1 . (二)
私は今年の四月に日本へ来ました。ですから、今ちょうど半年になります。私の国から飛行 機で 2 時間半しかかかりませんでした。日本は初めてなので、心配していましたが、兄が空港 まで迎えに来ていました。兄は去年台湾の大学を卒業して、今は京都の大学の大学院(大学研究生院)で日本の歴史を研究しています。将来は歴史の先生になりたいと言っています。私は 日本に来た時、日本語はぜんぜん(完全)分かりませんでしたが、今では日本の人たちと簡単 な話ができるようになりました。私もあと半年一生懸命日本語を勉強して、来年日本の大学へ 入りたいと思っています。大学でコンピューターを勉強したいのです。日本のコンピューター の技術はたいへん進んでいますので、大学でしっかり(好好地)勉強して、将来台湾へ帰って から、台湾の人たちに技術を教えたいと思っています。台湾では、今コンピューターは大変人気があって、日本のコンピューターがたくさん輸入されています。 日本の大学に入るのはたいへん難しいと聞いています。日本語ばかりでなく(不仅仅)、数学や物理も勉強しなければなりません。これからたいへんですが、しっかり勉強しようと思っています。
1.今何月ごろですか。 ( )A.十二月ごろ | B.四月ごろ | C.十月ごろ | D.六月ごろ |
A.はい、京都にいます。 | B.はい、来たことがあります。 |
C.はい、去年来ました。 | D.いいえ、来たことがありません |
A.去年台湾の大学を卒業しました。 | B.大学院の学生です。 |
C.一生懸命日本語を勉強しています。 | D.歴史を教えています。 |
A.少し勉強しました。 |
B.日本の人たちと話ができるくらいでした。 |
C.勉強しませんでした。 |
D.半年前に勉強しました。 |
A.一生懸命日本語を勉強したい。 |
B.大学でコンピューターを勉強したい。 |
C.日本の大学に入るために(为了)一生懸命勉強したい。 |
D.台湾でコンピューターの技術を教えたい。 |
2 . (一)
こんばんは。山田香里です。日本のみなさんは元気ですか。私は今、清華大学の 2 年生です。 中国の授業は 8 時からです。私は毎朝 7 時に起きます。7 時半ごろに学校の食堂でご飯を食べ ます。食堂ではギョーザや果物をよく食べます。パンはあまり食べません。大学では中国語を 勉強しています。教室ではたまに中国の音楽を聞いたり、映画を見たりします。先生はとても 優しいです。授業もとても楽しいです。授業の後、閲覧室を行ったり、テニスをしたりします。 いつも 11 時ごろに寝ます。
ところで、明日の試験はできるかどうか(是否)心配しています。あ、大変!12 時です。 じゃあ、また。
1.山田さんは今,どこにいますか。 ( )A.日本 | B.中国 | C.韓国 | D.アメリカ |
A.日本語 | B.中国語 | C.韓国語 | D.英語 |
A.ギョーザ | B.果物 | C.パン | D.魚 |
A.とても優しい人 | B.あまり優しくない人 |
C.優しくない人 | D.少し優しい人 |
A.朝 | B.午前 | C.午後 | D.夜 |
3 . (二)
日本人はサンマという魚をよく食べます。サンマは一匹、300円以上する年もあるし、100円以下で買える年もあります。魚や肉や野菜などの値段は年や季節によってだいぶ違います。どうしてでしょう。こういう食べ物は天気や海の温度が変わると、たくさん取れたり、あまり取れなかったりするからです。
これは私たちの日常生活と深い ① があります。値段は、品物がどのくらい必要か、 ② 、それがどのくらいあるかによって決まります。野菜や魚があまり取れなければ値段は上がるし、たくさん取れれば値段は下がるのです。
私たちは、サンマの値段が高いときは、他の安い魚や肉を買うようにします。サンマが安いときは、それをよく買って食べるでしょう。考えてみると、私たちは、そうすることによって、値段が高くなり過ぎたり、安くなりすぎたりしないようにしているのかもしれない。
1.文中の ① のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。
A.関心 | B.関係 | C.連絡 | D.連帯 |
A.とはいえ | B.それなのに | C.そして | D.でも |
A.値段 | B.サンマ | C.品物 | D.生活 |
A.たくさん取れると、値段が上がる。 | B.たくさん取れると、値段が下がる。 |
C.あまり取れないと、値段が下がる。 | D.あまり取れなくても、値段は変わらない。 |
A.サンマの値段は年や天気によって、大きく変わる。 |
B.サンマの値段は野菜の値段によって、だいぶ変わる。 |
C.天気や海の温度が変わっても、値段は変わらない。 |
D.どんな年や天気でも、野菜や魚の値段は変わらない。 |
4 . (四)
最近ネット上で「スラッシュ青年」という新しい名詞が登場し、流行している。スラッシュ青年は「一つの仕事に専念」という生活様式に満足できないで、いくつもの仕事や肩書き(头衔)を掛け持ちし、多様な生活を送る人たちを指す。米国では、こうした人たちは自分の職業を紹介する際、記者/俳優/カメラマン――のようにスラッシュで区切ることから、「スラッシュ青年」と呼ばれる。
中国では、「スラッシュ青年」は今多くの若者に支持されている。中国青年報は2000人の青年を調査した結果、回答者の半数以上が身の回りに「スラッシュ青年」がいることを確認し、こうした人たちは活気に満ちており、挑戦する勇気があり、今の社会に積極的な意義を持っていると考えている。
現在流行しているスラッシュ青年という現象は、現代社会の進歩と寛容を反映する( ア )、その一員になることを志す若者にも、注意しなければならないところがある。より多くの事業の発展を追求することを目的とすれば、若者たちも背後にある重大な挑戦を見て、盲目的でイライラ(急躁)しないようにしなければならない。例えば、時間管理が得意かどうか、自律的かどうか、普通の人よりも多くの努力をする決意があるかどうかなどを考えてから、他の得意なものを育てよう。
1.スラッシュの青年の生活様式はどうか。
A.一つの仕事に専念する |
B.毎日つまらない生活を送る |
C.同時に違う肩書きを持っている |
D.未来に大きな目標がある |
A.元気いっぱい |
B.挑戦が好きではない |
C.仕事にはいつも集中しない |
D.変わりやすい |
A.から | B.だけど | C.ても | D.一方で |
A.スラッシュ青年は社会に大きな積極的な役割を果たしている |
B.若者はみなスラッシュ青年になるように努力しなければならない |
C.スラッシュ青年の生活様式はほかの人より優れている |
D.スラッシュ青年になるのはよいが、盲目的に行動することはできない |
A.中国青年報の調査によると、半数以下の人が「スラッシュ青年」がいることを確認した |
B.スラッシュ青年は今の社会に悪い影響を与えていない |
C.自律的に行動できなければスラッシュ青年になることは難しい |
D.自身の具合を考えなくてもスラッシュ青年になることができる |
5 . (一)
昔々、吉四六さんという、とても愉快な人がいました。
ある日のこと、吉四六さんが隣の町へ行きました。町には、お客を乗せる馬がいたので、吉四六さんは乗って帰ろうと思い、馬をひく馬子に、「馬は、いくらかね?」と尋ねました。
すると、馬子は「仲町までだったら、どこでも二十文です」と答えました。
吉四六さんは、しばらく考えてから、「わたしの家は、その途中の南村。南村までが二十文というのは高いが、仲町までなら高くはないな」と言って、馬に乗って帰ることにしたのです。
パッカパッカと、良い気持ちで揺られているうちに、吉四六さんの家の前へ着きました。
吉四六さんは降りようとして、ちょっと考えました。「まて、まて。ここで降りてしまったら、二十文の馬代が高すぎるな。仲町まででも二十文というのなら、家から遠くなっても仲町まで行った方が得だ」。
( ア )吉四六さんは降りるのを止めて、仲町まで乗って行くことにしたのです。
そしてはるばる仲町まで行って馬から降りると、馬子に二十文払い、自分の足でテクテクと村まで引き返したのでした。
1.吉四六さんの家はどこか。
A.隣町 | B.仲町 | C.南村 | D.北村 |
A.十文 | B.二十文 | C.三十文 | D.四十文 |
A.彼はまだ疲れていないから |
B.仲町に行きたいから |
C.馬代が高いと思うから |
D.仲町まで行った方が得だと思うから |
A.それに | B.それで | C.しかし | D.それじゃ |
A.頭がいい人 | B.勤勉家 |
C.怠け者 | D.ちょっとした利益にも欲を出す人 |
日本では1300年ぐらい前から相撲をしていました。1年に1回7月に天皇の前で相撲をしました。
800年ぐらい前に、相撲は侍のスポーツになりました。侍は強くなりたかったですから、よく相撲の練習をしました。
江戸時代に相撲はプロ・スポーツになりました。毎年、たくさんの人が2回相撲を見に行きました。みんなゆっくり相撲を見ました。ご飯を食べたり、お茶を飲んだりしてもよかったです。有名な力士は落語や歌舞伎の主人公になりました。
今、相撲は1年に6回あります。東京で3回、( ア)、大阪と名古屋と福岡です。
相撲はおもしろいスポーツです。いろいろな力士がいます。体が大きい人や小さい人、ハワイの人もモンゴルの人もいます。時々小さい力士が大きい力士に勝ちます。
今、外国のテレビで相撲を見ることができます。
1.(ア)には入れるのに適当なものはどれですか。
A.これから | B.そのから | C.それから | D.ですから |
A.江戸時代 | B.1300年前 | C.1800年前 | D.800年前 |
A.1年に7回 | B.1年2回 | C.1年に2回 | D.1年に6回 |
A.江戸時代 | B.1300年前 | C.1800年前 | D.800年前 |
A.はい、できます | B.はい、なります |
C.いいえ、できません | D.いいえ、なりません |
吉野山でお花見をします
電車とロープウェーで行きます
吉野山で昼ご飯を食べます
桜の写真を撮りましょう
みなさん、一緒に行きましょう
いつ : 4月18日(土曜日)
どこで : 近鉄 あべの橋駅( ア )午前7時30分に会います
いくら : 2500円(電車、ロープウェー)
持ち物 : お弁当、飲み物
申し込み : 田中(Tel.194-0873)
雪・雨 : 行きません
1.4月19日は何曜日ですか。
A.金曜日 | B.土曜日 | C.日曜日 | D.月曜日 |
A.食べ物と飲み物 | B.傘とお弁当 |
C.お弁当と飲み物 | D.食べ物と傘 |
A.桜 | B.動物 | C.木 | D.山 |
A.に | B.で | C.が | D.を |
A.行きます | B.ほかのところへ行きます |
C.行きません | D.わかりません |
8 . 私は今年の3月に初めて沖縄へ行きました。
沖縄は九州の南にあります。大阪から船で行きました。45時間かかりました。それから1週間旅行しました。毎日いい天気でした。( ア )、少し暑かったです。
いろいろな所へ行きました。那覇は沖縄で一番大きい町です。旅行者がとても多かったです。台湾や東南アジアの人も( イ )いました。店に珍しい物がありました。
海はほんとうにすばらしかったです。珊瑚礁にきれいな魚がいました。
時々沖縄の言葉が分かりませんでしたが、人は親切でした。沖縄の料理は美味しかったです。それに沖縄の音楽も素敵でした。
沖縄旅行はとても楽しかったです。わたしは沖縄が大好きです。
1.わたしはいつ沖縄に行きましたか。
A.春 | B.夏 | C.秋 | D.冬 |
A.そして | B.まだ | C.でも | D.だから |
A.仕事で出張しましたから | B.沖縄の言葉を勉強しましたから |
C.旅行に行きましたから | D.友達に会いましたから |
A.多い | B.少ない | C.少し | D.たくさん |
A.1日間ぐらい | B.2日間ぐらい |
C.3日間ぐらい | D.45日間ぐらい |
そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。
家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんな小さいことを考えていたら、10 億円は使いきれない。個人が 10 億円使うというのは、実は大変なことだ。
「10 億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。
何と言っても、10 億円を手にするなど想像したこともないから、最初は現実感がないだろう。( ア )、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた本当にやりたいことが見えてくるはずだ。それがあたなの夢だ。
「いくら夢を描いても、実際には 10 億円も稼げないんだから、仕方ない。」
あたなはそう考えるだろうか。それは違う。確かに 10 億円稼ぐ(挣钱)のは不可能かも知れない。けれども、10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ。
それは、あなたの夢に賛成する人が現れるからだ。夢に向かっていくあなたの真面目で一生懸命な姿勢に賛成して「お金を出そう」と言い出す人もいるかも知れない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかも知れない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。
大切なのは、10 億円を稼ぐ人間になることではなく、10 億円分の夢を描くことだ。そして、その大きい夢にふさわしい(适合)だけの大きい人間になっておくことだ。
1.文中の「けっこう多いんじゃないだろうか」に合うのはどれか。A.あまり多くない。 | B.とても多い。 | C.あまり少なくない。 | D.とても少ない。 |
2.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.しかし | B.そして | C.それで | D.例えば |
3.「本当にやりたいことが見えてくるはずだ」とあるが、どうすれば見えてくるか。
A.10 億円よりも想像しやすい金額から夢を考え始める。 |
B.10 億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。 |
C.10 億円があれば実現できることを常に考える。 |
D.10 億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。 |
4.「10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、その理由は何か。
A.10 億円の稼ぎ方を教えてくれる人が現れるかも知れないから |
B.10 億円を稼ぐための具体的な行動を起こせるかも知れないから |
C.夢を実現するうえで、誰が必要か分かるようになるかも知れないから |
D.夢の実現を助けてくれる人が現れるかも知れないから |
5.この文章で筆者が最も言いたいことはどれか。
A.大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。 |
B.大きい夢を描いて、努力によってその夢を実現することが大切だ。 |
C.大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。 |
D.大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。 |
10 . 東京に何年ぶりかの大雪が降りました。朝、窓の外を見ると、家の屋根も道路も木の枝も真っ白でした。
珍しいことなので、私はさっそく外へ出ました。公園ではもう子供たちが雪だるま(雪人)を作って遊んでいました。その回りで大きな声で笑っている姿は、とても楽しそうでした。
私は積もったばかりの雪を、手で取ってみました。手の中の雪が少しずつ溶けていきました。指先がずいぶん冷たくなりました。それでも、なんだか嬉しくてもう1度雪を取りました。今度は丸い玉にして遠くへ投げました。
私は雪が大好きです。だから、東京にも( ア )と思っています。しかし、父も母も雪が降ると嫌な顔をします。なぜなら、東京には雪が降るとさまざまな困ったことが起こるからです。道路や線路に雪が積もると事故が起こったり電車が止まったりします。滑りやすくなった道で転んでけがをする人も出てきます。雪が降った次の日の新聞にはそんな事故やけがのニュースが載ります。
そんなニュースを見ると嫌な気分になります。でも、積もったばかりの雪に触ると、やっぱり楽しくなります。
1.文中に「珍しい」とあるが、何が珍しいのか。A.窓の外を見たこと | B.外へ出たこと |
C.雪がたくさん降ったこと | D.子供たちが楽しそうに遊んいたこと |
A.手の中に雪が溶けてしまった。 | B.その雪で丸い玉を作って遠くへ投げた。 |
C.その雪で指先を冷たくした。 | D.その雪で雪だるまや丸い玉を作った。 |
A.あまり降らなければいい | B.たくさんの雪が降らなくてもいい |
C.雪が降ったり止んだりすればいい | D.もっとたくさんの雪が降ればいい |
A.雪が降って困ったことが起きたというニュース |
B.雪が降って嬉しかったというニュース |
C.雪が降って公園が真っ白になったというニュース |
D.雪が降ってたくさん積もったというニュース |
A.筆者 | B.父や母 | C.けがをした人 | D.子供たち |