1 . 最近犬や猫などのペットと一緒に住めるアパートが増えてきています。10年前、この町にはペットと住めるアパートがほとんどありませんでしたが、去年は全部のアパートの半分以上になりました。 ① 、今にも増え続けているそうです。
先月、花田さんと奥さんがこの街のアパートに引っ越してきました。引っ越してから犬2匹と一緒に住んでいます。花田さんは65歳で仕事を辞めてから元気がありませんでしたが、犬と一緒にいて気持ちが明るくなったそうです。奥さんは体が丈夫になりました。引っ越す前は足が悪くて、ほとんど家の中にいましたが、今は毎日犬と一緒に散歩しています。二人は、嫌なことがあっても、可愛い2匹を見ると気持ちが優しくなって、毎日楽しく生活できると言っています。私は今までペットが欲しいと思ったことがありませんでした。ペットは毎日世話が大変です。食べ物やトイレの世話があるし、病気の時は病院につれて行かなければなりません。でも、花田さんの話を聞いて、私もペットと住んでみたいと思いました。
1.10年前、この町のアパートの説明で正しいものはどれですか。A.ペットと一緒に住めるアパートの方が多い |
B.ペットと一緒に住めないアパートの方が多い |
C.どのアパートもペットと一緒に住めない |
D.どんなアパートでもペットと一緒に住める |
A.しかし | B.ながら | C.そして | D.それから |
A.仕事を辞めたので、生活が楽しくなりました |
B.足が悪くて、ほとんど家の中にいます |
C.10年前から犬2匹と一緒に住んでいます |
D.この町に引っ越してから前より体が丈夫になりました |
A.毎日世話が大変です |
B.毎日食べ物やトイレの世話がない |
C.毎日病院につれて行きます |
D.毎日散歩します |
A.ペットの世話が10年前より簡単なったから |
B.ペットと一緒に生活するのは楽しそうですから |
C.ペットと住めるアパートが最近増えてきたから |
D.ペットを見て気持ちが悪くなった |
2 . 私のおじいさんの家は田舎にあります。ときどきおじいさんの家へ遊びに行きます。先週の土曜日も遊びに行きました。朝10時にバスに乗って、昼の2時ごろに着きました。電車で行くことができます。
おじいさんの家は農家です。いろいろな野菜を作っています。鶏もいます。私はおじいさんの手伝い(帮忙)をして、いっしょに料理を作りました。おじいさんは料理がとても上手です。おじいさんの家には本がたくさんあります。私はよくおじいさんの本を借りて、持って帰ります。
1.おじいさんの家はどんな所ですか。A.田舎 | B.都市 | C.外国 | D.海辺 |
A.来月の土曜日 | B.先週の金曜日 | C.先週の土曜日 | D.あした |
A.タクシ一 | B.電車 | C.バス | D.地下鉄 |
A.10時間 | B.4時間 | C.2時間 | D.3時間 |
A.本を読みました | B.料理を作りました |
C.鶏と遊びました | D.分かりません |
A.おいしい | B.甘い | C.辛い | D.おいしくない |
3 . 私の学校は町の南郊外にあります。家からちょっと遠い(远的)です。ですから(因此)、私は毎日バスで学校へ行きます。そして(然后)バスで家へ帰ります。家から学校までバスで50分ぐらいかかります(大概花费50分钟)。午後ろく時ごろ家に着きます(到达)。大変疲れます。
クラスメート(同班同学)の山田君の家は学校の近くにあります。彼はいつも自転車で学校へ来ます。授業の後、私はいつも山田君と図書館へ行きます。2人で一緒に勉強します。
1.私の家と学校の位置情報はどうですか。A.学校は家のとなりにあります。 | B.学校は家のちかくにあります。 |
C.学校は家のまえにあります。 | D.学校は家のとおくにあります。 |
A.ごしゅうふん | B.こじゅっぷん | C.ごじゅっぶん | D.ごじゅっぷん |
A.17時 | B.18時 | C.19時 | D.20時 |
A.母のかばん | B.吉田さんの車 | C.森さんの鉛筆 | D.弟の田中 |
A.家は学校の近くにです。 | B.学校は家の近くにです。 |
C.家は学校の近くです。 | D.学校に家の近くがあります。 |
4 . 私は春緋と申します。きょねん、私は37歳でした。
私は毎日6時半に起きます。それから、運動場へ行きます。運動場(ア)朝の運動をします。運動の後、レストランで朝ご飯を食べます。朝ご飯はおかゆ(イ)パンを食べます。仕事は毎日九時(ウ)始まります。昼休みは12時からです。午後の仕事は1時から5時までです。それから図書館へ行きます。図書館で小説か雑誌を読みます。夜は図書室で中国語を勉強します。そして、9時ごろ家に帰ります。私はいつも夜10時半ごろ寝ます。土曜日と日曜日は休みです。土曜日、ときどき友達と買い物か散歩をします。日曜日はどこへも行きません。一人で中国語の勉強をします。
1.(ア)のところに何を入れますか。A.は | B.に | C.で | D.を |
A.に | B.へ | C.と | D.で |
A.に | B.を | C.で | D.は |
A.37歳 | B.36歳 | C.39歳 | D.38歳 |
A.はい、そうです。 |
B.いいえ、違います。 |
C.はい、そうではありません。 |
D.わかりません。 |
5 . 日本語には普通、漢字、平仮名、片仮名の3種類の文字が使われています。
漢字は中国語を書き表すために、中国で生まれた文字です。今からおよそ3000年前には、すでに漢字のもとの形があったと言われています。今のような漢字が日本へ伝わったのは、1600年ほど前のことです。そのころ、まだ日本には文字というものはありませんでした。初め、日本人は漢字だけを並べて、日本語を表していました。もともとの漢字の意味とは関係がなくて、漢字の音や訓で日本語の音声を書き表したのです。しかし、このような方法では、覚えるのにも書くのにも大変時間がかかるので、不便でした。そこで、日本人は漢字をもとにして、音だけを表す文字片仮名や平仮名を発明しました。
片仮名はだいたい漢字の一部分を取って作ったものです。①___、「カ」は「加」からきた文字です。平仮名は漢字全体を崩したものです。①___「せ」は「世」を、「れ」は「礼」を崩してできた文字です。仮名文字は平安時代から盛んに使われるようになりました。この仮名の発明をおかげで、日本の文化は大いに発達しました。
ローマ字はエジプト文字から出たものです。ローマ字が日本に伝わったのは16世紀のことですが、日本語をローマ字で書き表すのは明治時代になってからです。
1.漢字が日本に伝えられたのはいつごろのことかA.3000年前 | B.1600年前 | C.16世紀 | D.平安時代 |
A.漢字の音や訓で日本語の音声を書き表すという方法 |
B.漢字の意味で日本語を表すという方法 |
C.漢字をもとにして音を表すという方法 |
D.ローマ字で日本語を書き表すという方法 |
A.そして | B.つまり | C.例えば | D.しかし |
A.漢字の意味と関係ある音声を表す語 |
B.漢字だけを並べて意味を表している語 |
C.漢字をもとにして、音だけを表している語 |
D.漢字の音や訓で意味を表している語 |
A.片仮名は漢字全体を崩したもので、16世紀から使われた。 |
B.片仮名は漢字の一部を取って作ったもので、16世紀から使われた |
C.平仮名は漢字の一部を取って作ったもので、10世紀から使われた |
D.平仮名は漢字全体を崩したもので、平安時代から使われた。 |
6 . 日本に来たイギリスの留学生マリアさんの話です。マリアさんはときどき保証人の家へ遊びに行きます。保証人の家には、高価なお皿(碟子)がたくさんあります。マリアさんは専門学校で陶芸を勉強しているので、お皿に興味があります。
その日もマリアさんは保証人の家へ遊びに行きました。そして、奥さんがキッチンで料理を作っている間、いろいろなきれいなお皿を見ていました。マリアさんは、その中の一枚のお皿がとてもきれいだったので、もっとよく見ようと思って、その手に取りました。その時、ガチャーン!マリアさんはそのお皿を落としてしまったのです。その音を聞いて、キッチンから奥さんが走ってきました。マリアさんはすぐ奥さんに、「すみません。お皿が割れてしまったんです」と言いました。落ちたお皿を見た奥さんはとても残念(可惜)そうな顔をしました。マリアさんはもう一度、「お皿が割れてしまったんです。ほんとうにすみません。」と謝りました(道歉)。その話を聞いて、奥さんがマリアの顔を見て、「割れたの?割ったんじゃないの?」と言いました。マリアさんは自分が日本語の使い方を間違えている(弄错)のかもしれないと思いましたが、何を間違えているのか分かりませんでした。
その日、マリアさんは家へ帰ってから、一年前に勉強した日本語の教科書をもう一度読みました。( ア )、自分が他動詞の「割る」と自動詞「割れる」の使い方を間違えたことに気がつきました。マリアさんは、保証人の家に電話をして、もう一度慎重に謝りました。
1.文中に「その手に取りました」とあるが、その理由はどれか。A.お皿が割れたんから | B.よく見たいと思ったから |
C.奥さんが料理を作っているから | D.そのお皿が高いから |
A.お皿を取る時の音 | B.マリアさんが言った話 |
C.お皿が割れた音 | D.奥さんが走ってきた音 |
A.うれしい | B.つらい | C.さびしい | D.すずしい |
A.日本語の使い方を間違えたのではないかのを確認したいから |
B.学校でもうすぐ試験があるから復習したいと思ったから |
C.保証人に慎重に謝ったほうがいいと思ったから |
D.保証人がお皿を割れてしまったから |
A.それに | B.そして | C.また | D.しかし |
7 . 午前の十時ごろまで、東京の街は人影が少なくて寂しいのですが、十二時ぐらいになってから急に(突然)にぎやかになります。
東京の飲食業が繁盛していて①驚きました(惊讶)。レストランなどが多いです。中華料理店もたくさんあります。経営者は中国人だと思っていました。( ア )実際にはそうではありません。
ある大学の近くには「梅花飯店」という中華料理店があります。中国的な名前(名字)なので、わたしは入ってみました。店がそんなに広くなくて、コックさん(厨师)が料理しているのが見えます。そのコックさんはもう七十歳に近いでしょう。
その後、店員さんはわたしの料理を持ってきました。本当においしかったです。店員さんの話にまた驚きました。そのコックさんは経営者で、そして日本人です。彼は中華料理屋で長い時間勉強して、技能を高めました。三十五歳になってから、「梅花飯店」を開きました。中華料理の作り方を勉強したいと思いましたから、中国へ何回も行ってきました。他に、まだ五か所の支店を持っています。
食べ終わった後、経営者に「料理はとてもおいしかったです」と言いました。
1.午前 12 時ごろになってから、東京の街はどのようになりますか。A.にぎやかになります | B.しずかになります |
C.きれいになります | D.ひろくなります |
A.薬ももらって家へ帰りました | B.歩いて富士山に登りました |
C.手紙をもらって泣き出しました | D.スーパーに行って買い物しました |
A.他に | B.でも | C.また | D.そして |
A.もうすぐ七十歳になります | B.七十歳以上です |
C.七十歳です | D.もう七十歳になりました |
A.はい、そうです | B.いいえ、日本人もいます |
C.はい、日本人です | D.いいえ、中国人はいません |
8 . 私は女子高校生です。来年、大学に行きたいと思っています。
私の趣味は写真を撮ることです。そして、旅行することも好きです。去年の夏休み、友達と一緒に京都へ行きました。京都にはきれいなお寺や歴史のある建物がたくさんあります。その時、写真をたくさん撮りました。
大学では歴史を勉強しようと思っています。そして、有名なところへ旅行に行き、たくさんの写真を撮るのが私の夢です。
私はこんな女の子です。同じ趣味の人、私と友達になってください。下の住所に手紙を書いてください。どうぞよろしくお願いします。
1.この人は今何年生ですか。A.大学一年生 | B.高校三年生 |
C.高校二年生 | D.学生ではありません |
A.写真を撮ることです | B.旅行することです |
C.歴史を勉強することです | D.撮影と旅行です |
A.大学 | B.京都 | C.大学と京都 | D.女子高校 |
A.大学に行きたいから | B.写真を撮りたいから |
C.旅行に行きたいから | D.友達を作りたいから |
A.大学に行く | B.手紙を書く |
C.有名なところへ行く | D.歴史を勉強する |
9 . 日本は 61 て、土地が高いですから、小さい住まいが普通です。日本人の家にはたいてい洋室と和室があります。洋室 62 同じ大きさの和室のほうがもっと便利です。なぜかというと、洋室はテーブル 63 ソファー、ベッドなどがたくさんの場所を取っているからです。 64 、和室では、布団、座布団、小さいテーブルなどの家具を使います。使わない場合は押入れにしまいますから、お客様がたくさん来ても、寝室はすぐに客間に 65 たりします。そして、食堂、居間、書斎のいろいろな部屋になります。
1.A.ひろく | B.せまく | C.丈夫 | D.あかるく |
A.から | B.より | C.まで | D.と |
A.か | B.と | C.や | D.の |
A.しかし | B.そして | C.それから | D.ですから |
A.帰って | B.変えって | C.変わっ | D.買え |
10 . 「まさか、そんな、冗談でしよ。」と笑われそうだが、実はわたしはとても消極的な子だった。何をするにも人より遅かった。学生会では一番後列の端で小さくなっていた。(ア)今は大勢の人の前に立ち、一分ー秒を争うテレビの世界で仕事をしているのだから、とても不思議に思う。
わたしが変わっていくきっかけを作ってくれたのは、小学校5年生の時の西村先生だった。当時、食べるのも遅かったわたしは給食の時間内に食事を終えることができず、いつも途中で片付けられてしまっていた。それを見て先生は、「まだ残っているんだったら、食べてていいよ」と声をかけてくださったのだ。おかげで、わたしは5時間目が始まっても、給食を食べていていいことになった。時には、それでも終わらなくて、6時間目も食べ続けていた。
人と同じでなくてもいい。大切なのは、最後まで力を尽くすこととその時に学んだ。百人の生徒がいれば、百の個性があり、百のやり方がある。各人を比較しても仕方がない。歌が上手でなくても、心をこめて歌う。算数ができなくても、自分の持てる力の中でー生懸命やってみる。その教えはクラス全員に伝わった。
わたしも少しずつ自分のやり方を作り、消極的ながらも一歩ずつ前に出て行くことが始まったのだと思う。
子どもの可能性というのは、限りないものだ。得意な分野だけではなく、ひょっとすると(或许)苦手と思われる領域の内にも、大事に育ててあげれば大きく花開くようなものが潜んでいる(蕴含着)かもしれないことを忘れてはいけない。
1.文中の「ア」に入れるのに最も適当なものはどれか。A.しかし | B.それに | C.しかも | D.それで |
A.冗談をよく言うようになった。 | B.消極的な人から積極的な人へと変わった。 |
C.大勢の人の前で心を込めて歌えるようになった。 | D.食べるのが速くなり、多く食べるようになった。 |
A.歌の時間 | B.算数の問題 | C.給食の時間 | D.給食のご飯 |
A.給食を5時間目まで食べ続けた時 | B.給食を6時間目まで食べ続けた時 |
C.西村先生が声をかけてくださった時 | D.給食を途中で片付けられてしまった時 |
A.子どもは年齢とともに変わるものだ。 |
B.子どものそれぞれの違いを大切にすべきだ。 |
C.子どもが食事をしたい時は食べさせるべきだ。 |
D.子どもは消極的なままでもまったく問題にならない。 |