1 . 先日まで使っていた携帯を落としてしまったので、新しいものを買いました。ところが、ひと月も使っていると、やたらと充電池が早く切れるのです。それで、またお店に行きました。
「一旦(暂时)預けてくださったらお調べします」という話になり、わたしは「電話番号とかアドレス(地址)とか、データは失われませんか?仕事で使ってるので困るんですが」と再三確認しました。
「代行携帯(临时代替的手机)に移し換えますので、大丈夫です。預けてもらってから1週間くらいかかりますけど、いいですか」と聞かれ、「それはいいですが」と答えました。
その後、携帯を預けている間に、借りることになった代行携帯にデータなどを移す時間が30分ほどかかりました。
「( ア )。今データを移し換えたので、これで代行の機種をお使いいただけます」店員がやっと持って来てくれて、さあ、これで終わりかと思って立ち上がった瞬間のことです。
「それと、データ以外のものはお客様のプライバシー(隐私)に関わりますので全部消えるんですが、いいでしょうか?」と店員が言いました。
「何ですって?仕事で使うから中のものなくなったら困るってさっき言ったよね!全部なくしますって最初に言うべきじゃないか?」結局、新しい携帯を購入することになりました。
結果を知ってるのにそれを伝えない、聞かないと答えない、こういう人たちは「口べた」と言うべきではないでしょうか。
1.文中に「またお店に行きました」とあるが、それはなぜか。A.充電池を落としたから | B.充電池が早く切れるから |
C.新しい携帯を落としたから | D.もとの携帯を落としたから |
A.充電池を換えたから | B.1週間もたたないから |
C.新しい携帯があるから | D.データを保存するから |
A.お待たせしました | B.いらっしゃいませ |
C.かしこまりました | D.ごめんくださいませ |
A.電話番号 | B.アドレス |
C.電話番号とアドレス以外のもの | D.電話番号やアドレスを含めるすべてのもの |
A.大きい声で話さないこと | B.人を困らせることを言うこと |
C.言うべきことをきちんと言わないこと | D.社交の場で敬語を使わないで話すこと |
2 . 携帯電話のメールを使うようになって、もう10年になる。始めは表現の仕方が分からず、手紙と同様、文の初めは「~様、~さん」と打ち、文の終わりには「取り急ぎ」「まずは、お礼まで」のような結び(结尾)の言葉を使っていた。受けるメール文もそういうものが多かったように思う。
(ア)、最近のわたしのメール文は、「メールありがとう」で始まり、結びは「では、また」になってきている。受けるメール文も、以前より会話的な表現が多くなっているように感じる。若い人たちのメールとなると、さらに絵文字や顔文字などもよく使われ大変だが、これはこれで、解読するのが楽しい。
このように、メールはどんどん簡単に使える便利な道具になっている。字が下手でも、まったく気にする必要がなくなった。しかし、きちんとした手紙を書くことが面倒になりながら、これは困ったことだと感じている。伝えたいことを自分の手できちんと書き表せる力は、やはり失いたくないと思うからだ。
1.文中の「表現の仕方」の指すものはどれか。A.メールの言葉遣いや書き方 | B.きちんとした手紙文の書き方 |
C.文の初めの「~様」のような書き方 | D.文の終わりの「取り急ぎ」のような書き方 |
A.また | B.しかし | C.そして | D.だから |
A.手紙文のような、かたい表現を使わなくなった。 |
B.「顔文字」が使えなかったが、使えるようになった。 |
C.「絵文字」が使えなかったが、使えるようになった。 |
D.話し言葉が中心の文から書き言葉が中心の文になった。 |
A.きちんとした手紙を書きたくないこと |
B.きれいな宇がだんだん書けなくなること |
C.簡単にメールを送ることができないこと |
D.伝えたいことを自分で書き表せないこと |
A.下手な字で書かれていないので、読みやすくなった。 |
B.携帯でもきちんとした文を書くことができるようになった。 |
C.便利な道具になったが、伝統的な手書きの表現力を失う恐れがある。 |
D.便利な道具になったので、人間同士の交流は以前より盛んになった。 |
3 . もともと、日本人は詩との出会いがよくないと思う。
大多数の人にとって、詩との出会いは国語教科書の中だ。はじめての体験、新しい魅力、感じとるべきことが多すぎて、詩歌などゆっくり味わう暇のない年齢のうちに、強制的に詩を与えられる。それを「よいもの」「美しいもの」として「読み解くべきもの」だと教えられる。そして、この行にはこういう技巧が使ってあって、それが作者のこういう感情を効果的に伝えている、などと解説される。それが終われば理解度をテストされる。
こんな出会いで詩が好きになるわけないと思う。子どもの大好きな漫画だって、こんなこちこち(僵化)のやり方で技巧を解説され、「解釈」を定められ、学期末のテストで「作者の伝えたかったこと」を書かせられたら、みんな退屈になるにちがいない。詩を読む時の心理的ハードル(难度)はこうして高くなるのだ。
人が何かを突然好きになり、その魅カが感じられる時、その対象の「意味」や「価値」を考えたりはしないものである。意味など分からないまま、ただ格好いい、かわいい、おもしろい、目が離せない、と思うのがあたりまえである。
詩とはそのように出会ってほしい。
1.文中の「それ」は何を指すか。A.詩 | B.魅力 | C.体験 | D.教科書 |
A.詩歌の作者 | B.大多数の読者 | C.国語の教師 | D.詩を読む生徒 |
A.詩の美しさ | B.生徒の年齢 | C.作者の感情 | D.作者の技巧 |
A.解釈が自由だから | B.理解する暇がないから |
C.詩歌ほど面白くないから | D.解説の仕方がこちこちだから |
A.詩の魅力を感じてほしい。 | B.詩の価値を考えてほしい。 |
C.詩の意味が分かってほしい。 | D.詩の技巧が分かってほしい。 |
4 . 私たちは長い間、自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした。だから、自然の草花や風景、家具や道具、美術や建築など、目に見える対象だけに美しさを求めてきました。
ところが、科学が発達して、顕微鏡や写真機などの光学機械が制作されるようになると、今まで想像も付かなかった新しい世界を見ることができるようになりました。( ア )、機械の力によって、新しい美が次々と発現されたのです。
顕微鏡は、目に見えない微生物や虫、草、鉱物など小さな部分を、何千倍、何万倍もの大きさに写して、人間が今まで全然気付かなかった世界を、私たちの目の前に開いてくれました。
菜の花やモンシロチョウ(菜粉蝶)は春の田園の美しさの代表です。ところが、その花粉や、蝶の羽を顕微鏡で見ると、思いがけない(意想不到)形をしているのに、びっくりさせられます。そして、 こんなに美しいものかと、驚かされます。
雪でもそうです。白い雪の美しさや、山や木に積もった雪景色の美しさは、誰でも知っていることですが、顕微鏡で見た雪の美しさは、また格別(特殊)です。雪の結晶は、たいてい六角形をしています。しかも同じ六角形でもその種類はいろいろで、それぞれ違った模様を描いているのです。
私たちは科学の力によって、新しい美しい雪の世界を見ることができるようになりました。これらの雪や蝶の羽などは、どんな図案家の力も及ばないほどの美しさを持っています。
こうした美しさは、誰かが作ったものでもなく、自然のうちに、調和した美しい形ができあがっているのです。
さらに、このごろでは、電子顕微鏡で、金属の組織を拡大して見ることができるようになり、そこにも、私たちの想像も付かない美しい形が現れています。( イ )は、科学の進歩とともに、これからも私たちの前に、新しく発見されていくことでしょう。
1.文中に「自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした」とあるが、その理由は何か。A.目に見える美は一番だから |
B.科学が発達していなかったから |
C.新しい世界を見る意欲がないから |
D.新しい美を発現したくないから |
A.つまり | B.例えば | C.しかし | D.それに |
A.自分の目で見られる世界 |
B.何千倍、何万倍もの大きさに写した世界 |
C.目に見えない世界 |
D.顕微鏡や写真機などの光学機械の世界 |
A.白い雪の美しさ |
B.山や木に積もった雪景色の美しさ |
C.六角形をしている雪の結晶の美しさ |
D.思がけない形をしている雪の美しさ |
A.目に見える美 | B.描かれた絵の美 |
C.白い雪の美 | D.自然の中の美 |
5 . 突然の雨で、傘がなくて困ったり、慌てて傘を買ったのにすぐ晴れてしまった、という経験をした人は多いだろう。必要な時だけ傘が借りられたら、( ア )便利だろうか。
実は、それが可能な町がある。この町は、「弁当を忘れても傘を忘れるな」という言葉があるように、( イ )。そして、観光客の多い町でもある。傘がなくてもみんなが困らないように、最近この町のあるグル一プが「貸し傘」活動を始めた。
この傘は、観光客でも市民でも無料で自由に利用できる。現在 4、500 本以上がバス停やス一パ一、公共の建物などの「貸し傘」用の傘立てに置いてあって、必要な時はそれを借りることができる。返すのは借りたのと同じ傘立てでなくてもいい。
「貸し傘」を始めたグル一プでは、借りた傘は大切に使い、きちんと返してほしいと言っている。また、どこかに置いたままの「貸し傘」を見つけたら傘立てに戻すなどの協力もしてほしいと呼びかけている。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.こんなに | B.そんなに | C.あんなに | D.どんなに |
A.突然雨が降った時に、すぐに傘を買うこと |
B.買っても使わなかった傘を、店に返すこと |
C.使いたい時にだけ、傘を借りて使うこと |
D.雨の日に、傘を差さずに観光をすること |
A.全然雨が降らない |
B.晴れる日がとても多い |
C.とても雨が多い |
D.あまり雨が降らない |
A.この町に来た観光客だけが利用できる。 |
B.「貸し傘」のグル一プの人だけが利用できる。 |
C.観光客なら、利用した傘を記念に持ち帰ってもいい。 |
D.利用した後は、「貸し傘」 用の傘立てのどれかに返せばいい。 |
A.傘を大事に扱い、「貸し傘」の活動がうまくいくように協力してほしい。 |
B.傘をどんどん借りて、「貸し傘」 の利用者が増えるように協力してほしい。 |
C.「貸し傘」の傘が不足しないように、できるだけ傘を集めるのに協力してほしい。 |
D.「貸し傘」の傘が返しやすくなるように、傘立てを増やすことに協力してほしい。 |
6 . 笑顔を向けられれば、( ア )知らない相手からでも、なんとなく気分がよくなるものです。知っている相手からの笑顔なら、なおさら気持ちを温かくしてくれます。
誰かを喜ばせるための一番簡単な方法が、「笑顏を与える」ことです。
自分は恥ずかしがり屋で、笑顔は苦手だという人は、日常生活において大きな損をしています。( イ )していることは、それだけでラッキーな現象を呼び込むからです。笑顏が苦手だという人の中には、その原因として、「おもしろいことがないから」という人もいるでしょう。しかしそれでも、無理にでも笑顏を作ったほうがいいのです。意識的に笑顔を作っているうちに、気分まで明るくなり、本当に、いろいろなことを明るく受け止められるようになるからです。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ、という事実を早く知ってほしいと思います。「ウイスキー」とか「ポッキー」と言うとき、最後の「キー」のところは顔の筋肉が笑顔のときと同じ状態になります。( ウ )、笑顔が苦手だという人は、鏡の前で「ウイスキー」とか「ポッキー」と言いながら、自分の表情を確認し、明るい笑顔づくりを練習してみるといいでしょう。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それを | B.それが | C.これを | D.これが |
A.にこにこ | B.へらへら | C.にやにや | D.ゲラゲラ |
A.笑顔は作らないほうがいい。 |
B.作った笑顔はよくない。 |
C.無理して笑顔を作る必要がない。 |
D.無理な笑顔でも、気分がよくなる。 |
A.一方 | B.ですから | C.ところが | D.このように |
A.知らない人の笑顔が気持ちを温かくすることはできない。 |
B.知らない人の笑顔を与えると自分が損をする。 |
C.意識的に作った笑顔は人を元気にすることはできない。 |
D.意識的に笑顏を作ることで自分の気分が明るくなる。 |
7 . 書店の店内にさまざまな雑誌が並んでいる。月刊誌、週刊誌、季刊誌など。特に多いのは一ヶ月に一回発行されるものであるが、 ア 実際よく早く出る。10 月号が出るのは10 月ではなくて9 月である。時には8 月のうちに出たりする。中の記事はすべて10月にふさわしい記事である「。10 の料理「」秋のおしゃれ「」スポーツの秋「」読書の秋」等々。読み終わって目を上げると、真夏の太陽が イ と光っている。テレビのコマーシャルも早め早めに出る。まだ暑いうちから、「そろそろ寒くなりますから、暖房器具のご用意を」と呼びかける。正月が過ぎるとひな人形の宣伝が始まる。 ある心理学者の調査によると、母親が幼児に対して使うことばで最も頻度が高いのは、「 早く」だそうである。「早く起きなさい」「早く食べなさい」「早く着替えて」「早く帰るんですよ」 と母親は幼児をせき立てる。今や幼児だけでなく成人まで、マスコミの「早く早く」にせき立てられて(被催促)生活している。
うちに:在~期间
によると:根据~、据~
せき立てる:催促
だけでなく:不仅~而且~
1.書店の店内特に多いのは何か。
A.本 | B.月刊誌 | C.週刊誌 | D.季刊誌 |
A.とても | B.たいへん | C.たいてい | D.たしか |
A.ゆれゆれ | B.きらきら | C.ぴかぴか | D.ぺらぺら |
A.母親が幼児に対して使うことばで最も頻度が高いのは、「早く」である |
B.母親が幼児に対して使うことばで最も頻度が高いのは、「早く起きなさい」である |
C.母親が幼児に対して使うことばで最も頻度が高いのは、「早く食べなさい」である |
D.母親が幼児に対して使うことばで最も頻度が高いのは、「早く着替えて」である |
A.幼児 | B.成人 | C.高齢者 | D.幼児と成人 |
8 . 最近の日本の家は「たたみ」の部屋が少なくなって、洋式の部屋のほうが多くなりました。
「たたみ」の部屋は昼間は居間で、夜は「寝室」になって、便利です。ですから、部屋の数が少なくなっても大丈夫です。また、「たたみ」の部屋は日本の気候にあっていると言われています。昔の家は、暑い夏にも風がよく入りましたが、最近の新しい家は風があまり入りません。「 ア 」、生活が洋風化して、テーブルと椅子を使うのが普通になりました。そのほうが快適なのです。
けれども、たいていの家に一つぐらいは「たたみ」の部屋があります。「たたみ」の部屋は少なくなっても、和室が好きな人は大勢いるのです。
今から百年ぐらい前、西洋のものがいろいろ日本に入ってきたころ、日本風の家に一つだけ洋間を作ることが流行しました。窓にはレースのカーテンがかけられ、屋根の形もそこだけ洋風にしました。住宅街が少し明るくモダンに見えました。
今、日本では、洋風の家に少しだけ和室を作って生活しています。
1.「 ア 」に入れる接続詞を次の中から選びなさい。A.そして | B.それに | C.しかし | D.だから |
A.日本人は和室が嫌いになったから | B.生活が洋風化したから |
C.「たたみ」の部屋は快適ではないから | D.和室は日本の気候にあわないから |
A.和室の屋根 | B.洋間の屋根 | C.家全体の屋根 | D.寝室の屋根 |
A.「たたみ」の部屋は風がよく入るから |
B.和室はモダンだから |
C.和室は明るいから |
D.和室が好きな人がおおぜいいるから |
A.「たたみ」の部屋は昼間は「寝室」で、夜は居間になっています。 |
B.いまは日本風の家に一つだけ洋間を作ることが流行しています。 |
C.最近の新しい家は風通しがよくありません。 |
D.たいていの家に二つぐらいは「たたみ」の部屋があります。 |
9 . 親しい友人とショッピングをするために、駅で待ち合せをしました。あなたは10分遅れました。さて、どうしますか?
a. 走って、友達のところへ行って謝る。
b. 走らず、友達のところへ行き、いつもどおりにあいさつする。特に謝らない。
時間は数字ですから、客観的だと思われますが、時間に対する感覚は各文化①___違います。日本人の多くは、「走って友達のところへ行って謝る」を選ぶでしょう。(中略)また、遅れる理由があっても、まずは謝り、その後、理由を説明するという順番になります。
一方、10分という時間はそんなに長い時間でもないし、②それは誤差のうちと考える人もいます。親しい友人同士で、10分や20分で③目くじらを立てるのは④心が狭いと考えます。
また、走らないのは周囲の人から見て自分が走ることは格好がよくないと考えます。自分が格好良くないことをすれば、待っている友人にも恥ずかしい思いをさせるだろうと考えて走らないという考え方もあります。
時間をどのように感じ、どのように行動するかも、文化①___異なり、ある文化で「よい」ことが他の文化では「良くない」ことになることも少なくありません。
さて、友達の家で午後7時からパーティーがある時、あなたは何時に行きますか?文化①___、答えは様々です。7時10分に行く人から午後10時に行く人まで答えも様々ですが、その理由も様々なのが文化のおもしろいところです。外国に行った時は、その国ではどのような時間感覚で人々が行動していますか?確認するといいでしょう。
1.①___に入るのに一番適当なものはどれか。A.によって | B.にとって | C.につれて | D.にあたって |
A.一方 | B.10分 | C.時間 | D.長い時間 |
A.クジラの目が立っている。 |
B.目にクジラのような模様が見える。 |
C.目の端を上げて怒っている。 |
D.目くじらという名前のサインをしている。 |
A.あまり走らない人 |
B.やせていて、病気になりやすい人 |
C.自分の親しい人 |
D.何かを許すことができない人 |
A.約束に遅れたら、理由があってもまずは謝り、その後、理由を説明することが、どの国でも一番いい方法である。 |
B.約束に遅れたら、走って待っている友人のところへ行くのがよい。 |
C.どの国の人も、親しい友人同士の約束なら、時間に遅れてもあまり気にしない。 |
D.午後7時から始まるパーティーに、7時10分に行くのが礼儀だと思う人もいれば、それが失礼なことだと思う人もいる。 |
10 . 料理中に電話がかかってきて、話している間に肉や魚が焦げ(烧焦)てしまう。また、①勉強をしているときに家族に話しかけられ、話が終わったときには、何を考えていたのか忘れてしまう。これらの現象は、「ワーキングメモリ」と言われる記憶に関係しているらしい。
『心と脳の科学』という本によると、脳の記憶には、料理をしていることや勉強で考えていたことを、いつでも思い出せる状態で「保持」したまま、電話の話や家族との会話など別のことを「処理」する働きがある②___。
「ワーキングメモリ」は、この「保持」と「処理」が同時にうまくできるように働いている。しかし、その「保持」の力には限界があり、この限界を超えると、料理や勉強のことを忘れてしまうということらしい。私も含めてなるほどと思う人は多いと思う。
1.①「勉強をしているときに家族に話しかけられ」とあるが、文中の受身けと同じ使い方は次のどれか。
A.この本は若い人に読まれている。 |
B.達也は明子さんに窓を開けられて風邪を引いた。 |
C.その議案は否決された。 |
D.私は蚊に顔を刺されて、とても痒い。 |
A.そうだ | B.みたいだ | C.ようだ | D.べきだ |
A.ベルが鳴っても電話に出ない。 |
B.勉強が速くできるようになる。 |
C.肉や魚が焦げたら、すぐ気づくようになる。 |
D.話が終わったら、すぐ続きの勉強ができる |
A.過去にあったできごとを、いつでもすぐに思い出せる働きをする。 |
B.何かを始める前に、必ず関係のあることを思い出す働きをする。 |
C.一つのことが終わったら、すぐ別の新しいことができる働きをする。 |
D.一つの仕事をしながら、別のことを忘れないようにする働きをする。 |
A.20年ぶりに会った小学校の友だちの名前が思い出せない。 |
B.去年、北海道でスキーをしたことをよく思い出す。 |
C.台所でお湯を沸かしながら、隣の家の人と話を続けた。 |
D.昔、母親にこの公園に連れてきてもらった記憶がある。 |