1 . 茶道は日本の伝統文化 1 、日本国内 2 、海外でも認められている。今や、日本文化を理解する上で不可欠なものと言っても過言ではない。
千利休は茶の湯の心得を、「四規七則」と説いた。「四規」とは和敬静寂で、和敬は茶会での亭主と客相互の心得。静寂は茶室、茶庭の 3 静寂な雰囲気を言う。
茶道の根本とはこのように、自然体のままで季節感を大切にし、「もてなし」と「しつらえ」を基本にした生活文化だと言ってもよいだろう。亭主となった人は、まず庭園を整え、茶室の中に掛け物や水指や茶碗などを用意して、演出の準備を 4 。それらはすべて日本の風土が育んで 5 文化的な結晶と言えるもの 6 だ。だから茶道とは「日本的な美の世界」だということができる。そして亭主と客の間に 7 人間的な温もりが重要な要素となる。それを「和敬清寂」の精神と言う。 8 、人を敬い、和みの世界と、物事に動じない心を生み出す。 9 が茶道だと説いている。
日本の茶文化はまだ全民文化としての内容を備えていない。日本人は茶道を崇めて、多くの有名な家元を生んだので、茶道は民衆の中 10 大きな影響を及ぼしたが、その社会性、民衆性はなお広く深い程度にまでは達していない。日本の茶道は典型性を有しているとも言える。
1.( )A.について | B.にとって | C.に対して | D.として |
A.だけでなく | B.にすぎない | C.でもいい | D.においては |
A.清らかに | B.清らかだ | C.清らかで | D.清らか |
A.しなくてもいい | B.してもいい | C.しなければならない | D.してはいけない |
A.みた | B.いった | C.しまった | D.きた |
A.だけ | B.ばかり | C.ほど | D.くらい |
A.通う | B.通す | C.通る | D.通じる |
A.すなわち | B.だから | C.また | D.すると |
A.これ | B.それ | C.あれ | D.どれ |
A.とも | B.でも | C.にも | D.までも |
第1の知恵:家を安全なスペ一スにする
家具は倒れると危ないから壁にしっかりと固定する。本棚や戸棚(橱柜)には扉に留めをつけて、中のものが落ちるのを防ぐ。
第2の知恵:家族との連絡方法を決めておく
避難場所を打ち合わせる。離れた地域に住む親類や知人宅を連絡先にしておくとよい。
第3の知恵:食料と水を確保する
救援物資が予定通り届くかわからないから、一人につき最低3日分くらいの水と食料を備蓄(储备)しておく。
第4の知恵:サバイバル·グッズ(生存物资)を用意する
非常時の必需品である懐中電灯、携帯ラジオ、家族の写真、緊急医療品、ライタ一、下着などを非常持出袋に入れて、取り出しやすい場所に保管する。
第5の知恵:いざ地震が起きたら
①火の始末
②テーブルなどの下に身をふせる
③ドアを開けて、まず出口を確保する
④あわてて外に飛び出さない、一度出たら戻らない
⑤わが家の安全、隣の安全、互いに声をかけあおう
⑥門や塀(院墙)には近寄らない
⑦割れたガラスに気をつける
⑧正しい情報に耳を貸す(うわさやデマ(谣言)に注意)
1.文中に「命を守る5つの知恵」とあるが、それは具体的に何の知恵か。
A.台風への備え | B.避難勧告 | C.地震対策 | D.火災防止策 |
A.本棚や戸棚の中のものが落ちるのを防ぐため | B.本棚や戸棚が倒れるのを防ぐため |
C.本棚や戸棚のガラスの飛散を防ぐため | D.本棚や戸棚にフィルムを張るため |
A.一世帯につき、多くも一週間くらいの食料と水を確保する |
B.一人につき、少なくとも一週間くらいの食料と水を確保する |
C.一世帯につき、多くも3日くらいの食料と水を確保する |
D.一人につき、少なくとも3日くらいの食料と水を確保する |
A.外に飛び出すこと | B.テーブルなどの下に身をふせること |
C.家族や隣同士と声をかけあうこと | D.火を消すこと |
A.事前に家族と避難場所を確認しなければならない |
B.できるだけの情報を収集しなければならない |
C.いざとなったら何も持たずに素早く家を出なければならない |
D.いざとなったら非常時の必需品を急いで用意しなければならない |
(ア)返事して違う部屋にいったり、愛想笑い(敷衍地笑)をしてやり過ごしたり、そのくせお小遣いをもらえる時だけは調子が良かったり。曽祖母が少しずつ物忘れがひどくなって、老人ホ一ムに入ると決まった時は、ちょっとだけほっとした自分もいた。
小学校低学年の時、曽祖母は亡くなったが、知らされた直後は、私は深く悲しむことも涙を流すこともなかった。(イ)、最後のお別れの時、棺(棺材)の中で眠る曽祖母の顔を見たその瞬間、私は泣き崩れ(痛哭流涕)ていたと思う。曽祖母の顔はなぜだか暖かく見えて、私はそれまでの行動を後悔した。
あの日から何年が経っても、いのちを考える時、私は必ず曽祖母のことを思い出す。だから今ならきっと言える。「冷たくしてごめん」って、たったそのひと言を。
1.文中に「ちょっと苦手だった」とあるが、なぜ筆者がそう思うのか。
A.質問に答えられないから |
B.会いたくないから |
C.曽祖母との付き合い方が分からないから |
D.曽祖母のことが好きではないから |
A.羨ましく | B.懐かしく | C.丁寧に | D.適当に |
A.それなのに | B.それで | C.だから | D.また |
A.曽祖母と最後の別れをしなかったから |
B.曽祖母が生きている間に優しくしなかったから |
C.曽祖母からお小遣いをもらえなかったから |
D.曽祖母が亡くなったことを知った時涙を流すこともなかったから |
A.筆者は曽祖母との仲がとても良い |
B.曽祖母が亡くなったことを知って、筆者は悲しく泣いた |
C.曽祖母とずっと同じ家で暮らしていたから、曽祖母のことが大好きだ |
D.棺の中で眠る曽祖母の顔を見た筆者はそれまでの行動を後悔した |
4 . 2022年4月1日に『民法の一部を改正する法律』が 1 (施行する)ことで、民法が定める成年年齢が18歳に引き下げられた。一方で成人式の対象になる年齢は、多くの自治体で20歳のままとなっている。この背景には18歳が進学・就職を 2 (控える)ているタイミングであり、飲酒や喫煙が 3 (認める)年齢も20歳のままであることが関係している。
インターネット調査の結果によると、本世代の関心事の特徴には、以下の 4 (ようだ)トピックがあることがわかっている。
(1)政治・経済・社会のニュース、第1位は「少子化対策」で43%、年々増加。(2)「ワーキングホリデー」 5 の関心が急上昇、一方で「海外旅行」は低下。円安が 6 (影響)か。
(3)ニュースソースとして「信頼できる情報源」の第1位は「テレビ」で54.4%、根強い支持。
(4)「AI」に「期待」が57%、一方で「AIが、自分の仕事を 7 (うばう)」と「懸念」も51.8%。
(5)新成人の価値観、第1位は「自分 8 (らしい)を大切にする」で半数超、「Z世代(Z世代,指出生于1995年至2009年的一代人)とまとめられる風潮」には肯定・否定ともに約3割で意見 9 分かれる。
(6) 10 (就く)たい職業の第1位は「会社員」、上位に「クリエーター(ゲームやデザイン、音楽)」、「起業家」がランクイン。
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この研究結果は、こんなことを私たちに教えてくれています。「ポジティブ(积极的)なエネルギー」を表現することは、他者に楽しい気分をもたらすことができると同時に、自分自身の健康にも役立つのです。大笑いにせよ、微笑にせよ、常に口元に笑みを浮かべることを心掛けましょう。
1.文中の「調査」の目的は何か。A.若者の笑い状況を把握するため | B.笑いとネガティブな感情との関係を探るため |
C.笑った理由を明らかにするため | D.性別による笑いの程度と頻度の差を把握するため |
A.被験者が調査期間中に毎日調査の質問に答える回数 |
B.被験者が調査期間中に調査の質問に答える合計回数 |
C.被験者が毎日笑った回数 |
D.健康に良いと言われる1日の笑いの回数 |
A.被験者は男性のほうが多い |
B.調査は一か月間続いた |
C.調査はスマホを通してのインタビュー(访问调查)である |
D.調査の質問は笑いの回数と程度に関するものだけである |
A.しかし | B.また | C.だから | D.例えば |
A.性別による笑いの程度と頻度の差がみられなかった |
B.被験者たちは毎日自分が喜びに浸った時に生じた笑いが18回ある |
C.大笑いするより笑う回数が多いほうがストレス軽減効果が高い |
D.腹を抱えて大笑いするのが気分の改善に一番役立つ |
6 . だれにも夢がある 1 、私は信じています。私にも夢があります。小さい時の夢は、世界一周旅行をすることでした。2、十二歳のころから、家族が幸せになることが私の夢となりました。私の両親は私たち子供に教育を 3 ために、仕事をたくさんしなければなりません。父と母は、仕事 4 疲れ、また、忙しくて私たちと一緒にいる時間がない 5 、私が学校を卒業して仕事につき、一日も早く両親に楽を 6 と思っています。この夢を叶える(实现)ために、私はいっしょうけんめい勉強するようにしています。ときどき、勉強している時、つらくてやる気(干劲)を 7 こともありますが、父と母のことを考えていると、またやる気が 8 。
家族の中でみんなが卒業できて、いい仕事ができるようになったら、 9 夢がかなう(实现)でしょう。もし夢がかなったら、家族みんなが幸せになると思います。しかし、たとえ夢がかなわなくても私はいっしょうけんめい頑張って 10 。
1.A.で | B.に | C.を | D.と |
A.だから | B.そうすると | C.つまり | D.しかし |
A.受けて | B.受けさせる | C.受けられる | D.受けていく |
A.で | B.の | C.を | D.へ |
A.でも | B.ても | C.のに | D.ので |
A.してあげたい | B.させてあげたい | C.してもらいたい | D.させてもらいたい |
A.くばる | B.なくす | C.つける | D.すてる |
A.わいてきます | B.ついできます | C.まねいてきます | D.はらってきます |
A.この | B.その | C.あの | D.なんの |
A.きたいです | B.いきたいです | C.みたいです | D.あげたいです |
7 . 山で出会う動物で、もっとも生命の危険を感じるのが熊である。本州の南側で出会う熊はッノワグマであり、1万頭以上も生息している。(ア)北海道にはヒグマがおり2千頭前後がル息しているといわれる。
警戒をしていても熊と会った瞬間は声が出ない。しかし急激な動きは禁物で、できるだけ熊から目を離さないようにし、ゆっくりと動いて熊から離れるようにすること。
熊のなかでも怖いのは子熊。かわいいのでつい近寄りたくなるが、子熊は母熊と一緒にいるとが多く、母熊は遠くから子熊を見ているケースが多い。そのため子熊にかまう(逗弄)と倍害を加えられている」と思い込んで興奮した状態で飛び出してくるのだ。これは熊だけでなく、野生動物全般的にいえること。
対処法としては熊鈴がある。熊鈴の効果についてはいろいろといわれるが、あるガイドは2か月の間に6回も熊と出会ってしまったそうである。6回とも出かけた場所が小屋の近場ということもあり、熊鈴をつけていないときであった。そう考えると、熊鈴には効果があると思える。また北海道では多くのガイドが熊撃退スプレー(喷雾)を所持している。しかし飛行機には持ち込めなかったり、熊と5~10mほど近づかないと効果がなかったりするため、無理をして持つ必要はないだろう。
(能勢博他『科学が教える山歩き超入門』エクシア出版)
1.(ア)に入れるのに適当なのはどれか。A.また | B.しかし | C.そこで | D.たとえば |
A.早くそばから離れること | B.助けを求めること |
C.こっそりと熊の視線から離れること | D.警戒して小熊に近づくこと |
A.かまっていると子熊に攻撃されるから |
B.うっかり近寄ると母熊に襲われるから |
C.ゆっくり離れても子熊は後ろからついてくるから |
D.目を離したすきに子熊に荷物を取られるから |
A.熊鈴がついている山小屋に熊が現れたことがないから |
B.あるガイドは熊鈴をつけていない時にだけ熊に会ったから |
C.熊撃退スプレーより効果があると研究で明らかになったから |
D.熊鈴があると,熊に会う回数が増えるから |
A.あまり効果がないから |
B.持つのは面倒だから |
C.持ち込むのが禁止だから |
D.色々制限があって、実用的ではないから |
8 . この国では多くの人が、拾ったお金 1 ネコババ(私吞)せずに警察に届けていることは、多くの外国人にとっては驚くべきことだ。海外でも、この国の人の 2 (正直)が称賛された。
私は小さい頃、家の近くで財布を拾ったことがある。従兄弟はそれを持ち主に 3 (返す)ことに反対したが、頑固な私 4 負けて、ようやく返すことができた。私は持ち主の笑顔を見ることができて、とても 5 (嬉しい)のだが、それを家族に報告すると、「なんでお金を返したの?」と、半ば馬鹿にしたように私を笑った。
落とし物が戻って 6 (くる)たり、 7 (盗む)たりすることも珍しくないため、いつの間にか、人間同士の信頼が失われていく。そんな他人への不信感に困惑していた私は、この国に来て衝撃を 8 (受ける)。私は、「正直な心」を持つこの国の人の素晴らしさを、母国の人々に 9 (つたえる)ために努力したい。近い将来、母国に、正直な人達がいっぱいになることを 10 (願う)ている。
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9 . 大昔、象は今 1 ような巨体ではありませんでした。約6000万年前に 2 (いる)象の先祖は、今のバク(貘)のような動物 3 、鼻も 4 (短い)のです。
このころ、象の先祖は湿地や森林に住んでいました。しかし、長い間に進化するにつれ、生活の場 5 草原に移し、だんだんと体が大きくなっていったのです。
体が大きくなると、水を飲んだりするのにもエネルギーを使うようになります。そのような中で、鼻が少しでも長いと 6 (生きる)ていくのに 7 (便利)のです。そのために、象はだんだん鼻の長い仲間だけが生き残り、 8 (かず)が増えていきました。そして、ついに鼻の長い象だけが生き残り、現在のようになったのです。
耳の大きさは、住んでいるところによって少し 9 (違)います。たとえば、日がカンカン照りつける草原に住んでいるアフリカ象は大きな耳を持っていますし、反対に、日かげが多い森に住んでいるマルミミ象は、これ 10 少し小さい耳を持っています。
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10 . ぼくのお父さんの毎日は忙しい。朝出勤すると夜中 41 帰ってこない。ぼくと顔をあわせるのは朝ご飯の時だけだ。
それで、去年から朝ご飯の前に30分くらいの散歩をしている。眼が 42 し、運動にもなるし、ぼくもお父さんも気に入っている。
ところが、今日は散歩休みだって。
昨夜、お父さんは怪我をして 43 きた。酔っ払って階段で転んだんだって。幸い打ち身だけだけど、むこうずね(胫部)ってところが青く腫れていて、痛い 44 。
毎日、散歩を楽しみにしていたのに。しかも、今日は土曜日で、仕事はお休みなのに。 45 。
かまってもらい 46 お父さんにまとわりつくぼくをうるさそうに追い払う。ひどいよ。お母さんが外で遊びなさいと庭に 47 。こんな狭い庭で何をしろというの?お母さんの大事にしている、お花の鉢を倒せば怒られるし。泥んこ遊びをしようと穴を掘れば怒られるし。
仕方がないから、今日は 48 寝よう。
夕方、お父さんがリード(牵绳)を持ってきた。 49 だ。
「ごめんよ、シロ。冷やしたらだいぶ良くなった。散歩に行こう。今日はちょっと 50 を伸ばして、隣の町まで行くぞ。」
1.( )A.ほう | B.から | C.まで | D.ばかり |
A.覚える | B.覚める | C.開く | D.閉まる |
A.帰られて | B.帰らせて | C.帰れて | D.帰って |
A.らしい | B.のみたい | C.そうだった | D.のようだ |
A.たのしい | B.おもしろい | C.つまらない | D.するどい |
A.やすくて | B.づらくて | C.っぽくて | D.たくて |
A.出してくれる | B.出してもらう | C.出してあげる | D.出してやる |
A.どんどん | B.がっかり | C.いろいろ | D.ゆっくり |
A.散歩 | B.晚ご飯 | C.買い物 | D.旅行 |
A.足 | B.体 | C.力 | D.頭 |