1 . 田中さん、お元気ですか。私は先週、大学の近くに引越し (搬家) ま した。 前は、アパートから大学まで電車とバスで一時間かかり(花一个小时)ました。でも、今のアパートは、大学まで歩いて10 分です。だから、ここに引っ越しました。少し狭いです。でも、きれいです。近くにスーパーと駅があります。とても便利です。私はこの部屋がとても好きです。ぜひ、遊びに来てください。
1.「私」 は何で大学に行きますか。 ( )A.電車 | B.バス |
C.電車とバス | D.歩いて行きます。 |
A.知りません。 |
B.一時かかりました。 |
C.歩いて10分かかりま した。 |
D.一時間かかりま した。 |
A.狭いです。でも、新しいです。 |
B.広いです。でも、きれいです。 |
C.広いです。でも、便利です。 |
D.狭いです。でも、きれいです。 |
A.先週、引っ越しました。近所にスーパーがあります。とても便利です。 |
B.来週、引っ越します。近所に駅があります。「私」はこの部屋が好きです。 |
C.アパートは狭いです。「私」は来週、引っ越します。 |
D.アパートは狭かったです。「私」は先週、引っ越しました。 |
2 . 大勢の人の前で話をすることは難しいです。相手が少ない時は顔がよく見えますし、色々な意見を言ってくれて、考えていることがよく分かります。だから、たいていうまく行きます。大勢だと、みんなが自分の話を聞いてどう思っているか、よく分かりません。 分かっているかどうかも分かりません。もう大勢の人の前に立っただけで、ただどきどきしてしまうこともあります。
しかし、どきどきしてしまうことは、誰にでもよくありますから、決して恥ずかしいことではありません。「どきどきしてはいけない」「失敗してはいけない」と思うと、(ア ) どきどきしてしまいます。どきどきして、言葉が出なくなったら、「しばらく待ってください」と言って、待ってもらえばいいです。そして、どきどきしなくなったら、「失礼しました」と言って、また話し始めればいです。落ち着いて話すことが大切なのです。
気持が落ち着いてくると、聞いている人が分かっているかどうか、だんだん分かるよう になってきます。そうすれば、うまく話ができるようになるはずです。
1.文中に「考えていることがよく分かります」とあるが、誰が誰のことが分かるか。A.話している人が聞いている人のことが分かる。 |
B.聞いている人が話している人のことが分かる。 |
C.話していることが大勢の人のことが分かる。 |
D.聞いている人が大勢の人のことが分かる。 |
A.緊張することは誰でもあるし、悪いことではないから。 |
B.いつかうまく話ができるようになるから。 |
C.聞いている人の反応がだんだん見えてくるから。 |
D.大勢の人の前で話すのは初めてだから。 |
A.たいへん | B.もっとも | C.もっと | D.ほとんど |
A.演説家のようにペらペら喋れる。 |
B.心配でうまく話せない。 |
C.たいていうまく話せる。 |
D.言いたいことがどんどん言える。 |
A.大勢の人の前で話すとき、大切なことはまず相手の顔をよく見ることである。 |
B.大勢の人の前で話すとき、大切なことはまず相手の意見をよく開くことである |
C.大勢の人の前で話すとき、大切なことは待ってもらうことである。 |
D.大勢の人の前で話すとき、大切なことは落ち着いて話すことである。 |
3 . 電子技術が進むにつれて、様々な分野で役に立てるロボットが開発されてきました。家庭用のロボット、医学治療用のロボット、作業用のロボットなどです。(ア)、ロボットの使用が珍しくなくなって、普及されてきました。特に工場では、能率的に仕事をするため、ロボットが頻繁に使われ、生産ラインのコントロールはみんな自動化されるようになりました。危険な仕事はほとんどロボットがやってくれるので、ずいぶん働きやすくなりました。それに、経営者にとっても、ロボットを使うことでコストが下がり、生産量が増えるのだから、これからもっとロボットを使っていくでしよう。
(イ)ロボット導入がいいことばかりとは限りません。ロボットは機械だから、言いつけられた仕事を忠実にやっても、手加減することを知りません。ロボットの腕に挟まれて死んだ従業員もいるし、電磁波によって暴走したロボットが事故を起こしたこともあります。ロボット導入の一番深刻な問題は企業内の余剩人員が生じて、失業問題にまで発展していくことでしよう。それはロボット導入の真剣に考えるべき課題だと思います。
注釈:手加減/(处理事务时)酌情,适度 暴走/横冲直撞,突然失控
1.文中(ア)のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.したがって | B.すなわち | C.それなのに | D.ついでに |
A.なお | B.さて | C.しかし | D.それなら |
A.様々な分野で役に立てるロボットが開発されてきたから。 |
B.ロボットが危ない作業をやってくれるので、仕事が楽になったから。 |
C.ロボットを使うことでコストが低くなるから |
D.ロボットを使うことで生産能率が高くなるから。 |
A.ロボットは機械だから、手加減することを知らないこと。 |
B.ロボットの腕に挟まれて死んだ従業員もいること。 |
C.電磁波によって暴走したロボットが事故を起こしたこともあること。 |
D.企業内の余剰人員が生じて、失業問題にまで発展していくこと。 |
A.ロボットの使用が珍しくなくなって、普及されてきた。 |
B.ロボットが頻繁に使われ、生産ラインのコントロールは自動化されるようになった。 |
C.ロボット導入はいいことばかりではないから、よく考えなければならない。 |
D.ロボット導入はいろいろ問題があるから、やめるべきだ。 |
4 . 日本は南北に長い島国なので、地域によって開花の時期が違います。( ア )南の九州と北の北海道では 2 か月ぐらい開花時期が変わってきます。南から北へと桜の開花が北上することを「桜前線」と呼び、ニュースでも報道されます。また桜の開花状況も「5 分 咲き」、「7 分咲き」、「満開」と地域ごとに開花具合をニュースで報道するぐらいです から、関心の高さがわかると思います。
人々は「桜前線」の情報により、桜の開花時期に花見をします。中には料理やお菓子や お酒を持って出かけるのがよく見られますが、近頃桜を見ずにお酒を飲むことに夢中にな る方も増えてきています。それを昔の言葉で言い表すと、「花より団子」といます。昔 は桜を見ながら団子を食べたそうで、きれいな花より団子のほうがよいという、人間の本 能である食欲に勝るものはないということを表現した言葉なのです。
桜は春を感じることができる身近なのものですから、待ち望んだ春の到来を祝う気持ち が日本人の花見という習慣につながっているのでしょう。
1.( ア )のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.つまり | B.たとえば | C.もちろん | D.もともと |
A.人々は「桜前線」の情報により、桜の開花時期に花見をすること。 |
B.料理やお菓子やお酒を持って出かけること。 |
C.桜を見ないでお酒を飲むことに夢中になること。 |
D.近頃桜を見ずにお酒を飲むことに夢中になる方も増えること。 |
A.夢を見る | B.夢の中にいる | C.夢を持っている | D.熱中している |
A.桜の開花時期に戦争があることだ。 |
B.桜の開花状況を報道するニュースのことだ。 |
C.桜が南から北へ咲いて行くことだ。 |
D.桜前線によって、桜の開花時期が違うことだ。 |
A.日本 | B.島国 | C.桜前線 | D.花見 |
5 . 月から見えるただ1つの建築物一ーそれが万里の長城だと言われています。秦の時代に作り始められ、いくつもの時代①_______作り続けられ、明の時代に完成されました。万里の長城は世界遺産の1つでもあります。東は山海関から、西は嘉峪関まで6000キロメートル以上もあり、約1万華里②_______相当するので、万里の長城と呼ばれています。
長城に立って、遠くに目をやると、頂上はまるで竜が山々の上で横になっている③_______見えます。万里の長城へ行ったことのある人は恐らく④そのすごさに感動するでしょう。中国人はもちろん、外国人も長城に登ったことを誇りに思います。人々が感動するものは何でしょう。答えはいろいろあるでしょうが、⑤何といっても、それを作った人々の知恵と力ではないでしょうか。
1.①_______には何を入れますか。A.のあと | B.のうちに | C.にわたって | D.の時 |
A.を | B.に | C.と | D.が |
A.そうに | B.ように | C.ために | D.とおりに |
A.竜の | B.人の | C.山々の | D.万里の長城の |
A.その1つは古代の人々の知恵と力ではありません。 |
B.人々が感動するものは古代の人々の知恵と力かも知れません。 |
C.人々が感動するものは古代の人々の知恵と力でしょう。 |
D.人々が感動するものは古代の人々の知恵とカだそうです。 |
6 . 日本人は「友達からサッカーの試合の切符を( ア )んですが、明日一緒に行きませんか。」と友達が誘ってきた時、「明日はちょっと…」などと言って、よく曖昧に断ります。これは「明日はちょっと用事があって、行けません。」という意味です。相手の気持ちを傷付けない( イ )、「いいえ」と( ウ )言わないのです。
図書館で大きな声で話している人に「すみませんが、ちょっと声が…」と言うなど、何か相手によくないことを言う時に最後まで言わない( エ )があります。これも相手を傷付けないという思いやる気持ちからです。
それから、日本人は家族のことをあまり褒めません。誰かが自分の子供のことを「お子さんはよく勉強しますね。」と言っても、「いいえ、全然勉強しないんですよ。」と答える人が多いです。これは自分や自分の家族を低くすること( オ )、相手の地位を高くして尊敬しようという考え方があるからです。
日本ではこのような表現で相手を思いやることを通じて、人間関係をよくすることができます。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なのはどれですか。A.あげた | B.もらった | C.くれた | D.やった |
A.よう | B.ため | C.つもり | D.ので |
A.しっかり | B.がっかり | C.はっきり | D.すっかり |
A.もの | B.こと | C.の | D.と |
A.につれて | B.によって | C.にそって | D.に対して |
A.家族のことをよく思っていないから |
B.相手を尊重するために、自分や自分の家族を低くするから |
C.自分の地位が低いと思っているから |
D.自分の家族を尊敬しているから |
A.日本人は相手を傷付けることを絶対に言いません。 |
B.日本人は相手との関係が壊れたり、相手が傷付いたりしないように、曖昧な表現を使います。 |
C.日本人は最後まで言いたくない時は途中までしか言いません。 |
D.外国では直接言いたいことを表現するので、人を傷付けます。 |
7 . 張先生の家は学校の近くにあります。庭もたいへん大きくてきれいです。庭に高い木が5本あります。小さい木は10本あります。いろいろな花も咲いています。
先生の部屋には本がたくさんあります。大きな机といすがあります。ラジオやテレビなどがあります。机の上に電話があります。先生は毎日忙しいですが、私たちはときどき先生の家へ行って、日本語を習います。先生はたいへん優しいです。私たちは中学校でいい先生に会うことができて、うれしいと思っています。1.張先生の家の庭には木が何本ありますか。
A.5本 | B.6本 | C.10本 | D.15本 |
A.ほん | B.つくえ | C.いす | D.ラジオ |
A.英語 | B.日本語 | C.勉強 | D.国語 |
A.優しい人 | B.厳しい人 | C.うれしい人 | D.楽しい人 |
A.よかったと思います。 | B.こわいと思います。 |
C.分かりません。 | D.たのしいと思います。 |
8 . 李先生は明光中学の日本語の先生です。毎日6時に起きます。朝ごはんはいつも家で食べます。7時に学校へ行きます。明光中学はあまり大きくありません。でも、とても有名です。学校には食堂ととしょかんがあります。授業の日に李先生はいつも学校で昼ごはんを食べます。
李先生は木曜日に授業がありません。ときどきとしょかんへ行きます。李先生はテニスも卓球も好きです。ときどき私たちといっしょにします。
※ときどき:有时 趣味:兴趣爱好1.明光中学はどんな学校ですか。( )
A.大きい学校です。 | B.とても小さい学校です。 |
C.有名な学校です。 | D.有名ではない学校です。 |
A.家 | B.食堂 | C.外の食堂 | D.学校の食堂 |
A.日本語 | B.テニス | C.卓球 | D.テニスと卓球 |
9 . 日本では、春から冬までたくさんのお祭りがあります。
私の町は、秋のお祭りで有名です。このお祭りは、米や野菜がたくさんできたことを喜ぶ(庆祝)もので、毎年10月にします。
この日、町の男の人は水を浴びて、白い服を着ます。そして、山の上の神社まで走ります。一番先に神社に着いた人が一番強い男の人です。一番になろうとして、みんな一生懸命走ります。最後の人が神社に着いてから、みんなでお酒を飲んで、特別な野菜を食べます。みんなたくさん食べるから、女の人は前の日の夜から寝ないで野菜料理を作ります。
お祭りの日には町中の子供たちが神社に集まって(集合)、大人と一緒に楽しみます。歌や踊り(跳舞)が上手な子供が、みんなの前で歌ったり踊ったりします。この子供たちは二ヶ月前から、毎日練習するので、歌も踊りもとても立派です。
1.お祭りの日に男の人は何をしますか。
A.神社までできるだけ早く走ります | B.白い服を着てから水を浴びます |
C.走る前にみんなで飲んだり食べたりします | D.寝ないで野菜料理をたくさん作ります |
A.女の人は米や野菜を作ります |
B.女の人は白い服を着て水を浴びます |
C.女の人は前の日の夜から寝ないで野菜料理を作ります |
D.女の人は前の日の夜から歌ったり踊ったりします |
A.神社に集まった子供が大人といっしょに踊ります |
B.歌や踊りが上手な子供が大人といっしょに走ります |
C.町中の子供が歌や踊りを練習します |
D.歌や踊りが上手な子供がみんなの前で歌ったり踊ったりします |
A.一年前から | B.毎年の10月から | C.毎年の8月から | D.毎年の2月から |
A.この町の女の子を強くするお祭り |
B.米や野菜ができたことを喜ぶお祭り |
C.子供の歌や踊りを上手にするためのお祭り |
D.みんなで特別な野菜料理を食べるためのお祭り |
10 . 暑い一日の仕事が終わって、スミスさんは知り合いの安田(やすだ)さんとビールを飲んでいた。スミスさんはいつも静かで、温和な人であったが、この日は、この人のあまりの大人しさ(老实)に怒っていた。スミスさんはどんなことを言っても、「ええ、そうですね」と言うばかりで、この人の辞書には「いいえ」と言う単語はないのではないかと思われてきた。
そろそろ帰るというとき、スミスさんは安田さんの新しい時計に目を留めて、いい時計ですねとほめた。すると、安田さんはすぐ「いいえ、そんなことはありません」と言う。その決然とした言い方にスミスさんはびっくりして、思わず顔を見ると、安田さんは急いで「安物ですよ」と付け加えた。
日本人はなぜ「いいえ」と言うのを嫌い、「いいえ」を避けるために、あらゆる手段を使うのか、疑問に思う西洋人が多い。しかし、日本人が進んで「いいえ」を口にする場合も存在するのである。
他の人の考えや願いを否定することについて、日本人は極めて強い心理的な抵抗を持っている。人の意見や依頼に対して「ノー」と言うことは、その人の人格関係を損なうものだと感じるからである。「ノー」と言っても人を傷つけたり人間関係を悪くする恐れがない場合には、安心して「ノ一」と言う。「この道を行けば駅へ出られますか」というような質問に対して、(ア)と簡単に答える。
時計をほめられたような場合には、それを喜んで「いいえ」と言う。自分の優位を否定し、他人とのよい関係を強めることになるからである。
1.文中の「この人」は誰か。A.安田さん | B.スミスさん | C.日本人 | D.西洋人 |
A.この人の持っている辞書には「いいえ」と言う単語はないだろう |
B.この人の持っている辞書には「いいえ」と言う単語はあるだろう |
C.この人は「いいえ」と言う言葉をぜんぜん言わないだろう |
D.この人は「いいえ」と言う言萊をよく言うだろう |
A.進歩する | B.前進する |
C.前に向かって出る | D.自分から積極的に何かをする |
A.「いいえ」とか「いいえ、違います」 |
B.「いいえ」とか「いいえ、どういたしまして」 |
C.「はい」とか「どうもありがとう」 |
D.「はい」とか「ぜひお願いします」 |