちを掃除する人が用事で休んだから |
D.うちを掃除する人が旅行に行ったから |
A.掃除の苦労がわかった |
B.掃除はおもしろいと感じた。 |
C.とても疲れた。 |
D.何も感じなかった。 |
A.トイレだけ掃除しました。 |
B.床だけ掃除しました。 |
C.トイレと床を掃除しました。そしてごみも捨てました。 |
D.ごみだけ捨てました |
A.これからは自分でうちを掃除したい。 |
B.家族に感謝したい。 |
C.お手伝いのおばさんに感謝したい。 |
D.いつも周りの人に感謝し、ほかの人の役に立ちたい。 |
A.月曜と水曜と金曜 | B.火曜と木曜と日曜 |
C.水曜と金曜 | D.火曜と木曜と土曜 |
教育費が高いので、40,50歳くらいの親は生活が苦しくなっています。また、学校をやめてしまう子どもや学校に行きたがらない子どもが最近増えています。
1.日本では義務教育は何年間ですか。
A.3年間 | B.6年間 | C.9年間 | D.12年間 |
A.多い | B.少ない | C.ちょうどいい | D.知らない |
A.国立の学校 | B.公立の学校 | C.市立の学校 | D.私立の学校 |
A.日本では文字の読み書きができない人はほとんどいないので。 |
B.大学は義務教育なので。 |
C.大学の入学金も授業料も安いので。 |
D.大学を卒業しないと、賃金が低いので。 |
A.日本では文字の読み書きができない人がたくさんいます。 |
B.最近多くの子どもは学校に行きたがりません。 |
C.日本では高校や大学は義務教育なので、費用が高くないです。 |
D.1999年の大学進学率は高校進学率より高いです。 |
3 . 田に囲まれた畦道を縫うように続く葬列の中に私はいた。毎年、親戚が集まる中で、いつも優しい笑顔で迎えてくれるおじいちゃんが亡くなった。今年で七十才のおじいちゃんは物静かで、曾祖母の月命日にもお墓参り(扫墓)を欠かさない本当に優しくて温かい人だった。
私は葬儀の始まる前に母から話を聞かされ声が出ないくらいに驚いた。おじいちゃんは私遠とは血のつながりのない他人であること。おじいちゃんが三十才ぐらいの頃、曾祖母が面倒を見てあげるようになったこと。誰よりもおじいちゃんと仲が良かったので、私は今までおじいさんが親戚の一人であることを疑うことがなかった。
母の話は、四十年前にさかのぼった。曾祖母の家は、よそから来た人が歩いていると、誰だと、うわさになるくらい、住民も少なかった。ある日、家のそばの海岸で、何時間もじっとしていたおじいちゃんに声をかけたのが曾祖母だった。おじいちゃんの身体には、入れ墨(刺青)があった。そこは、深いわけがあるとわかったという。刑期を終えた日に曾祖母と出逢ったらしい。
「曾祖母は、ほっとけなかった(置之不理)んだって。きっと、おじいちゃんの外見じゃなくて中身を見てたんだろうね。」
当時、親戚は、みんな猛反対したが、隣に住む所を提供し、一緒に三度の食事も、取るようになった。しばらくして、仕事も見つけ、休日も畑仕事の手伝いをし、ずっと独身で曾祖母と忙しく毎日を過ごした。
「どの親戚よりも、曾祖母を大切に大切にしてくれたおじいちゃんだよね。」
母の言葉に私は大きくうなずいた(点头)。曾祖母と出逢う前のおじいちゃんの人生は、どんなものだったのだろう。おじいちゃんの中では、ずっと何かに苦しんでいるのかもしれない。それを、大きな心で優しく包んであげた曾祖母は、本当にすごい人だ。私は母の話を聞きながら、涙が止まらなかった。
1.文中に「驚いた」とあるが、それはなぜか。A.おじいちゃんがなくなったから |
B.おじいちゃんは私達とは血のつながりのない他人だったから |
C.今年で七十才のおじいちゃんは、曾祖母の月命日にもお墓参りを欠かさないから |
D.なくなったおじいちゃんが私たちの親戚だから |
A.おじいちゃんが三十歳の頃から、曾祖母は面倒を見てあげたから |
B.おじいちゃんとの仲が良すぎたから |
C.おじいちゃんは本当に優しくて温かい人だったから |
D.おじいちゃんは曾祖母と四十年も暮らしてきたから |
A.理由 | B.意思 | C.条理 | D.結果 |
A.親戚は、みんな猛反対したこと |
B.おじいちゃんは刑罰を受けたこと |
C.おじいちゃんはずっと独身していて苦しんでいること |
D.おじいちゃんはずっと何かに苦しんでいること |
A.いつも優しい笑顔で迎えてくれる。 |
B.身体には、入れ墨があった。 |
C.ずっと仕事を探しているけど無職のままだ。 |
D.どの親戚よりも、曾祖母を大切にしてくれた。 |
4 . 日本の大学生はコピーをとる機会が多い。コピー代はたいてい1枚10円で、決して高くはない。けれども、枚数が多いため、大学生にとってはそれなりの負担になる。コピー代が安くできれば、もう少し余裕のある学生生活が送れるかもしれません。
このような事情を実感していた大学生たちが5人集まって、無料でコピーがとれるコピー機を大学に設置する会社を始め、好評を得ている。では、彼らはどうやってコピー機を無料にしたのか。それは企業からの広告料を利用しようというアイデアから始まった。
仕組み(流程)はこうだ。まずこの会社は広告を出してくれる企業を募集し、広告料をもらう。そして、その企業の広告をコピー用紙の裏面に印刷し、大学に設置した無料コピー機にセットする。学生がこのコピー機を使うと、コピー用紙の表には学生のとったコピーが、裏には企業の広告が載る。(ア)コピー用紙が企業の広告にもなるというわけだ。この会社はこのようにして得た広告掲載料を無料コピー機の経費に当てているのだ。
この仕組みは、広告を掲載する企業にとっても利点がある。学生向けの広告を、学生に対してだけ効果的に出せるのだ。ちらし(传单)と違って読まずに捨てられることのないコピー用紙なら、学生が広告を見る可能性が高い。実際に若者向けの商品を主力とする多くの企業が広告を載せているという。
学生のアイデアを生かしたこのような会社は、今後も(イ)。
1.5人大学生たちは何のために、会社を作ったか。A.大学生向けの情報をコピーを使って提供する |
B.大学生にコピー代の節約を意識してもらう |
C.大学生が多くのコピーをとれるようにする |
D.大学生のコピー代の負担を少なくする |
A.学生が払うべきコピー代を広告費として後から企業に請求できるから |
B.広告が掲載されたコピー用紙を企業から提供してもらえるから |
C.企業から受け取る広告掲載料をコピー機の経費として使えるから |
D.企業の広告が描かれたコピー機を企業から借りられるから |
A.つまり | B.たとえば | C.それで | D.それに |
A.大学生を通して、他の人にも広告商品を宣伝できる |
B.対象を大学生に確定するので、効果的に広告を出せる |
C.広告に対する学生の反応を今後の商品開発に生かせる |
D.ちらしより捨てられにくいので、広告を出す回数は減らせる |
A.増えていくだろう | B.增えないだろう | C.減っていくだろう | D.減らないだろう |
5 . 電車で座っていると、立ち上がった目の前の人がポケットからぺンを落として気づかずに降車しようとしたときに、隣の人が気づき声をかけました。このような場面を見たとき、人は(ア)幸せな気分になるものです。何気ない行動ではありますが、こうした小さな親切な行動は、受けた人からさらに別の人へと広がっていくことがあります。
(イ)、サッカーのワールドカップで多くの日本人サポーターが試合後に観客席のゴミを回収している姿は、世界から称賛されました。スタジアムをきれいにして帰りたいという気持ちが、周囲に広まっていったのでしょう。
ほかにも、電車で席を譲る、道に迷っている人に声をかけるなど、普段の日常の中で、見かける光景も親切な行動と言えます。
職場には、それぞれ得手不得手がある人たちが集まっています。そうした環境だからこそ、互いに思いやりの気持ちを持って、小さな行動でも他人を助けてあげたいものです。そうすれば職場の雰囲気も良くなり、仕事もしやすくなるでしょう。
1.(ア)に入れるのに最も良いものはどれか。A.何となく | B.何とか | C.何でも | D.何しろ |
A.そこで | B.例えば | C.しかし | D.でも |
A.隣の人が気づき声をかけると、幸せな気分となる。 |
B.サッカーのワールドカップで観客が世界から称賛された。 |
C.電車で席を譲る、道に迷っている人を助けるなどのことは親切な行動と言える。 |
D.得手不得手の人たちが集まっているから、雰囲気が良くなり、仕事もしやすくなる。 |
A.電車で席を譲る、道に迷っている人に声をかけること |
B.職場には得手不得手がある人たちが集まること |
C.普段の日常の中で、親切な行動のこと |
D.互いに思いやりの気持ちを持って助けること |
A.幸せの気分のために | B.職場の雰囲気をつくり |
C.小さな親切な行動 | D.思いやりの気持ち |
6 . 子供が自室に閉じこもるのは親から独立した自分だけの精神的世界を持ち始めたことの現われだろうから、悪いこととは言えない。子供だって、自分が親に完全管理されることをいつか嫌うようになるもので、もしそうならないとすれば、また別の心配が生じるだろう。しかし、そうは言っても、これは程度問題で、子供が学校から帰ってから寝るまで、食事の時を除いて自分の部屋にいる、というのでは、家族の間のコミュニケーションも稀薄になる。だから、子供がある年齢に達して自室に閉じこもりがちになることを、一つの成長過程として認めるにしても、建築的にそれを助長するような空間の作り方は避けるべきだろう。
そういう考え方に従うと、子供部屋は、あんまり居心地が良くないほうが良いのではないか。居心地が良くないというのが語弊(用词不当)があるが、少なくても良すぎないほうがいい。もっと正確的に言えば、ある内向的な時を過ごすには居心地がいいが、その気持ちがふっと外へ向いたときには、多少気づまり(感觉受拘束)が感じられて、自然に部屋の外へ、居問や食堂へ出ていきたくなるような部屋がいい。
1.本文によると、子供はなぜ自分を自室に閉じこめるか。A.ある時になったら、内向的になるから | B.自分だけの独立した空間を持ちたいから |
C.両親に管理されることを嫌うから | D.自分の悩みを持ち始めたから |
A.親のことが嫌いなこと | B.別の心配が生じること |
C.家族の絆が薄くなること | D.子供が自分だけの精神世界を持つこと |
A.家族の間の交流が稀薄になること | B.子供が自分の精神的世界を持つこと |
C.子供が自室に閉じこもること | D.大人が子供に自分の空間を作ること |
A.子供の部屋は居心地が良すぎないほうがいい。 |
B.子供の部屋は居心地がよいほうがいい。 |
C.子供の自分だけの空間をできるだけ居心地よく作ったほうがいい。 |
D.できるだけ子供に自分だけの空間を作らないほうがいい。 |
A.内向的な人も、外向的な人も好きな部屋がいい。 |
B.自然的な環境にあって、人の気持ちを良くする部屋がいい。 |
C.静かに過ごすのに相応しいが、外へ向いた時、外に出たくなる部屋がいい。 |
D.多少気づまりが感じられるが、居間や食堂と繋いでいる部屋がいい。 |
7 . 日本は地方によって、気候が違うので、生活の仕方も様々に違います。北の地方では冬になると、雪が積ります。雪の多い地方では、家が雪の重さで潰れたり、作物が被害を受けたりする①___があります。
ですから、雪国の人々は、雪の被害から生活を守るために、いろいろ工夫しています。雪国の屋根は、雪が下に落ちやすいように、勾配が大きくなっています。勾配が小さいと、雪が屋根から落ちにくいので、重さで、家が潰れてしまうそうです。
南の地方では、冬になっても、めったに雪が降ることはありません。降っても、すぐ溶けてしまいます。でも、夏に台風がやってきて、被害を受けることがあります。
南の地方では、台風から生活を守る工夫が必要です。台風に備えて、家の周りに、木を植えたり、塀を作ったりしています。屋根の形は、風を受けにくいように、勾配が小さくなっています。
人々はそれぞれの地方で、気候に応じて、さまざまに工夫しながとしながら、生活しているのです。
注:勾配:斜度 塀:围墙
1.文中①___の中に入れる物はどれですか。
A.もの | B.こと | C.から | D.まで |
A.地方によって気候が違うので | B.地方によって地下資源が違うので |
C.地方によって風俗が違うので | D.地方によって日照時間が違うので |
A.屋根を木で作ります | B.家の周りに塀を作ります |
C.屋根の勾配が小さくしています | D.屋根の勾配が大きくしています |
A.雪による被害 | B.雨による被害 | C.台風による被害 | D.熱さによる被害 |
A.家の周りに木を植えたり塀を作ったりします | B.屋根の形を大きくします |
C.家屋に植物性の素材が使われています | D.部屋を壁で区切って障子を使いません |
8 . ケータイ(手机)による電話は、①今までの電話の最初の基本的やり取りを変えた。
今までは「もしもし、こちら小泉と申します。田中さんのお宅ですか。真紀子さん、お願いできますでしょうか。」
「はい、少々お待ち下さい。」というパターンだった。
ケータイは、
「あ、今いい?」
「うん、今どこ?」だけで始まってしまう。
相手の名前は、話す前に分かっている。相手の場所と都合だけが分からない。だから、最初から用件を伝えるだけでいい。ケータイ以前、話す時には、たいてい相手の場所が特定できた。誰かが電話に出ているのだから、相手がどこにいるのか、どこにいてもまわない(不管)。ただし、分からない人と話すのはなんとなく不安になるかもしれません。今でもケータイに慣れていない(不习惯)ので、思わず「今どこ?」と聞いてしまう。
相手の場所が分からなくなって、嘘(谎言)がつきやすくなったという。最近は①わざと違う場所の騒音を入れる機種もあるとか。パチンコ屋(游戏厅)にいても、駅のホームから掛けているように装うことができるらしい。
1.文中に「今までの電話の最初の基本的やり取り」とあるが、最も適当なやり取りはどれか。A.もしもし、田中さんのお宅ですか。 | B.今いい? |
C.今どこ? | D.今行く? |
A.相手は特定できたが、相手の場所が特定できなかった |
B.相手の場所は特定できたが、相手が特定できなかった |
C.相手も場所も特定できた |
D.相手も場所も特定できない |
A.相手が特定できるから | B.相手の場所が特定できるから |
C.相手が特定できないから | D.相手の場所が特定できないから |
A.家にいる時 | B.パチンコ屋にいる時 |
C.駅のホームにいる時 | D.嘘をつく時 |
A.相手の名前が話す前にわかっているから | B.相手の名前がわからないから |
C.嘘がつきやすくなったから | D.ケータイに慣れていないから |
9 . 政府は、3月13日、①成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる民法改正案を閣議決定しました。改正案が国会で成立すれば、2022年4月から施行されることになります。現在の成人年齢は、1876年に定められました。今回の成人年齢の引き下げは、少子高齢化が進む中、若い世代の社会参加を早め、自立を促す(促进)狙い(目的)があります。
②成人年齢が引き下げられると、18歳から、親の同意無しでも携帯電話などの契約をしたり、クレジットカード(信用卡)を作ったり、ローンを組ん(贷款)だりすることができるようになります。これに対し、政府は、若い世代が悪質業者の被害に遭わないよう、消費者契約法の改正など、③環境整備に取り組んでいます。また、今年4月からは、関係省庁が連携(联合)し、高校などで実践的な教育が強化されます。
成人年齢の改正と同時に、④結婚できる年齢の規定も変更されます。現在の男性18歳、女性16歳という規定は、男女の結婚年齢が異なることに合理的な理由がないため、男女ともに18歳に統一されます。また、飲酒や噢煙、競馬や競輪(赛车)などの公営ギャンプル(赌博)ができる年齢は、現在の20歳以上という規定が維持されます。
1.文中に①「成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる」とあるが、その民法改正案の理由になっていないものはどれか。A.少子高齢化が進んでいるから |
B.若い世代の自立を促したいから |
C.高齢世代からの要望があったから |
D.若い世代の社会参加を早めたいから |
A.タバコを吸うことができる。 |
B.銀行からお金を借りることができる。 |
C.親の同意を得た上でお酒を飲むことができる。 |
D.親名義のクレジットカードを作ることができる。 |
A.少子高齢化社会になっているから |
B.高校などで実践的な教育を強化するため |
C.消費者契約法などが高齢者に向いていないから |
D.若者が悪質業者の被害を受けないようにするため |
A.「現在」の規定では、男女ともに18歳から結婚できる。 |
B.「現在」の規定では、男女ともに20歳から結婚できる。 |
C.改正案では、男女ともに18歳から結婚できる。 |
D.改正案では、男性は18歳、女性は16歳から結婚できる。 |
A.成人年齢が20歳に定められたのは、1876年である。 |
B.18歳になれば、競馬や競輪などの公営ギャンプルができる。 |
C.18歳になっても、親の同意なしでは携帯電話の契約ができない。 |
D.改正案では、性別によらず、20歳になれぼ選挙権が与えられる。 |
10 . かつて(以前)思春期にある若者にとっては、①親は乗り越えるべき怪物、強敵のような存在だった。
それまでは何気なく聞いていた「顔洗ったの?」「もっと牛乳飲みなさい」といった指示や言いつけが、やっと出てきた②自分らしさの芽を摘み取るはさみのように恐ろしく思えてくる。そして、「どうでもいいじゃない。私の勝手(随便)でしょう!」「牛乳なんて絶対飲まないからな」とつい声を荒げて、「怪物のはさみ」から自我の芽を守ろうとする。
親としては、子どもによかれ(好)と思って声をかけているのに、なぜそれほど反抗されるかわからない。「それが、親に対する口の聞き方なの?黙って早く顔を洗ってきなさい!」と言い返し、いわゆる「切った張った(绷紧神经)」の親子喧嘩になってしまうことも少なくない。
( ③ )、今の若者の多くは、そういう激烈な思春期の親子喧嘩の時期を体験していない。親も「〇〇しなさい」と口うるさく命じることもないし、たとえ言われたとしても、子供の側も抗うことなく素直に「そうだね」と親の言うことを聞く。より④友好的な方向への変化が、親にも子にも起きているようだ。
1.文中に①「親は乗り越えるべき怪物、強敵のような存在」とあるが、どうして若者はそう思ったのか。A.親の性格が怪しいと思ったから |
B.自我の芽を摘み取ると思ったから |
C.はさみで自分を脅かした(威胁)から |
D.自我の芽を守ってくれると思ったから |
A.周りの人によく似ていること |
B.周りの人と仲良くしようとすること |
C.周りの人と違う自分だけの特徴を持っていること |
D.周りの人に関心を示さず、自分のことだけに夢中になること |
A.ところが | B.それから | C.そのため | D.それとも |
A.子ともは親の言うことを聞かなくなった。 |
B.親は子どもにぜんぜん指示をしなくなった。 |
C.親も子どももお互いに相手にもう関心を示さなくなった。 |
D.親はあまり指示をしなくなり、子供も親の話を聞くようになった。 |
A.今の親と子どもはどちらも相手に対して厳しい。 |
B.かつての親は子どもに対して優しかったが、今は厳しい。 |
C.かつての若者は親に対してやさしくなかったが、今はやさしい。 |
D.かつての親は子どもに対して厳しかったが、今も同じく厳しい。 |