1 . 私の好きな場所は茶室です。茶室は公園の中に① 。茶室のある建物はたくさんの木の中にあって、とても静かです。毎月1回そこでお茶会があります。私はまだ1回も参加していません。いつも閉まっていますが、日曜日の午後しか② 。私はよく散歩に行って、そこで休みます。そこ ③公園の木や花をゆっくり見ます。小さくて古い建物ですが、私はとても好きです。
1.① のところに何を入れますか。A.います | B.あります | C.します | D.いきます |
A.いつも閉まっています | B.散歩している人が少ない |
C.周りに多くの木があります | D.静かな公園の中にあります |
A.開きます | B.開きました | C.開いています | D.開いていません |
A.を | B.に | C.から | D.まで |
A.「私」は古い建物がとても好きです | B.「私」は茶室でお茶を飲むのが好きです |
C.「私」は毎日茶会へ景色を見に行きます | D.「私」は日曜日の午後茶室で休んでいます |
2 .
1.① のところに何を入れますか。A.帰って来ます | B.帰って来ません | C.帰って来ました | D.帰って来ませんでした |
A.と | B.に | C.も | D.で |
A.白い | B.白くて | C.黒い | D.黒くて |
A.キキの毛が長くて黒いです | B.キキは猫のご飯を食べません |
C.キキは猫のご飯しか食べません | D.キキはもうどこかで死にました |
A.どういたしまして | B.ごちそうさまでした |
C.ありがとうございます | D.ほんとうにすみません |
3 . 鈴木さんは日本からの留学生です。おとといの日曜日に学校の近くの本屋で中国語の辞書と腕時計を買いました。きのうは李佳さんの誕生日でした。午後6時に電車で李さんの家に行きました。大体6時半ごろに着きました。鈴木さんは李さんに腕時計をプレゼントしました。タべ、李さんの家で晩ご飯を食べました。李さんは鈴木さんに中国語の辞書の使い方を教えました。辞書の使い方が簡単になりました(变得)。李さんも鈴木さんもとても楽しかったです。鈴木さんは9時にタクシーで家に帰りました。それから、1時間ぐらい辞書で中国語を勉強して、10時半に寝ました。
1.きょうは何曜日ですか。A.日曜日 | B.月曜日 | C.火曜日 | D.水曜日 |
A.中国語の辞書 | B.腕時計 | C.日本語の辞書 | D.辞書と腕時計 |
A.2時間30分 | B.3時間 | C.4時間 | D.4時間30分 |
A.李佳さんの家 | B.鈴木さんの家 | C.2人の友達の家 | D.レストラン |
A.鈴木さんは学校の近くに住んでいます |
B.李さんは腕時計がほしいと言いました |
C.鈴木さんは21時にタクシーで家に帰りました |
D.李さんは鈴木さんに中国語の辞書を送りました |
4 . 「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか」
「チーズケーキ二つと、ホットコーヒー二つ、お願いします」
「はい、かしこまりました。少々お待ちください」
―カフェの客と店員の間でよく交わされる会話です。でも、実はこの店員はロボットなのです。そして、このロボットから聞こえてくるのは人間の声です。声の主は遠隔操作によってロボットを通して接客する「スタッフ」なのです。つまり、接客をしているスタッフは① 。難病で思うように動けない、寝たきりの状態などといった事情を抱えている人たちが働いているのです。海外に住みながら遠隔操作を使って接客している人もいます。
② 、注文を取るだけではなく、接客の合間(空隙)に客との会話を楽しむこともできます。これまでなら「無理だ」と諦めていたことでも、技術の進歩とアイデアで可能性が広がっています。もし病気が進行して、将来的に声を出すのが困難になっても、録音しておいた音声を使って働くことができます。
また、こんな店も話題になりました。スタッフが客の注文を間違える料理店です。この店では接客スタッフはすべて認知症の人です。この店を訪れる客はそれを知った上で来店しています。注文した料理が間違っていても、忘れていても、「まあ、いいか」と構えているのです。実際、ミスをしても客からの苦情はありません。それどころか、ミスからコミュニケーションも膨らんで、和かな空気が流れます。
1.文中の① に入れるのに最も適当なのはどれか。A.一人しかいないのです | B.店内にはいないのです |
C.日本にはいないのです | D.機械の操作はできないのです |
A.お客さんと楽しく会話すること | B.ロボットの発音を聞き取ること |
C.技術をどんどん進歩させること | D.体が不自由な人を働かせること |
A.もちろん | B.ところが | C.それとも | D.これから |
A.遠隔操作によって客の注文をわざと間違える料理店 |
B.スタッフのミスを納得できる客だけ接待しない店 |
C.スタッフがミスをしても客からの文句がない店 |
D.認知症の人とのコミュニケーションができる店 |
A.現在は働きたいと思っている人が全員働ける時代だ |
B.注文を間違える料理店では、ロボットが接客をしている |
C.さまざまなアイディアにより働く可能性が広がっている |
D.ロボットで接客するカフェでは客との会話を楽しみたい人だけ働いている |
5 . 日英の翻訳・通訳作業には、英語で表現する前に大きな課題があります。それは日本語の読解です。日本人は日本語が分かるのは当たり前ではないかと思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではないのです。通訳では、訳す前に発言の内容を整理する力量が問われます。
まず、日本語では、たまに何を指すかが明らかでない指示代名詞が多く使われます。これを理解するには、大きな背景の知識が必要です。ある時、都市の歴史について、著名な教授の講演があり、通訳をしていた同僚が「日本語が全く分からない」と文句を言ったことがありました。無理もないことですが、私は都市の歴史について多少の予備知識があったために、何の苦もなく彼の論議についていくことができました。
しかし、どんな人でもすべてのことに精通しているというわけではありません。① 、通訳者は仕事のたびに新しいことを勉強する必要があります。新しいことを勉強するのは大変なこともありますが、楽しいこともあります。何度も同じ分野の仕事をしているうちに、その道の専門家に近くなります。一つの核になるような知識があると、ここから理解できる範囲がどんどん広がっていきます。それぞれ学んだものが実は関連があることが分かって、断片的な情報から相互につながった体系的な知識になることがあります。これはわくわくするような体験です。
1.「日本語が全く分からない」と言っているが、どういうことか。A.外国人である自分には、日本語で話す教授の話が分からない |
B.外国人である自分には、日本語という言語が分からない |
C.自分は日本人なのに、日本語で話す教授の話が分からない |
D.自分は日本人なのに、日本語という言語が分からない |
A.同僚の論議 | B.同僚が通訳した論議 | C.教授の講演 | D.教授が翻訳した講演 |
A.つまり | B.しかも | C.または | D.そこで |
A.いくつかの核知識を広げること |
B.何度も同じ分野の仕事をすること |
C.著名な教授の議論についていくこと |
D.断片的な情報が体系的な知識になること |
A.背景となる知識を持っていることが翻訳・通訳には有効だ |
B.翻訳・通訳には言語的な知識以外に歴史と経済の知識が必要だ |
C.翻訳・通訳にはすべてのことに精通していることが求められる |
D.その道の専門家になってはじめて、翻訳・通訳の仕事ができる |
6 . 二年前の夏、僕の祖母は入院した。僕の両親は共働きのため、祖母は昔から僕たち家族のためにご飯を作り、習い事などの送り迎えをするなどの家事を手伝ってくれていた。祖母の負担も考えず、僕たち家族は、いつも祖母に助けてもらってばかりだった。それに伴い、僕たち家族はある決まりを作った。
祖母が入院してから、今までやってもらっていた家事を僕たち家族は全て自分でやることとなった。しかし、昼の間は両親が仕事で家にいないため、僕は姉と二人で祖母にやってもらっていた家事をすることになり、今までどれだけ祖母に負担がかかっていたのかとつくづく思う。僕は祖母に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思った。そして、家族で二つの決まりを作った。一つ目は、自分でできることは自分でやること。二つ目は、祖母に何かしてもらった時はきちんと感謝の言葉を伝えること。
(ア)、それだけでは今回のように、祖母の体調や状況に気づいてあげられない。そこで、僕は新しい家族の決まりを作った。何がしたいのか、何をしてあげられるのかをきちんと聞いてあげることや毎日祖母の体調を聞くことも大切だ。
決まり事は祖母の体調の変化によって、この先も変わっていくだろう。僕はいつまでも祖母の笑顔を見ていたい。
1.文中には「それ」とあるが、それは何を指すか。A.祖母が病気で入院したこと |
B.祖母に助けてもらっていたこと |
C.祖母が家事を手伝ってくれていたこと |
D.家族は家事を全て自分でやること |
A.懐かしく感じる | B.面白く感じる |
C.楽しく感じる | D.深く感じる |
A.しかし | B.しかも | C.したがって | D.それに |
A.毎日自分でできるを自分でやること |
B.毎日祖母に体の具合を教えてあげること |
C.毎日祖母のやりたがることや体の具合を聞くこと |
D.毎日祖母に感謝の気持ちを伝えること |
A.祖母の負担 | B.祖母の笑顔 | C.家族の決まり事 | D.感謝の言葉 |
7 . 中学校一年生の間、日本語先生 1 いろいろお世話 2 。とても感謝しています。実は(事实上)、その時に、いろいろな活動 3 忙しくて、成績が悪くて、日本語が 4 話すことができませんでした。それで、 5 困りました。そして、日本語が嫌いでした。 6 、先生は私にとてもやさしくて、真剣に細かく(认真细致)教えました。日本語を勉強してもう一年になる時、失敗が多かったです。自分の成績を見て、心配していました。でも、先生のおかげで(托老师的福)、日本語 7 交流することが 8 。
9 もきっと一生懸命日本語を勉強して、優れた(优秀)学生に 10 と思います。
1.A.が | B.も | C.に | D.で |
A.にします | B.にしました | C.になります | D.になりました |
A.が | B.も | C.に | D.で |
A.うまい | B.うまく | C.上手 | D.上手な |
A.あまり | B.本当に | C.全然 | D.ほとんど |
A.しかし | B.それで | C.そして | D.ですから |
A.に | B.が | C.は | D.で |
A.ありました | B.いました | C.できました | D.しました |
A.それでは | B.これから | C.けれども | D.じゃ |
A.なって | B.なった | C.なろう | D.なれ |
8 . 今年の6月から2か月半東京で生活しました。そこでの若い人達が面白かったです。若い人達に気がついたことを少し書いてみたいと思います。
(ア)、すぐに気がついたのは、茶色の髪を染めた若い人が多いことです。ほとんどの日本人は黒い髪ですが、自分は、ほかの人と違うんだということを表現するために、若い人の中には茶やピンクの髪を染める人がいるそうです。
また、若い人達の会話を聞いてとても気になったのは、話し方が乱暴(粗野)だということでした。日本語には、女性には女性の話し方があって、男性には男性の話し方がありますが、電車の中で聞いた女子高生の会話が女性の話し方ではなくて、男性の話し方だったので、びっくりしました。女性は普通、「本当にあした学校に行くの?」「それはだめじやないの?」と言うはず(应该)ですが、「あした本当に学校に行くのかよ?」とか、「そりゃあだめじゃないか。」とか、男性の乱暴な話し方を女子高生が言うのをよく聞きました。日本語では女性の話し方と男性の話し方はずいぶん違うので、女性が男性の話し方をするのがいいかどうか分かりませんが、そんな乱暴な話し方をするのはあまり好きじゃありません。
1.この文章は何のことが書かれたのですか。A.今年のこと | B.東京の生活 | C.若い人 | D.以上の全て |
A.まず | B.そして | C.次に | D.それから |
A.若い人がたくさんいますから | B.ほかの人と違うことを表現したいですから |
C.面白いと思いますから | D.茶髪やピンクの髪が好きですから |
A.女性は女性の話し方をしましたから | B.男性は男性の話し方をしましたから |
C.女性は男性の話し方をしましたから | D.男性は女性の話し方をしましたから |
A.「私」は初めて東京で生活しました。 |
B.「本当にあした学校に行くの?」は男性の話し方です。 |
C.「そりゃあだめじゃないか。」は女性の話し方です。 |
D.「私」は乱暴な話し方をするのが好きじゃありません。 |
9 . 最近、仕事の連絡をする時に①メールを利用することが多くなりました。メールは時間を選んで読めるからです。相手の都合がいい時に相手に読んでもらうことができます。しかし、分かりやすいメールを書くのは意外に難しいものです。読みやすいメールを書くには、どのような工夫が必要でしょうか。
まず、1行の文字数を多くしないで、短く切って次の行に進むようにしましょう。そして、1つの内容を書き終わったら、次の1行は何も書かないで、その次の行から書き始めます。②( )約束の時間や場所など、特に重要なことは、文章の最後にもう1度書いたほうがいいです。
文章を全部書き終わったら、自分の名前と連絡先を書きます。メールで返事をもらうつもりなら、メールアドレスのほかに自分の電話番号とFAX番号も知らせておきましよう。
1.①「メールを利用することが多くなりました」とあるが、それはなぜか。A.メールを書くのに時間が掛からないから |
B.メールを書くのはやさしいから |
C.メールは時間を選んで読めるから |
D.メールの文字数が少ないから |
A.また | B.または | C.それで | D.しかし |
A.メールは、都合のいい時に送ることができて便利だ。 |
B.メールをもらった人は、読みたいものを選んで読める。 |
C.メールは、手で書かれた手紙やFAXより読みにくい。 |
D.メールは、読みやすいように工夫して書いたほうがいい。 |
A.1行が長くなりすぎないようにする。 |
B.特に重要なことは、メールの一番最初に書く。 |
C.話の内容を途中で変える時は、1行空けておく。 |
D.最後に名前、メールアドレス、電話・FAX番号を書く。 |
A.同じ内容について2回書かない。 | B.1行の長さをもっと短くする。 |
C.電話やFAX番号を書かない。 | D.行と行の間をもっと広く空ける。 |
10 . 災害救助犬が人を発見するのは、人を1. (助)けるためだけではありません。遊び相手が欲しいので、人がいると、その人2. 「遊んで、遊んで」と言っているのです。人助けのための人助けをする必要はありません。遊び相手を見つけるために遊び場に行っても、友達はできません。人助けをして、趣味を3. (聞く)たら同じだということで、結果として遊び友達になれるのです。人助けをすることによって、相手の趣味を教えてもらう。
自分が相手に趣味を4. (教える)たりしていくうちに友達になって、一緒に5. (たのしい)遊ぶようになり、趣味は全然6. (違う)ても、大人の友達になれます。自分が助けてもらおう7. 思うだけでは、自分の利害だけで動くから、世界は広がりません。
自分の世界の中だけで「助けてください」と言っていても、同じ世界で生きている人しか助けてくれません。ところが、「助けてください」と頼まれなくても、誰かを助けてあげることによって、あなたの利害とは違うところで生きている人に出会えるのです。そこから世界は8. (急激)広がります。
ほかの人と9. (であう)ということは、その人の今まで持っていた人脈や全財産をもらうことになります。こんなすごいことはありません。一生のうちに何人に出会える10. はわかりません。知り合った人の長年培ってきた過去、未来も含めて、丸こと自分の人生とネットワーク化できるようになるのです。
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