1 . 暑い夏、ちょっと外に出かけるだけで、汗が出る。それで、早く冷房が効いた部屋に入って汗を1( )とする。しかし、このような「汗をかきたくない行動」は汗腺の機能の混乱を招き、健康2( )悪い。
「夏の健康は良い汗から」という言葉の3( )、汗には「良い汗」と「悪い汗」がある。サラサラ(清爽)で蒸発しやすく、気持ち悪くない汗は良い汗だ。それに対して、ベタベタ(黏糊)で蒸発しにくく、においが強いのは4( )だ。
外から急に冷房の効いた空間に入ったり、あるいはその中で長時間過ごし5( )することを繰り返していくと、汗腺の機能が弱まっていく。そのため、汗をかきにくい体になり、たまに出る汗が悪い汗になっ6( )のだ。
汗腺の働きを健康な状態に戻し、7( )とした汗をかくようにするには、どうすれ8( )のだろうか。実は、筋肉と同様に、汗腺は鍛えるほど機能性が高まるのだ。「運動」「入浴」という方法が汗腺を鍛えるのに有効だ。ウオーキングやジョギングなどをする9( )、良い汗が出るようになる。また、運動が10( )人にとって、お風呂に入ることで汗腺の機能の高まりが期待できる。ただし、長く続けないと効果はない。
1.( )A.止まろう | B.止まれ | C.止めよう | D.止めれ |
A.で | B.に | C.と | D.へ |
A.ように | B.そうに | C.らしく | D.みたいに |
A.良い汗 | B.健康な汗 | C.気持ち汗 | D.悪い汗 |
A.より | B.だけ | C.たり | D.とか |
A.てしまう | B.ておく | C.てみる | D.てみせる |
A.サラサラ | B.すっきり | C.ベタベタ | D.ゆっくり |
A.といい | B.たらいい | C.ばいい | D.ならいい |
A.ので | B.もので | C.ことで | D.わけで |
A.苦手だ | B.苦手な | C.苦手に | D.苦手で |
2 . 一人の静かな時間は、人を育てる。人と楽しくコミュニケーションをする中でももちろん人間は養われるが、一人きりになって静かに自分と向き合う時間も、自己形成に必要だ。音楽を聴きながら、ポーつと一人でいる時間も楽しい。しかし読書は、一定の精神の緊張を伴う。この適度の緊張感が充実感を生む。読書は、一人のようで一人ではない。本を書いている人との二人の時間である。著者は目の前にいるわけではないので、必要以上の圧力はない。しかし、深く静かに語りかけてくる。優れた人の選び抜かれた言葉を、自分ひとりで味わう時間。この時間に育つものは、計り知れない。読書好きの人はこの一人で読書する時間の豊かさを知っている。
インターネットの隆盛に伴って、すべてを情報として見る見方がいっそう進むであろう。素早く自分に必要な情報を切り取り、総合する力は、これからの社会の中には不可欠な力である。しかし、何かに使うために断片的な情報を処理し総合するというだけでは、人間性は十分に培われ得ない。
人間の総合的な成長は、優れた人間との対話を通じて育まれる。身の回りに優れた人がいるとは限らない。しかし、本ならば、現在生きていない人でも、優れた人との話を聞くことができる。優れた人との出会いが、向上心を刺激し、人間性を高める。
1.静かな時間を過ごすことの利点として、文章で述べられているものはどれですか?A.他人とのコミュニケーションスキルの向上 | B.自己形成の促進 |
C.新しい情報の獲得 | D.ストレスの軽減 |
A.読書は個人的な活動である |
B.読書は他人との対話の機会を提供する |
C.著者が目の前にいないので、圧力がない |
D.インターネットとの相互作用がある |
A.緊張感の増加 | B.人間性の十分な培養 |
C.短期的な情報処理能力の向上 | D.身近な人との対話の促進 |
A.読書 | B.インターネットの利用 |
C.両方とも同じくらい重要 | D.著者はそのような主張をしていない |
A.必ず現在生きている優れた人との対話 | B.読書を通じて優れた人との対話 |
C.インターネットを利用した情報の総合力 | D.身近な人との会話の頻度 |
3 . 「住めば都」という諺がある。住んでみればそこがどんな所であっても、自分にとって良い所になってくるものだという意味である。もちろん、人間には良い所に住みたいという願望がある。(ア)、諸種の事情でそれが叶わない場合、どんな所でも住んでいるとそこが良くなる、ということも確かである。それはそこにコミットすることによって、その地が自分にとって掛け替えのないものになってくるのであろう。
行動の範囲を狭くしてしまう人というのは、どうしても意欲のない人になりやすいのだ。とにかく行動していると、そのことへの興味が湧いてくるという場合が多いからである。どんな馬鹿らしいことでも、馬鹿らしいといって止めてしまわないで、やってみることなのだ。何かをやる前から馬鹿らしいかどうかを決めないことだ。無気力な人はやる前から馬鹿らしいかどうかを決めがちである。そこが肝心なところなのである。
「食わず嫌い」という言葉をご存じだろう。食べてみなければ美味しいかどうかわからないのに、食べる前からまずいと決めてしまう人のことである。まず理屈をいわずに食べてみる。食べた後で美味しいかまずいかを決める態度こそ意欲を持つためには必要である。
1.「住めば都」という諺は何を表していますか?A.どこに住んでも自分にとって良い所になる | B.都会に住むほど便利な生活ができる |
C.田舎に住めばストレスが減る | D.家族と一緒に住むことが大切だ |
A.そのために | B.したがって | C.しかし | D.そうすると |
A.意欲を失う可能性があること |
B.社会的経験の不足によるコミュニケーション能力の低下 |
C.人々とのつながりを失うこと |
D.自己成長の機会を逃すこと |
A.食事を楽しむことの重要性 |
B.新しい食べ物に対する開かれた態度の重要性 |
C.好き嫌いをしないことの重要性 |
D.食事の準備をしっかりとすることの重要性 |
A.住む場所によって人々の意欲が変わること |
B.馬鹿らしいことをしないようにすること |
C.美味しいものを食べる前に判断を避けること |
D.意欲を持つためには行動すること |
4 . 完全なる暗闇というものが存在するとしたら、それは 1 ものだろう。そんな暗闇を目にする機会は、いつか訪れるのだろうか。それが真実であるか作り物であるか、また同義的に許せるか許せないかは別として、理屈の上では、カメラは地上に存在するあらゆるものまで--を写す 2 ができる。しかしカメラには 3 ものがひとつだけある。完全な暗闇だ。暗闇を表現することはできる。しかし、撮ることはできない。
全自動化やデジタル化が進むとつい 4 やすくなるが、カメラは光学機械である。光があって、初めて成立する。どんなかすかな光も拾う努力をする器械でもある。写真を撮ったことがなかった頃、写真というのは光が 5 撮れないものだということを私は知らなかった。写真とは、光と時間が織り成すハーモニーである。光が多ければ、シャッターを開けている時間は少なくて済み、光が少なければシャッターを開ける時間を 6 する。そう教わった時、私の頭の中 7 、瞳孔を広げたり狭めたり 8 光の量を調節する猫の様子が浮かび、「レンズというのはつまり、猫の目だな」という動物的なイメージを持ったものだ。(中略)カメラは光を探す。
カメラにつられて、私も光を追い求める。灯りに群がる虫の 9 、光のあるほうへ歩いて 10 。
1.( )A.こんな | B.どんな | C.あんな | D.そんな |
A.こと | B.もの | C.ところ | D.の |
A.撮れる | B.撮らせる | C.撮れない | D.撮らせない |
A.忘れる | B.忘れて | C.忘れた | D.忘れ |
A.なくて | B.なければ | C.なくても | D.なかったり |
A.長い | B.長く | C.長さ | D.長くて |
A.には | B.では | C.へは | D.とは |
A.あって | B.いて | C.なって | D.して |
A.ように | B.みたいに | C.らしく | D.そうに |
A.みる | B.しまう | C.いく | D.くる |
5 . 私は友達を作るの 1 あまり上手ではありません。学校には友達がほとんど 2 (いる)。私はコミュニケーション①のも 3 (下手)と思います。相手の目を見ながら話すこと 4 できません。下を向いて、何を言う 5 分かりません。だから、学校では、お昼ご飯の時間は、いつも一人 6 いません。でも、誰かと一緒に食べる 7 、一人で食べるほうが食べやすい②のです。誰かと一緒にいても、緊張して、ご飯がおいしくなくなります。人と一緒にいるより、犬 8 猫など、かわいい動物たちと一緒にいるほうが、ずっとリラックス③できます。気持ちがよくて、いっしょに 9 (楽しい)遊びます。私は動物が大好きですから、将来は、困っている動物を助ける仕事をできるように、 10 (頑張)っています。
注释:①コミュニケーション:交流 ②食べやすい:容易吃 ⑧リラックス:放松
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6 . 朝、少しおなかが痛かったのです 1 、そのまま会社へ行さました。会社に着いて、仕事 2 しているうちに、 3 おなかが痛くなってきました。会社のすぐ近くに病院がありますが、1度 4 行ったことがありませんでした。初めて 5 心配でした。先輩の田中さんに相談したら「一緒に行ってあげるから、病院に 6 ほうがいいよ。」と言ってくれました。田中さんはとても 7 人です。病院でお医者さんや看護婦さんの話が難しい時、私は田中さんにいろいろ説明して 8 。薬を飲んだら、だいぶ 9 なりました。今度、もし田中さんが困っていたら、私が田中さんの役に立ちたい 10 思います。
1.( )A.が | B.から | C.ので | D.ながら |
A.に | B.へ | C.で | D.を |
A.たくさん | B.だんだん | C.ずっと | D.そんなに |
A.が | B.に | C.も | D.は |
A.ので | B.にので | C.なので | D.だので |
A.行って | B.行った | C.行かない | D.行こう |
A.親切 | B.親切で | C.親切な | D.親切に |
A.もらいました | B.あげました | C.くれました | D.やりました |
A.いい | B.いく | C.よい | D.よく |
A.も | B.を | C.に | D.と |
7 . ドイルさんが東京にある日本の会社で仕事をしてから3か月になりました。最近ドイルさんの会社は毎日仕事がたくさんありますから、同僚と一日中ずっと話をしているのはよくあります。昼御飯は同僚と一緒に会社の近くのレストランで食べます。夜の7時か8時までみんなは残業していて、そのあと、同僚とお酒を飲みに行さます。週末には会社の人たちと野球をします。
日本人はいつでも会社の人と一緒にいて退屈①のしないかと思って、今日そのことを同僚の山中さんに聞きました。
山中さんはちょっと考えてから、「どうしてそんな質問をするんですか。」と聞きました。ドイルさんは、アメリカでは仕事が終わったら、すぐ家に帰って家族と一緒にいたいです。休みの日には友達とパーティーをしたりします。会社の同僚と一緒にいるのは会社で仕事をする時だけだ、ということを説明しました。山中さんは、「日本では会社は家族と同じようなものなんです。だから、いつも同僚と一緒にいるんです。」と言いました。「じゃあ、ほかの人と友達になることはあまりないですか。」とドイルさんが聞きました。山中さんは「会社にはもう友達がたくさんいるから、これ以上の新しい友達を作りたくないでしょう。」と答えました。
注释:①退屈する:无聊
1.ドイルさんはいつから日本の会社で仕事を始めましたか。
A.3か月前から | B.3月から | C.3月後から | D.今年の3月から |
A.日本の会社で仕事すること |
B.いつでも同僚と一緒にいて退屈すること |
C.同僚と一緒に会社の近くのレストランで食事をすること |
D.残業して、そのあと、同僚とお酒を飲みに行くこと |
A.変だと思っています。 | B.悲しいと思っています。 |
C.怒ると思っています。 | D.退屈すると思っています。 |
A.仕事が終わってすぐ家に帰って家族と一緒にいます。 |
B.休みの日には友達とパーティーをしません。 |
C.会社の同僚とは仕事の後でも一緒にいます。 |
D.会社の同僚以外の人と友達になりたくないです。 |
A.ドイルさんは忙しいので、同僚と話すことがあまりありません。 |
B.日本人は誰でも会社の人と一緒にいて退屈しません。 |
C.日本では会社は家族と同じようなものなんです。 |
D.山中さんは新しい友達を作りたいと思っています。 |
8 . 太郎は若い男です。お母さんと2人で生活しています。太郎は毎日昼まで寝ていて、働きません。
ある日、お母さんは壺をたくさん作りました。そして、太郎にあげて言いました。「太郎、この壺①を市場で売って、カニ②を買って来て!」「いやだなあ。こんなにたくさんの壺は重いなあ。あ!そうだ。いい考えがありました。」と太郎は思いました。
太郎は壺の底に穴を開けて、棒を通しました③。太郎は市場に着きました。しかし、市場で壺を売っても誰も買いませんでした。太郎は困りました。市場に病気になった人がたくさんいました。太郎は彼らを見て思いました。「ああ!壺を粉にして、薬だと言って、売ることができるだろう。」太郎は「薬」を作りました。今日は思ったとおりに売りました。そのお金でカニを買いました。
市場は太郎の家に近かったです。少し歩いて着くことができるところに湖がありました。太郎はカニに言いました。「僕は湖で泳ぎたいから、おまえたちは歩いて僕の家に行きなさい。」そして、太郎は湖で遊びました。遊んでから、家に帰りました。お母さんは太郎に聞きました。「カニはどこにあるの?」
「えっ?まだ来てない?僕は湖で泳ぎたかったから、カニに自分で僕の家に行ってって教えたよ。」と言いました。
注释:①壺:罐,坛 ②カニ:螃蟹 ③棒を通しました:用棒子串了起来
1.太郎はどんな人でしたか。
A.頭がいい人でした。 | B.頭が良くない人でした。 |
C.よく働く人でした。 | D.まじめな人でした。 |
A.壺を作ります | B.カニを買います |
C.壺の底に穴を開けて、棒を通します | D.壺を粉にします |
A.壺 | B.カニ | C.棒 | D.お金 |
A.湖に行きました。 | B.太郎の家に行きました。 |
C.市場に戻りました。 | D.分かりません。 |
A.ある日、太郎はたくさんの壺を作って、市場に売りに行きました。 |
B.壺は軽かったですから、太郎はいい考えがありました。 |
C.太郎は病気になった人に壺の粉を売りました。 |
D.あの日、太郎とお母さんはカニを食べました。 |
9 . 私は神戸の岡本という町 1 住んでいます。ここには「岡本公園」という梅で 2 (有名)公園があります。昔から梅の林があることで知られていました。その歴史 3 大事にするため、1982年に公園として整備されました。少し高い場所にあるので、町並を背景に花を 4 (なが)めることができるのが特長です。気分がすっきりします。神戸は猪という大きな野生動物 5 いる場所です。町でも時々、姿が見えます。公園の入り口には、猪が入るのでドアを閉めましょうという注意書きがあります。猪も梅を見るのでしょうか?
「岡本梅林公園」は、2月の中旬ごろには紅梅が 6 (咲く)始め、4月の上旬まで様々な梅が咲きます。一つの枝で、薄い赤色や赤色、そして白い色の梅が咲く「思いのまま」という珍しい種類の梅もあります。さらに梅には、食べるために 7 (作)られる品種もあります。それらは梅干しにしたり、梅酒にしたりします。
梅干しは日本で古くから作られている食品で、青い梅の実を塩に漬けて、赤じそ(红紫苏)の葉を 8 (加える)て色をつけ、日に干して作る保存食です。味は酸っぱいですが、健康にいいとされています。
また、梅酒は青い梅を焼酎と氷砂糖に漬けて作ります。家庭で作る人もいます。お店で買ってくることもできます。 9 (甘い)ておいしいです。このように、梅は花の時も、実になっても、人間を 10 (楽しむ)せてくれるものなのです。
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10 . 朝食を食べない人が増えています。特に20代(20歳~29歳)の若い人たち(年轻人)が増えています。20代の男の人では3人に1人が、女の人では5人に1人が、朝食を食べません。なぜ朝食を食べませんか。それは、夜遅くまで起きている人が多いですから。夜遅くまで起きていると(如果)、朝お腹が空きません。夜は8時まで晩ご飯を食べて、12時までに寝ます。朝ご飯を食べないと午前中の仕事や勉強がよくできない人も多いです。① 、病気になる人も多いです。
ある中学校では、朝ごはんを食べない中学生が増えていますから、週に1回、学校で食事を準備します。朝早く学校に来て運動する中学生や、朝ごはんを食べる時間がない中学生が利用しています。子供たちは喜んでいますが、親の中には「朝ご飯は家で食べさせる(让~吃)ようにしたい」と言う意見もあります。
1.若い人たちが朝ご飯を食べない理由は何ですか。A.朝ご飯は美味しくありません | B.早く運動したくありません |
C.夜遅くまで起きています | D.お腹が痛いです |
A.病院へ行きます | B.朝寝てしまいます |
C.仕事や勉強をします | D.午前中仕事や勉強がよくできない |
A.また | B.あまり | C.でも | D.まだまだ |
A.朝早く起きて勉強すること | B.朝早く起きて運動すること |
C.週に一回朝ご飯を準備すること | D.毎日先生が早く起きて食事を準備すること |
A.中学生 | B.中学校 | C.若い人たち | D.中学生の親 |